夫の遺影と遺骨を見た愛猫 次の行動に「すごい」「涙で前が見えない」
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一緒に暮らしている愛犬や愛猫は、家族そのもの。
時には人の言葉や心境を理解しているかのような振る舞いを見せ、私たちを驚かせます。
1匹の猫が見せたある行動に、多くの人が涙を誘われています。
亡き夫の遺影と遺骨を見た猫が…
ブログにエピソードを投稿したのは、京都で農業を営んでいるFarmer’s KEIKOさん。
KEIKOさんは、2018年10月に夫を亡くしました。生前の夫と共に育てていたのは、愛猫のごんぼです。
ごんぼは「忙しくて構ってあげられない」という理由で、夫が入院してから亡くなり、四十九日が過ぎるまではKEIKOさんの実家に預けられています。
突然起きた生活の変化に、何かを感じ取っていたのでしょう。ごんぼは夫が入院している間、実家で夫の愛用する帽子の横にずっと座って過ごしていたといいます。
ある日のこと。夫の葬儀を終えたKEIKOさんは、実家にいるごんぼの元へ、遺影と遺骨を持っていきました。
『おっちゃん』という呼び名で慕っていた夫の帰りに、ごんぼは…。
ごんぼは、机の上にある夫の遺影と遺骨にすぐさま反応し、頬をこすりつけました。
警戒心の強い愛猫が見せたためらいのない行動に、KEIKOさんは涙が止まらなくなったといいます。
一連のエピソードに対し、ネット上では次のようなコメントが寄せられています。
・動物ってすごいですよね。きっと旦那さんのことも分かっているんだと思います。
・涙で前が見えなくなりました。ごんぼの元気な姿が救いですね。
・慌ただしい時期が過ぎて、早く一緒に暮らせますように。応援しています!
普段はべたべたと甘えないごんぼですが、いまは飼い主の変調を感じ取っているのでしょう。
実家に泊まる時には、夜になると悲しみで胸が押しつぶされそうなKEIKOさんの横に来て、添い寝をしてくれるのだそうです。
いつだって飼い主の心に寄り添う動物の優しさに、胸がいっぱいになりますね。
夫の四十九日が過ぎたら、KEIKOさんはごんぼとまた一緒に暮らす予定だといいます。
再び一緒に生活できる日まで、ごんぼには実家でのんびりと過ごしながら待っていてほしいものです。
[文・構成/grape編集部]