「すごく悲しい事ですが…」 幼稚園が『男女共用トイレ』になって、無視できない被害発生
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- 出典
- @hanamori_h
トイレの状態によって、利用者による施設や学校などへの印象が左右されるため、昨今では改修工事が積極的に行われています。
古くて汚れたトイレより、最新式できれいなほうが、老若男女を問わず嬉しいでしょう。
設備の改修をする際、敷地面積との兼ね合いや、回転率、多様性などさまざまな観点から『男女共用トイレ』を導入する場合もあります。
『幼稚園が男女別トイレから共用トイレに変わった時の話』
2児の母親である、花森はな(@hanamori_h)さんは、娘さんが通っていた幼稚園での出来事をTwitterに投稿しました。
幼稚園のトイレは古く、子供や保護者から評判が悪かったため、改修工事が行われたとのこと。
その際、男女別から『男女共用トイレ』に変更されたことにより、娘さんがある被害に遭ってしまうのです。
卒園して3か月してから発覚した、娘さんの被害。
『男女共用トイレ』かつ、仕切りが低いために、一部の男子による覗きが発生していたのです。
幼稚園教諭の数が限られる中、園児の命に危険がないかをチェックするには、『男女共用トイレ』かつ、仕切りが低いほうが安全を確保できるのかもしれません。
しかし、幼稚園教諭はトイレに行く子供のすべてを見守ることはできず、性被害が発生する隙がありました。きっと娘さんのみならず、複数の女子がトイレを危険な場所に感じていたことでしょう。
問題が起きづらい構造を保ち、子供たちが安心してトイレを利用できるように、「男女別トイレを残してもらえないか」と花森さんはお願いしています。
考えさせられる『男女共用トイレ』のエピソードには、数々の意見が寄せられました。
・性的な意味での覗きは当然NG。「子供の純粋な好奇心だからOK」ってことにも、もちろんならない。
・プライベートゾーンを教えるとともに、「何が犯罪に当たって、やってはならないのか」を早いうちから教えることも大切だと思います。
・子供の頃、幼稚園に通い始めて粗相が増えた原因が「男子が覗いてくるから怖くてトイレに行けない」でした。実害があります。
・私が通っていた幼稚園も『男女共用トイレ』。安全ではないので、女子は2人組でトイレに行き、1人が見張りをしていました。
また、男子も小便器で用を足す際、女子に局部や排せつ姿を見られるリスクから、「『男女共用トイレ』の利用は嫌だった」という声も上がっていました。
必要とする人の声を受けて、多岐に分かれていくトイレ。
『男女共用トイレ』や『バリアフリートイレ』などの導入を歓迎する声がある一方、男子トイレや女子トイレをなくす流れには、反対する声もあります。
安全にトイレを使用できる環境を作るためには、どうしたらいいのか…デメリットをきちんとすくいあげ、検討するなどの対応が望まれています。
また、花森さんは、登校拒否から始まる親子の奮闘を描いた漫画『息子が学校に行けなくなりました』を発売しています。
気になった人は、こちらも読んでみてはいかがでしょうか。
息子が学校に行けなくなりました。 (コミックエッセイ)
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[文・構成/grape編集部]