水筒から食中毒を防ぐには? ポイント2つに「なるほど」「今日からやる」
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水筒で持ち歩いた飲み物から変な味がしたり、ニオイが気になったりしたことはありませんか。
実は、水筒の使い方を誤ると、知らないうちに食中毒のリスクを高めてしまうことがあります。特に夏場や湿度の高い季節は、菌が繁殖しやすいため注意が必要です。
本記事では、水筒での食中毒を予防するポイントを紹介します。
水筒と食中毒の意外な関係
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近年では、水筒に使われている『金属成分』による食中毒が危険視されているのをご存じでしょうか。
通常、新品の水筒は内部にコーティングが施されており、金属成分の溶け出しを抑える工夫がされています。そのため、適切に使用している限り健康への影響は心配ありません。
しかし、長期間使用している水筒には注意が必要です。
セラミック製の調理器具を製造販売する、京セラ株式会社のウェブサイト『京セラキッチンオンラインストア』では以下のように解説されています。
水筒での食中毒を予防する2つのポイント
とはいえ、定期的な水分摂取のために水筒は欠かせません。そこで、食中毒を予防し、安心して水筒を使用するためのポイントを2つ紹介します。
1.水筒の内部にサビや傷がないかを確認する
まず大切なのは、水筒の状態を定期的にチェックすることです。
特に、内部にサビや細かい傷があると雑菌が入り込みやすくなり、洗っても完全に落としきれない場合があるでしょう。
さらに、金属の腐食によって飲み物の味やニオイに影響が出る場合も。
ステンレス製の水筒は、耐久性に優れているとはいえ、長年の使用や強い衝撃で内側にダメージが生じることがあります。
細かい傷は肉眼では見えにくいため、光にかざしてチェックしてみてください。
食中毒のリスクを減らす第一歩は、黒ずみやサビを見つけたら、早めに買い替えや修理を検討することです。
2.酸性度が高い飲み物を長時間保管しない
スポーツドリンクや炭酸飲料、果汁ジュースなど酸性度の高い飲み物は、水筒での長時間保管に向いていません。
同ウェブサイトでは、理由を以下のように挙げています。
まずは、水筒の説明書を確認し、酸性度の高い飲み物を保管しても大丈夫か確認しましょう。
保管が大丈夫な場合でも、長時間保管した場合は味の変化などがないか注意が必要です。少しでも異変を感じた場合は、飲み物を飲まないようにしてください。
さらに気を付けたいポイント
夏場に氷を入れて使う場合でも、氷が溶けた水分を長時間放置すると食中毒のリスクが増します。
保冷性の高い水筒を選び、適切に使うことも食中毒を防ぐには大切です。
また、目に見えない菌を防ぐため、週に一度は酸素系漂白剤を使って除菌するのもいいでしょう。
同じ漂白剤でも、塩素系は金属を傷めやすいため、ステンレス製には酸素系が推奨されています。水筒の説明書をよく読み、適切なお手入れ方法を心がけてください。
正しい使い方を意識して、お気に入りの水筒をより長く使いましょう。
[文・構成/grape編集部]