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「パソコン使用中はヤバイ!」 カミナリの時、コンセントを抜いたほうがいい『理由』

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

・大丈夫かな?パソコンを使っている最中の雷は、本当に怖い。

・今は重要な作業をしているから、雷は勘弁して!

・え、雷が近くない?パソコン使用中はヤバイ。

・一応、コンセントを抜いておこうかな…。

天候が不安定になり、雷が増える時期には、ネット上にこのようなコメントが相次いで投稿されます。

しかし、人によっては「なぜパソコンの使用中に、雷を怖がるの?」と不思議に思っているかもしれません。

※写真はイメージ

そんな侵入の仕方をするんだ!?雷の危険性

コンピュータ用備品の製造や販売を行っているサンワサプライ株式会社(以下、サンワサプライ)は、自社のウェブサイトで、雷がパソコンに及ぼす被害と対策について説明しています。

サンワサプライによると、落雷が自宅に直撃しなくても、雷の発生した周辺には大きな電圧が発生し、パソコンなどの家電製品が故障するほか、最悪の場合は発火する恐れまであるといいます。

電柱や地面に落雷した場合、異常な過電圧・過電流が室内に流れ込む『雷サージ』が発生するとして、次のように室内への侵入経路を解説しました。

雷サージが電源線・電話線などを伝って室内に侵入すると、パソコンなどの機器の基盤が焼けてしまったり、ハードディスクが損傷してしまったり、機器の誤作動・故障などにつながる恐れがあります。

雷サージは、電柱やアンテナから電話線・電源線・アンテナ線を伝って建物内に侵入するパターンと、建物に落雷がない場合でも「大気」から雷サージが侵入するパターンがあります。雷が鳴っている間は常に警戒が必要です。

サンワサプライ株式会社 ーより引用

自宅近くの電線や電話線などに落雷すると、電話線やLANなどの接続に使う『モジュラージャック』やコンセントを伝って、過電圧・過電流が屋内に侵入。

付近の建物や樹木に落雷した場合も、電流が大地に向かって浸透しきれず、配電線や通信線などを介して室内に侵入するといいます。

また、落雷がなくても大気から雷サージが侵入するパターンもあるとのこと。

だから、雷が発生したら警戒する必要があるのですね。

今すぐにできる雷対策と、事前にしておきたい対策

サンワサプライは、参考になる対策2点をウェブサイト上で紹介しています。

雷被害を防ぐいちばんの安全策としては、2つ挙げられます。

1.機器の電源を切って、ケーブル類を外す。

2.「雷ガードタップ」を使用する。

雷が発生したらパソコンのデータをすぐ保存して電源を切り、電源ケーブルをコンセントから外して、外部とつながるケーブル(LANケーブル・TVアンテナケーブル・アース線など)を外すことが効果的です。電源をオフにしてもケーブルがつながっていれば雷サージは入り込んでしまうため、外からの進入経路を断つことが重要です。

しかし、雷が発生するたびにこれらの作業を行うのは非常に難しいため「雷ガードタップ」の使用をおすすめします。

サンワサプライ株式会社 ーより引用

1点目のケーブルを抜く方法は、雷に気付いた時、誰でもすぐにできそうです。

2点目の『雷ガードタップ』は、普通の電源タップに見えて、機器とコンセントとの間に雷サージを減少させる装置が入っている優れもの!

機器に高電圧が送られないように、保護してくれます。

雷をガードする製品を事前に取り付け、普段から対策していれば、雷が発生しても焦らずに済みそうですね。

ただし、自宅やアンテナへ直撃した場合は、雷をガードする製品を設置していても、保護しきれない可能性が高いとのこと。

在宅の時は、万が一の被害まで想定して、ケーブル類を外すほうがよいかもしれません!

雷の危険について知らなかった人は、ぜひ参考にしてみてください。


[文・構成/grape編集部]

出典
サンワサプライ株式会社

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