白血病で亡くなった18歳の少女 彼女がもらった『最高の卒業アルバム』
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
カナダに住む18歳の少女、ローラ・ヒリアーさんは、2016年1月20日にその短い生涯を終えました。
急性骨髄性白血病を患っていたローラさん。抗がん剤を用いた治療を受け、自慢のロングヘアが抜け落ちてしまっても、彼女はいつも笑顔だったそうです。
ローラさんは移植手術を受けるため、長い間手術の順番を待っていましたが、なかなか順番はまわってきません。
「まだ次のステップに進めないの、早く順番がまわってこないかしら」
手術の順番を待ち続けながらも、ローラさんは1月1日に高校を卒業。これから訪れるであろう輝かしい未来に、彼女と家族たちは目を輝かせていました。
しかしその願いも虚しく、1月20日、ローラさんはこの世を去ってしまったのです。
そして10日後、ローラさんのお葬式に参列したクラスメイトたちには、とある考えがありました。
「卒業アルバムをもらうことができなかったローラに、寄せ書きをしたい」
そう思ったクラスメイトたちは、ローラさんに『最高の卒業アルバム』をプレゼントすることにしました。
なんと、アルバムの代わりに棺桶にローラさんへの寄せ書きをしてあげたのです!
一面に広がる、カラフルな寄せ書き。この棺桶は卒業アルバムの代わりとなったのです。無念にもローラさんは亡くなってしまいましたが、この寄せ書きは彼女の心を慰めてくれたのではないでしょうか。
現在、移植手術の順番待ちは問題になっています。ローラさんのように、助かるはずの命を落としてしまう人がなくなることを願います。