『桜桃』これ読めたら天才かも→スーパーで売られているフルーツで…【難読漢字の果物3選】
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スーパーで買える身近なフルーツ 意外すぎる『実り方』に「なんちゅう姿をしているねん」今回は、思わず「なんちゅう姿をしているねん」とツッコミを入れたくなるような、ユニークな実り方をするフルーツたちを紹介します。
普段はカタカナやひらがなで書く食材の漢字表記を見て、「そう書くのか!」と驚くことはありませんか。
今回はスーパーマーケットでも売られている身近なフルーツの、あまり知られていない漢字を3つ紹介します。
こんな風に書くの!?難読漢字のフルーツ3選
『林檎(リンゴ)』や『梨(なし)』など、誰もが知っているフルーツの漢字表記もありますが、中には「え、これがあのフルーツ?」と思うような難読漢字もあります。
あなたは、以下の漢字がなんのフルーツか分かりますか。
問題1:甘蕉
『甘蕉』。この漢字を見て、どんなフルーツを思い浮かべたでしょうか。
『甘』という漢字の通り甘いフルーツで、朝食で食べたり、ヨーグルトに入れたりして楽しむ人もいますよ。
さぁ、なんだか分かりますか。下にスクロールして答え合わせしてみましょう。
※写真はイメージ
正解はバナナです!
『甘蕉(かんしょう)』という漢字は、文字通りバナナが「甘い果実」であることと、植物の『バショウ(芭蕉)科』に属することから名づけられました。
『バナナ』とカタカナで書くことが一般的なため、漢字を知らなかった人も多いでしょう。
問題2:桜桃
『桜桃』という漢字を見て、「桜の桃…なんだそれ」と思う人も多いかもしれません。
しかし実は、この漢字自体にヒントが隠されています。なんだか分かりますか。
プチプチとして、甘酸っぱいフルーツです。少し考えてから、以下の答えを見てみましょう。
※写真はイメージ
正解は、サクランボ!
『桜桃(おうとう)』は、バラ科サクラ属の果実を指す言葉で、古くからこの漢字が使われてきました。
昔は『桃』という漢字が果実全般を指すこともあり、「桜に生る果物」という意味で『桜桃』と呼ばれるようになったそうです。
諸説ありますが、『サクランボ』という名前の由来は、小さくてかわいい果実を子供に見立てた「桜ん坊」がもとになっているといわれています。
問題3:李
最後の問題は、『李』。
普通に読むと「り」と読みますが、一文字ではなんのフルーツなのかが、まったく予想がつきませんよね。
ヒントは、夏が旬でジャムや果実酒にもよく使われるフルーツです。
少し考えてから、以下で正解をご覧ください。
※写真はイメージ
正解は、スモモでした!
『李』は、中国でバラ科スモモ属の果実を指す漢字として使われており、日本にもそのまま伝わりました。
ちなみに、『李下に冠を正さず』という中国の古いことわざにも『李』は登場しています。
直訳すると、「スモモの木の下で冠(かんむり)を直すと、まるで果実を盗もうとしているかのように見えるので控えるべきだ」となり、誤解される行動を避けるべきという教訓を示しています。
あなたはいくつ正解できましたか。バナナもサクランボもスモモも、一般的にはひらがなやカタカナで書くことが多いため、これらの漢字表記を知らなくても日常生活に支障はありません。
しかし、雑学として知っておけば、意外な由来や歴史も学べるので、覚えておいて損はないでしょう。
[文・構成/grape編集部]