アンダーアーマーのレディース向けランニングシューズレビュー 初心者が履いた感想は?
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いざ走ろうという時に、どんな靴を履いたらいいのか迷ってしまう人も多いでしょう。
筆者はときどき近所を走る程度の初心者なので、特に疑問も持たずに使い古したスニーカーで走っていましたが、最近ランニングシューズというものに少し興味が湧いてきました。
もし劇的に走りやすくなるとしたら、モチベーションアップにもつながりそうですよね!
調べてみるとたくさんの商品があり、値段もピンからキリまでありましたが、あまりに安いと機能面が心配です。
そこで、筆者が目を付けたのが『UNDER ARMOUR(以下、アンダーアーマー)』のランニングシューズ。
アンダーアーマーというとアスリート向けのスポーツウェアのイメージが強いですが、実はランニングシューズやトレーニングシューズの開発にも力を入れているようなんです。
以前購入したアンダーアーマーのスポーツインナー『コールドギア』がかなり優秀だったので、おのずとランニングシューズへの期待も高まります。
この記事では、アンダーアーマーのレディース向けランニングシューズの中から、初心者でも履きこなせそうな2足をピックアップし、それぞれの性能や履き比べた感想を紹介します。
アンダーアーマーのランニングシューズ 性能をチェック!
アンダーアーマーのレディース向けランニングシューズの中から、今回ピックアップしたのは以下の2つ。
左:ベロシティ3 右:ホバー ファントム3
・UAベロシティ3
・UAユニセックス ホバー ファントム3 スポーツスタイルエディション
どちらも定価1万5千円超の本格的なランニングシューズですが、セール価格で30%オフでゲットすることができました!
基本情報は以下の通り。
それぞれ詳しく見ていきましょう!
UAベロシティ3
アンダーアーマー公式サイトで見る
アンダーアーマーのランニングシューズ『UAベロシティ3(以下、ベロシティ3)』は、ベロシティシリーズの3代目。
普段のトレーニングからレース本番まで使用できる、汎用性の高いランニングシューズです。
ソール:「素早い反発性で推進力を生み出す」
『ベロシティ3』は、アウトソールとミッドソールを一体化した特殊なソールユニット『FLOW(フロー)』を搭載。
前モデルからソールの厚みが4mm増加し、より柔らかく、より素早い反発性で、エネルギーリターンを失うことなく推進力に還元することができます。
アウトソールがないため、軽量で柔らかいクッションが足の動きにフィットし、これまでにない接地感覚を実現。
データに基づいて最適化されたソールパターンを採用し、グリップ力や耐久性も向上しています。
アッパー:「足の動きに合わせて自在に伸縮」
軽くて伸縮性のあるニットで作られたアッパーは、ゾーンごとに伸縮性の強度を調整。
実際に履いてみると、足にフィットする感覚がありますが、足の動きに合わせて伸縮するため窮屈感はありません。
カカトには独自構造のヒールタブを配置。
しっかりと厚みのあるクッションが、カカトからアキレス腱を優しく支えてくれますよ。
つま先部分を中心にたくさん穴があり、通気性が高いのも嬉しいポイント。
冬はこの穴からが冷たい風がスース―入ってくるので、少し寒く感じますが、長距離ランでも足をドライに保ってくれそうです。
重さ:「驚くほど軽い!」
『ベロシティ3』を初めて手に持った時、あまりの軽さに驚きました!
筆者が購入したサイズ23.5cmの片足の重さを測ってみると…。
わずか185gです!
筆者が持っているコンバース『オールスター』の23cmは332g、ニューバランス『996』の23.5cmは245gだったので、普通のスニーカーと比べると圧倒的に軽いことが分かります。
レディースのランニングシューズの中でも軽いほうといってよいでしょう。
口コミまとめ
実際に購入した人の口コミは以下の通り。
・とても軽くて、足への負担が少ない。
・安定感があり、ランニング初心者にもオススメです。
・軽くて推進力があるので、長距離ランニングにピッタリ。
・厚底のシューズにしては靴底は硬め。そのぶん反発力があるのでスピードに乗れる感じがする。
・靴ひもが短い。
・サイズが小さめ。1cmアップでちょうどよかった。
やはり軽さと安定感、推進力を評価するコメントが多く見られました。
実際の走り心地は?
実際に『ベロシティ3』を履いて近所を走ってみました。
アンダーアーマー公式サイトで見る
率直な感想は「普通のスニーカーと比べて格段に走りやすい!」です。
履いているのを忘れそうなほど軽いので、足に負担がかかりません。
着地と同時にクッションが反発し、足が自然と前に進むような推進力を感じます。
アウトソールがなく、つま先部分にむけてソールが薄くなっているため、足の指で地面を感じ蹴り出せるような、今までにない感覚も味わうことができました。
UAユニセックス ホバー ファントム3 スポーツスタイルエディション
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続いて紹介するのは、『UAユニセックス ホバー ファントム3 スポーツスタイルエディション(以下、ホバー ファントム3)』。
ボリュームのある個性的なルックスが特徴です。
ソール:「衝撃吸収と推進力、安定感も抜群!」
ミッドソールに搭載されている『HOVR(ホバー)』は、柔らかなクッション材をメッシュ素材で包み込むことで力の分散を防ぎ、着地衝撃を推進力へと変換するというエネルギーリターン性能が高いクッションフォームのこと。
グリップ力が高いアウトソールは、つま先部分の屈曲性もよく、足を踏み出しやくなっています。
また、カカトに向けてソールがアッパーからはみ出すように広がっているため、着地時のバランスが取りやすく、安定感も抜群です。
アッパー:「かなり強めのフィット感」
アッパー全体は、保温性と速乾性、伸縮性にも優れたニット構造で、サイドにメッシュを使うことで通気性も向上。
ニットとメッシュというと耐久性が気になりますが、外側と内側にサイドウォールを包み込んだ仕様にすることで耐久性を高めています。
シュータンのないブーティー構造で、足を入れた時のフィット感はかなり強め。
シューズ内での無駄な足の動きを抑制してくれるので、安定した走りができそうです。
また、透明感のあるヒールカウンターは、しっかりとカカトを支えてくれるだけでなく、デザインのアクセントにもなっています。
重さ:「見た目のわりに軽い」
筆者が購入したサイズ23.5cmの片足の重さを測ってみると…。
260gでした。
185gだった『ベロシティ3』と比べると重いですが、レディースのランニングシューズとしては平均的な重さ。
ボリューム感のある見た目にしては軽いという印象です。
口コミまとめ
実際に購入した人の口コミは以下の通り。
・デザインが好き。おしゃれです。
・カカトから土踏まずの辺りまでしっかりホールドされて、安定感がある。
・自然と足が前に出る感じがして、走りやすい。
・作りが小さめなので、ワンサイズアップ必須です。
・インソールが取り外せないのが残念。
・フィット感が強いところが好きだけど、好みが分かれそう。
こちらは、デザインや安定感を評価するコメントが多く見られました。
実際の走り心地は?
実際に『ホバー ファントム3』を履いて、『ベロシティ3』と同じ場所を走ってみると…。
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ソールは思ったよりも硬い印象ですが、前への推進力は『ベロシティ3』と同等に感じられました。
『ベロシティ3』よりも両足で150gほど重く、近所を走るくらいなら気になりませんが、長距離になるとこの違いが響いてくるのかもしれません。
フィット感はかなり強く、足の甲からカカトや足首までしっかりと固定されるので、窮屈に感じる人もいるかもしれません。
しかし、指先部分の締め付け感は強くなく、『ベロシティ3』と同様しっかりと足の指を使って蹴り出せる感覚がありました。
アンダーアーマーのランニングシューズは走りやすい!
アンダーアーマーのランニングシューズ『ベロシティ3』と『ホバー ファントム3』を履き比べてみました。
軽さを重視するなら『ベロシティ3』に軍配が上がります。
値段も2000円以上安いので、コストパフォーマンスの面でも『ベロシティ3』のほうが優れているといえるでしょう。
ただし、安定感を重視するなら『ホバー ファントム3』です。
足がしっかりと固定され、窮屈に感じる人もいるかもしれませんが、筆者的には好みの履き心地でした。
デザインも『ホバー ファトム3』のほうが個性があり、カジュアルコーデのアクセントにもなりそうです。
このように細かい違いはありますが、どちらも足が自然と前に出るような推進力があり、初心者の筆者にとっては同じくらい走りやすかったです!
購入の際は、軽さ、値段、安定感、デザインなど、何を重視するかも考えてみるとよいでしょう。
また、口コミにもある通り小さめの作りになっているので、ワンサイズアップも検討してみてくださいね。
走りやすい靴は運動のモチベーションアップにもつながるので、ぜひチェックしてください!
[文・構成/grape編集部]