「パソコン使用中はヤバイ!」 カミナリの時、コンセントを抜いたほうがいい『理由』 By - grape編集部 公開:2022-06-12 更新:2022-06-12 パソコン注意喚起 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ ・大丈夫かな?パソコンを使っている最中の雷は、本当に怖い。 ・今は重要な作業をしているから、雷は勘弁して! ・え、雷が近くない?パソコン使用中はヤバイ。 ・一応、コンセントを抜いておこうかな…。 天候が不安定になり、雷が増える時期には、ネット上にこのようなコメントが相次いで投稿されます。 しかし、人によっては「なぜパソコンの使用中に、雷を怖がるの?」と不思議に思っているかもしれません。 ※写真はイメージ そんな侵入の仕方をするんだ!?雷の危険性 コンピュータ用備品の製造や販売を行っているサンワサプライ株式会社(以下、サンワサプライ)は、自社のウェブサイトで、雷がパソコンに及ぼす被害と対策について説明しています。 サンワサプライによると、落雷が自宅に直撃しなくても、雷の発生した周辺には大きな電圧が発生し、パソコンなどの家電製品が故障するほか、最悪の場合は発火する恐れまであるといいます。 電柱や地面に落雷した場合、異常な過電圧・過電流が室内に流れ込む『雷サージ』が発生するとして、次のように室内への侵入経路を解説しました。 雷サージが電源線・電話線などを伝って室内に侵入すると、パソコンなどの機器の基盤が焼けてしまったり、ハードディスクが損傷してしまったり、機器の誤作動・故障などにつながる恐れがあります。 雷サージは、電柱やアンテナから電話線・電源線・アンテナ線を伝って建物内に侵入するパターンと、建物に落雷がない場合でも「大気」から雷サージが侵入するパターンがあります。雷が鳴っている間は常に警戒が必要です。 サンワサプライ株式会社 ーより引用 自宅近くの電線や電話線などに落雷すると、電話線やLANなどの接続に使う『モジュラージャック』やコンセントを伝って、過電圧・過電流が屋内に侵入。 付近の建物や樹木に落雷した場合も、電流が大地に向かって浸透しきれず、配電線や通信線などを介して室内に侵入するといいます。 また、落雷がなくても大気から雷サージが侵入するパターンもあるとのこと。 だから、雷が発生したら警戒する必要があるのですね。 今すぐにできる雷対策と、事前にしておきたい対策 サンワサプライは、参考になる対策2点をウェブサイト上で紹介しています。 雷被害を防ぐいちばんの安全策としては、2つ挙げられます。 1.機器の電源を切って、ケーブル類を外す。 2.「雷ガードタップ」を使用する。 雷が発生したらパソコンのデータをすぐ保存して電源を切り、電源ケーブルをコンセントから外して、外部とつながるケーブル(LANケーブル・TVアンテナケーブル・アース線など)を外すことが効果的です。電源をオフにしてもケーブルがつながっていれば雷サージは入り込んでしまうため、外からの進入経路を断つことが重要です。 しかし、雷が発生するたびにこれらの作業を行うのは非常に難しいため「雷ガードタップ」の使用をおすすめします。 サンワサプライ株式会社 ーより引用 1点目のケーブルを抜く方法は、雷に気付いた時、誰でもすぐにできそうです。 2点目の『雷ガードタップ』は、普通の電源タップに見えて、機器とコンセントとの間に雷サージを減少させる装置が入っている優れもの! 機器に高電圧が送られないように、保護してくれます。 雷をガードする製品を事前に取り付け、普段から対策していれば、雷が発生しても焦らずに済みそうですね。 ただし、自宅やアンテナへ直撃した場合は、雷をガードする製品を設置していても、保護しきれない可能性が高いとのこと。 在宅の時は、万が一の被害まで想定して、ケーブル類を外すほうがよいかもしれません! 雷の危険について知らなかった人は、ぜひ参考にしてみてください。 [文・構成/grape編集部] 出典 サンワサプライ株式会社 Share Post LINE はてな コメント
・大丈夫かな?パソコンを使っている最中の雷は、本当に怖い。
・今は重要な作業をしているから、雷は勘弁して!
・え、雷が近くない?パソコン使用中はヤバイ。
・一応、コンセントを抜いておこうかな…。
天候が不安定になり、雷が増える時期には、ネット上にこのようなコメントが相次いで投稿されます。
しかし、人によっては「なぜパソコンの使用中に、雷を怖がるの?」と不思議に思っているかもしれません。
※写真はイメージ
そんな侵入の仕方をするんだ!?雷の危険性
コンピュータ用備品の製造や販売を行っているサンワサプライ株式会社(以下、サンワサプライ)は、自社のウェブサイトで、雷がパソコンに及ぼす被害と対策について説明しています。
サンワサプライによると、落雷が自宅に直撃しなくても、雷の発生した周辺には大きな電圧が発生し、パソコンなどの家電製品が故障するほか、最悪の場合は発火する恐れまであるといいます。
電柱や地面に落雷した場合、異常な過電圧・過電流が室内に流れ込む『雷サージ』が発生するとして、次のように室内への侵入経路を解説しました。
自宅近くの電線や電話線などに落雷すると、電話線やLANなどの接続に使う『モジュラージャック』やコンセントを伝って、過電圧・過電流が屋内に侵入。
付近の建物や樹木に落雷した場合も、電流が大地に向かって浸透しきれず、配電線や通信線などを介して室内に侵入するといいます。
また、落雷がなくても大気から雷サージが侵入するパターンもあるとのこと。
だから、雷が発生したら警戒する必要があるのですね。
今すぐにできる雷対策と、事前にしておきたい対策
サンワサプライは、参考になる対策2点をウェブサイト上で紹介しています。
1点目のケーブルを抜く方法は、雷に気付いた時、誰でもすぐにできそうです。
2点目の『雷ガードタップ』は、普通の電源タップに見えて、機器とコンセントとの間に雷サージを減少させる装置が入っている優れもの!
機器に高電圧が送られないように、保護してくれます。
雷をガードする製品を事前に取り付け、普段から対策していれば、雷が発生しても焦らずに済みそうですね。
ただし、自宅やアンテナへ直撃した場合は、雷をガードする製品を設置していても、保護しきれない可能性が高いとのこと。
在宅の時は、万が一の被害まで想定して、ケーブル類を外すほうがよいかもしれません!
雷の危険について知らなかった人は、ぜひ参考にしてみてください。
[文・構成/grape編集部]