白血病で亡くなった18歳の少女 彼女がもらった『最高の卒業アルバム』
公開: 更新:
ダイソーのイヤホンを見た客 配色に既視感をおぼえたワケに「全く同じことを考えた」メメタァ(@memetaa_kaeru)さんが、『ダイソー』に足を運んだ時のこと。ふと目に飛び込んできたワイヤレスイヤホンのカラーリングに、既視感をおぼえたといいます。何に似ていたのかは、メメタァさんのつづったコメントとともに、答え合わせをしてみてください!
買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」
カナダに住む18歳の少女、ローラ・ヒリアーさんは、2016年1月20日にその短い生涯を終えました。
急性骨髄性白血病を患っていたローラさん。抗がん剤を用いた治療を受け、自慢のロングヘアが抜け落ちてしまっても、彼女はいつも笑顔だったそうです。
ローラさんは移植手術を受けるため、長い間手術の順番を待っていましたが、なかなか順番はまわってきません。
「まだ次のステップに進めないの、早く順番がまわってこないかしら」
手術の順番を待ち続けながらも、ローラさんは1月1日に高校を卒業。これから訪れるであろう輝かしい未来に、彼女と家族たちは目を輝かせていました。
しかしその願いも虚しく、1月20日、ローラさんはこの世を去ってしまったのです。
そして10日後、ローラさんのお葬式に参列したクラスメイトたちには、とある考えがありました。
「卒業アルバムをもらうことができなかったローラに、寄せ書きをしたい」
そう思ったクラスメイトたちは、ローラさんに『最高の卒業アルバム』をプレゼントすることにしました。
なんと、アルバムの代わりに棺桶にローラさんへの寄せ書きをしてあげたのです!
一面に広がる、カラフルな寄せ書き。この棺桶は卒業アルバムの代わりとなったのです。無念にもローラさんは亡くなってしまいましたが、この寄せ書きは彼女の心を慰めてくれたのではないでしょうか。
現在、移植手術の順番待ちは問題になっています。ローラさんのように、助かるはずの命を落としてしまう人がなくなることを願います。