ニワトリの寿命はどれくらい?寿命を左右する要因や気になる疑問を解説
公開: 更新:

※写真はイメージ

セリアのすのこが有能でびっくり 「こんなに便利に使えるなんて」押し入れやシューズボックスに設置して湿気対策を図る『すのこ』。このままでも万能なアイテムですが、本棚や机などを手軽に作れる材料でもあります。セリアのすのこは素材やサイズの選択肢があるので、イメージしている完成図に近い材料を集めやすいですよ。今回は、セリアのすのこの種類やサイズをお伝えしたうえで、簡単なDIYアイディアをご紹介します。

森昌子の現在に、黒柳徹子がドン引き!? 引退を惜しむ声 森昌子(もりまさこ)さんは、日本を代表する女性歌手の一人で、女優としても活躍しています。60歳となった森昌子さんは2019年3月に、2019年末で芸能生活から引退することを発表。そんな森昌子さんのこれまでの活躍や、ネット上で話題となった黒柳徹子さんとの共演について詳しく見ていきましょう。
犬や猫の寿命を耳にするケースはあるかと思いますが、ニワトリの寿命を知っている人は少ないのではないでしょうか。ニワトリは、卵や鶏肉といった日本人の食生活に深く根付いています。
本記事では、ニワトリの寿命を解説しつつ、寿命を左右する4つのポイントをまとめました。さらに、ニワトリの成長や卵についての気になる疑問とその回答もご紹介。
「ニワトリはどのくらい生きるのか知りたい」「卵を産まなくなった卵用鶏はどうなるの」という疑問をお持ちの人は、ぜひ参考にしてください。
ニワトリの寿命は種類や環境で異なる
※写真はイメージ
一般的に、ニワトリの寿命は10年前後といわれています。しかしニワトリといっても、その種類はさまざまです。
家庭でペットとして飼われているニワトリや、卵を産むために育てられる卵用鶏など、それぞれ育つ環境は異なります。環境や飼育目的が異なることで、寿命に差が生まれるようです。
卵用鶏は、卵の質が低下してくる1~2年ほどの間に、その役目を終えます。肉用鶏である若鶏(通称:ブロイラー)は、急速に成長するよう品種改良されているため、6~8週間ほどで出荷されることが一般的です。
これら卵用鶏や肉用鶏の飼育期間は、経済寿命と呼ばれています。経済寿命は、採算性などを考慮したうえで決められており、本来の寿命と比べ短く設定されるケースもあるようです。
ニワトリの寿命を左右する4つのポイント
※写真はイメージ
卵を産ませることが目的だったとしても、ペットとして迎え入れた場合、できるだけ長く生きてほしいですよね。
ニワトリの寿命を延ばすには、飼育環境が重要です。本章では、飼育環境を整える際に押さえておくべき4つのポイントを紹介いたします。
清潔な住居
ニワトリの生活を支えるのは、清潔な住環境です。
ニワトリはトイレのしつけが難しく、決まった場所に糞をするわけではありません。そのため、定期的に小屋を清掃する必要があります。
ニワトリが体をきれいに保てるように、砂浴びや羽繕いなどができる清潔なエリアや、羽を広げても隣のニワトリにぶつからない十分なスペースを確保してあげましょう。
また、病気を予防する工夫も必要です。世話のために小屋に入る際には長靴ごと消毒をし、病気の原因となる菌を持ち込まないことがポイント。
飼育小屋の出入り口付近には、消毒薬を入れた容器などの踏み込み消毒槽を設置しましょう。
病気の予防
健康で長生きしてもらうには、病気を予防することが大切です。適切なワクチンの接種により、さまざまな疾病からニワトリを守れる可能性が高まります。
ニワトリを複数飼育する場合は、一羽一羽の健康が、群れ全体の健康につながるでしょう。
鳥の疾病としてよく耳にする鳥インフルエンザは、ニワトリにも感染する可能性があります。
感染が発覚した場合、養鶏場内でのさらなる感染を防ぐため、鳥インフルエンザになったニワトリのみならず同じ小屋で生活するすべてのニワトリを殺処分しなければなりません。
2025年現在、有効なワクチンはまだないため、小屋の中を清潔に保ち、野鳥との接触を避けることが重要です。
バランスのとれた食事
栄養バランスのとれた食事を与えることも、長寿につながります。栄養バランスが崩れると、栄養不足に陥り、健康的な問題が生じる恐れも。
市販の配合飼料には、さまざまな栄養素がバランスよく混ぜられています。天然の青草である緑餌(りょくじ)にもあらゆる栄養素が含まれており、ニワトリも好んでついばむでしょう。
養鶏場の中には、独自にタンパク質やカルシウムなどを含む食材を配合し、無添加でニワトリを飼育している施設もあるようです。
ストレスのない生活
ストレスの少ない環境で育てることも、寿命を延ばす大きなポイントです。
狭いスペースに複数のニワトリがひしめき合って生活した場合、ストレスによる争いが起きることも。
ストレスを溜めないためにも、十分な広さがあり、安心して過ごせる環境を用意することや、小屋から出して1日一回程度外を散歩させることなどを心掛けましょう。
ニワトリの寿命や成長に関する豆知識
※写真はイメージ
ニワトリは、卵や鶏肉によって身近な存在ではあるものの、その生育や寿命については、知らない人も多いでしょう。ここからは、ニワトリの成長や寿命に関する疑問と回答をご紹介します。
ひよこはどれくらいで大人になる?
ニワトリは、生まれてしばらくの間見られるひよこの時期と、大人になってから姿が異なります。孵化(ふか)してから、一般的にニワトリと呼ばれる成鶏(せいけい)になるまでの期間は、およそ5か月。
生後1か月程度までのひよこは、幼雛(ようすう)と呼ばれます。体温調節が苦手なため、暖かい環境で育てなければなりません。
かわいいひよこの期間は、ほんのわずかであり、生後1か月をすぎると中雛(ちゅうすう)と呼ばれる、ひよことニワトリの中間くらいの見た目になります。
さらに生後2か月半ほどで大雛(だいすう)と呼ばれる、小型のニワトリくらいの大きさにまで成長し、5か月が経つ頃には立派な成鶏へ成長するのです。
卵を産めるようになるのはいつ頃から?
メスのニワトリが卵を産めるようになるのは、成鶏となる5か月前後が一般的です。中には生後4か月頃から卵を産むニワトリもいます。
なお、体の中で次の卵ができるまで、23~26時間ほどかかるといわれているため、基本的には1日1個、1年で365個が最多です。ただし、必ず毎日卵を産むわけではなく、平均して年間300個ほどの卵を産むといわれています。
ニワトリが卵を産めるのはいつまで?
卵用鶏は、生まれて1~2年ほどの間にその仕事を終えます。しかし、ニワトリが1~2年で卵を産めなくなるわけではありません。
産卵数は減っていくものの、7~8年までは卵を産むといわれています。寿命が10年ほどと考えると、病気などでなくならない限りは卵を産まなくなってから2~3年間は、生きられるでしょう。
ニワトリを飼ったら毎朝新鮮な卵が食べられる?
ニワトリを飼ったら、毎朝産みたての卵を食べることが楽しみという人もいるかもしれません。
しかしニワトリの産卵時間は、午前9時~10時がピーク。
ニワトリによって、卵を産む時間はまちまちですが、次の卵が腹の中にできるまで23~26時間を要することから、毎日同じ時間に卵を産むわけではないようです。
そのため、早朝とれた卵を朝食で食べられるかというと、必ずしもそうではないことを理解しておきましょう。
ニワトリの寿命は約10年だが種類や環境によって異なる
ニワトリの寿命は、およそ10年ほどといわれています。ただし、種類や環境によっては10年生きられないニワトリもいます。
卵用鶏や肉用鶏は、採算性などを考慮して人間が決めた経済寿命がくると、殺処分や食用として解体されることが一般的です。
ペットとして飼育を考えているのであれば、およそ10年生きることを想定して住環境や食生活などを整え、最後まで責任をもって飼育しましょう。
[文・構成/grape編集部]