「汗をかきにくい人はほんと危ない」 熱中症の体験談にゾッとする…
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- 出典
- @nurajirou
猛烈な暑さが続く夏。各地では熱中症への警戒が呼びかけられ、体調管理には一層注意が必要です。
中には、自分で体調の異変に気付かないまま、具合が悪くなってしまうケースも…。
漫画家の、ぬら次郎(@nurajirou)さんは、自身が熱中症になった時の体験を漫画にし、反響を呼んでいます。
『熱中症になった話』
ぬら次郎さんが、兄と姉と花火を見に行った時のこと。
外を10分ほど歩いたところで、ぬら次郎さんは『ある異変』を指摘されます。
外を少し歩いただけなのに、ぬら次郎さんの顔は真っ赤になっていたのです。
兄と姉の判断で、日陰で休むことになった、ぬら次郎さん。
水分もとっており、「熱中症になるにしても、いくらなんでも早くないか?」と考えていましたが、あることに気が付きます。
「最初から全然汗かいてないわ」
そう、ぬら次郎さんは暑い外を歩いても全然汗をかいておらず、軽い熱中症になっていたのです!
すぐさま応急処置として、手元にあった麦茶を手に注いでもらい、身体に塗りたくったという、ぬら次郎さん。
汗が蒸発する時に熱を奪う気化熱の現象を利用して、体温を下げようとしたのです。
周りからは不審がる声が聞こえてきましたが、自身の経験からためらっている場合ではないと感じたそう。
ぬら次郎さんの判断は正しかったようで、汗の代わりに麦茶を身体に塗ったことで体温が下がり、熱中症は軽度で済んだといいます。
自分では気付かない熱中症の怖さと、ぬら次郎さんの賢明な判断に「なるほど…」「これはいい判断」といった声が寄せられています。
・汗をかきにくい人は本当に危ないんだよね。気付かないうちになっている人が多いだろうな…。
・熱中症対策というと水分とミネラルの補給に焦点が当たりがちだけど、身体の熱を下げるっていうのが一番重要ですからね。
・対処がさすがすぎる!小学校の保健室に貼って欲しい。
・ためになりました!軽度で済んでよかった…。
つい水分と塩分補給に目がいきがちな熱中症対策。しかし、身体の熱を放出するためには汗をかくことが重要だといいます。
普段汗をかきにくい人にとっては、特に気を付けたいポイントではないでしょうか。
ぬら次郎さんの気化熱を利用した応急処置は、多くの人にとって有益な情報となったようです。
暑い夏を健康に楽しく過ごすために、いざという時の対処法を覚えておきたいですね。
ぬら次郎さんのほかの作品はコチラから
今回のエピソード以外にも、日常を描いた漫画をKindleで無料で配信している、ぬら次郎さん。気になった人は、ぜひご覧ください。
[文・構成/grape編集部]