1本買ったら試してほしい大根の冷凍方法を解説! おすすめレシピも紹介 By - COLLY 公開:2024-05-10 更新:2024-05-10 ライフハック野菜 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 大根はさまざまな料理に使える、食卓には欠かせない野菜。ですが、まるごと1本購入してもなかなか使いきれず、しおれたり腐らせてしまったりしたことがある人もいるのではないでしょうか。 この記事では、大根を冷凍して保存する方法を解説します。大根をあらかじめ冷凍しておけば、長期保存ができて手軽に料理に使えますよ。 大根を冷凍するメリットや具体的な方法に加えて、おすすめの大根レシピも5つ紹介。大根を上手に冷凍して、手軽に大根料理を楽しみましょう。 大根を冷凍するメリット ※写真はイメージ 大根は、冷凍するとさまざまなメリットがあります。まずは味が染み込みやすくなること。さらに、カットしてから冷凍すれば、料理をする時すぐに使えて便利です。新鮮なうちに冷凍しておけば、長期保存が可能になり、いつでもおいしく大根を食べられます。 味が染み込みやすくなる 水分を多く含んでいる大根。冷凍すると内部の水分が凍り、細胞壁が破壊されてやわらかくなります。 やわらかく味が染み込みやすくなった冷凍大根は、煮物やみそ汁など加熱して調味する料理に最適。味が染み込むのに時間がかかる難しい煮物も、この方法ならチャレンジしやすいですね。時短にもなるので、忙しい人にぴったりです。 カットしてから冷凍すると料理時にすぐ使える 大根を冷凍する時は、さまざまなサイズに切ったり、すりおろしたりしておくと、調理の時にすぐに使えて便利です。 どんな料理に大根を使うかをイメージして切っておくといいでしょう。みそ汁用にいちょう切りにしたり、煮物用に輪切りにしたりするなど、用途別に冷凍しておくと無駄なく使いきれます。 手間をかけずに、おいしく栄養バランスのよい食事を楽しめるのは嬉しいポイントですね。 長期保存ができる 大根を冷蔵庫で保存した場合、1週間ほどでしなびてきたり、食感が悪くなったりしてきます。すぐに使おうと思っていても「気づいたら野菜室で眠っていた」なんてこともありますよね。 しかし冷凍保存の場合は、鮮度や栄養価を保ちながら1ヶ月ほど保存が可能です。大根がたくさん手に入る人や、まとめて食材を購入している人には大きなメリットといえるでしょう。 大根を切って冷凍する方法 ※写真はイメージ 大根はまるごと冷凍するのではなく、用途に応じたサイズに切ってから冷凍しましょう。調理の時に冷凍したまま使えるので便利です。毎日のみそ汁に使えるのでぜひ試してみてくださいね。 冷凍 葉っぱの部分を切り落とし、皮を厚めにむく。 用途に合わせて使いやすい大きさに切る。 キッチンペーパーなどで水気を取り、小分けにしてラップで包む。 保存袋に入れて密閉し冷凍する。 みそ汁ならいちょう切りや短冊切り、おでんなどの煮物なら輪切りと用途に合わせてカットしましょう。1回ぶんずつラップに包んでおくと便利ですね。輪切りの大根はラップに包まずにそのまま保存袋にいれましょう。 大根の皮は、少し厚めにむいておくのがポイント。厚めにむくことで、食感が筋っぽくなるのを防げます。 解凍 解凍せずにそのままみそ汁や煮物の鍋にいれて調理できます。電子レンジや流水で解凍すると苦みや辛みが出る場合があるので注意が必要です。解凍したい場合は電子レンジの解凍モードを使い、加熱しすぎないようにしましょう。 大根をすりおろして冷凍する方法 ※写真はイメージ 冷凍の大根おろしは食感や味の変化が少なく、生の時と同じように使えるのが特徴。手間のかかる大根おろしもまとめてすりおろして冷凍しておけば、すぐに使えて便利です。生のまま魚に添えたり、みぞれ煮にしたりなど用途もさまざまあります。 冷凍 大根をすりおろしたら、ザルなどに入れて自然に水を切る。 ラップなどで1食分ずつ平らに小分けにして、密閉できる容器に保存する。 大根おろしを冷凍する時は、水を抜きすぎると食感が悪くなります。手でぎゅっとしぼらずにザルで自然に水切りをしましょう。少量ずつ使いたい時は製氷機を使うと便利です。キューブ状に凍らせてから保存袋にいれておきます。 解凍 冷凍庫から出し、自然解凍します。前日や朝のうちに冷蔵庫に移しておきましょう。使う時はザルに出して軽く水切りをします。 急ぐ場合は電子レンジで解凍できますが、加熱しすぎると食感や味が変わるので注意です。みぞれ煮など、加熱して使う場合は冷凍のまま鍋にいれて調理できます。 大根に下味をつけて冷凍する方法 ※写真はイメージ 大根は下味をつけた状態でも冷凍できます。大根に調味液をつけて冷凍すると、味がよく染み込み、漬物やサラダに使う時に便利です。 冷凍による食感や味の変化も少なくなるので、食感を残したまま煮物やおでんなどを作りたい場合も、下味をつけて冷凍しておくと使いやすいでしょう。 冷凍 大根の皮をむき、千切りやいちょう切りにする。 冷凍用保存袋に入れ、好みの調味料を加えて袋の上からもんでなじませる。 大根を平らにし、空気を抜くように袋の口を閉じて冷凍する。 漬物に使う場合は甘酢につけたり、煮物に使う場合は醤油やみりんなどにつけたりと、用途に応じた下味をつけておきましょう。 解凍 サラダや漬物などそのまま食べる場合は、自然解凍してから水気を切り、味を調整します。煮物に使う場合は冷凍のまま鍋に入れて調理できます。 大根を使ったおすすめレシピ5選 ※写真はイメージ ここからは大根を使ったおすすめレシピを5つ紹介します。キッコーマン株式会社のウェブサイトでは、毎日の献立に参考になる簡単レシピを公開しています。冷凍大根を使ったレシピもあるのでぜひチェックしてみてください。 大根の塩昆布炒め 材料(2人分) 大根 1/3本(約200g) 大根の葉 約20g1/2 塩昆布 10g 『キッコーマンいつでも新鮮しぼりたて生醤油』 小さじ1 白ごま 小さじ1 作り方 1. 大根は皮をむき、4〜5cm長さの細切りにする。大根の葉は5mm幅に切る。 2. フライパンにごま油を中火で熱し、(1)を2分程炒める。大根の表面が透き通ってきたら、塩昆布と生醤油を加えてさっと炒め合わせ、白ごまをふる。 キッコーマン ーより引用 細切りにした大根を使って簡単副菜に。塩昆布のうまみが大根になじんで後をひくおいしさです。漬物やサラダに飽きてしまった人にもおすすめです。 豚バラ大根のてり焼き炒め(基本のおかずつゆ使用) 材料(2人分) 大根 200g 豚バラ肉 150g ごま油 大さじ1/2 『キッコーマン基本のおかずつゆ』 大さじ2 青ねぎ(小口切り) 適宜 作り方 1. 大根は5mm厚さのいちょう切りにする。豚肉は5cmの長さに切る。 2. フライパンに油を入れて中火で熱し、大根を入れて4〜5分、両面に焼き色をつけるように炒め、豚肉を加えて3分程肉に火が通るまで炒める。 3. フライパンの余分な油をキッチンペーパー拭き取り、弱めの中火にしてつゆを加え、焦げないように気をつけながら1分程焼き絡める。 4. 器に盛り、フライパンに残ったたれをまわしかけ、好みで青ねぎをふる。 キッコーマン ーより引用 豚肉のうまみが大根に染みて、ご飯にぴったりのおかずです。煮物より早くできるので、忙しい日の時短料理にもいいですね。『キッコーマン基本のおかずつゆ』を使えば失敗しらずで味が決まるでしょう。 鶏大根のしょうがスープ 材料(1人分) 大根 100g 鶏もも肉 75g 青ねぎ(小口切り) 適宜 (A) 『キッコーマン濃いだし本つゆ(濃縮4倍)』 大さじ2 水 210ml おろししょうが(チューブ) 小さじ1/2 作り方 1. 大根は皮をむいて7〜8mm厚さのいちょう切りにする。鶏肉は小さめのひと口大に切る。 2. 鍋に(A)を入れて中火で煮立て、鶏肉、大根を加えて火が通るまで煮る。 3. 器に盛り、好みで青ねぎをちらす。 キッコーマン ーより引用 『キッコーマン濃いだし本つゆ(濃縮4倍)』を使って簡単に。鶏肉のうまみとしょうがが効いたほっと温まるスープです。 漬け込み冷凍でやわらか! 味しみ手羽大根 材料(2人分) 鶏手羽元 300g 『キッコーマンやわらかジューシーお肉漬け込みの素』 1袋 大根 200g さやいんげん(ゆでたもの) 適宜 (A) 『キッコーマン濃いだし本つゆ(濃縮4倍)』 50ml 水 200ml 作り方 1. 手羽元は冷凍用保存袋に入れ、『やわらかお肉漬け込みの素』を加えてもみ込み、空気を抜いて袋の口を閉じ、できるだけ平たくして冷凍する。大根は2cm厚さの輪切り(又は半月切り)にし、冷凍用保存袋に入れて冷凍する。 2. (1)を前日に冷蔵庫に移して(又は流水に当てて)解凍して汁気をかるく切る。 3. 鍋に(A)を合わせて大根を加えて中火にかけ、沸騰したら手羽元を加えて落しぶたをして10分程、煮汁が少なくなるまで煮る。 4. 器に盛り、さやいんげんをちらす。 キッコーマン ーより引用 冷凍した大根とお肉で、味がぎゅっと染み込んだ煮物が短時間で作れます。『キッコーマンやわらかジューシーお肉漬け込みの素』と『キッコーマン濃いだし本つゆ(濃縮4倍)』の2つで味が決まるのも嬉しいですね。ポイントは『冷凍すること』なのでとても簡単です。 下味冷凍 大根漬け 材料(2~3人分) 大根 200g 『キッコーマン旨みひろがる 香り白だし』 大さじ2 ごま油 大さじ1 作り方 1. 【下味冷凍】大根は5mm厚さのいちょう切りにする。冷凍用保存袋に大根、白だし、ごま油を入れてかるく和え、できるだけ平たくして冷凍する。 2. 冷凍庫から(1)を取り出して冷蔵庫に移し、半日程おいて解凍する。 キッコーマン ーより引用 いちょう切りにした冷凍大根を使って作る簡単漬物。平たく冷凍してあるので、食べたいぶんだけ解凍できるのも便利です。『キッコーマン旨みひろがる 香り白だし』と、ごま油で作る香り豊かな漬物です。忙しい日のあと1品にちょうどいい冷凍の作り置きですね。 大根を適切に冷凍しよう 今回は大根の冷凍方法について紹介しました。使い切れなくても、冷凍しておけば長期保存ができ、料理の時すぐに使えて便利です。 ただ、冷凍保存にもおいしく食べられる期間があります。とりあえず冷凍しておくのではなく、用途別に冷凍して1か月以内には無駄なく使い切りましょう。 ぜひ、おうちの冷凍庫に大根をストックして、忙しい日の料理の強い味方にしてください。大根を使ったおすすめレシピも試してみると、さらに料理の幅が広がります。 [文・構成/grape編集部] Share Post LINE はてな コメント
大根はさまざまな料理に使える、食卓には欠かせない野菜。ですが、まるごと1本購入してもなかなか使いきれず、しおれたり腐らせてしまったりしたことがある人もいるのではないでしょうか。
この記事では、大根を冷凍して保存する方法を解説します。大根をあらかじめ冷凍しておけば、長期保存ができて手軽に料理に使えますよ。
大根を冷凍するメリットや具体的な方法に加えて、おすすめの大根レシピも5つ紹介。大根を上手に冷凍して、手軽に大根料理を楽しみましょう。
大根を冷凍するメリット
※写真はイメージ
大根は、冷凍するとさまざまなメリットがあります。まずは味が染み込みやすくなること。さらに、カットしてから冷凍すれば、料理をする時すぐに使えて便利です。新鮮なうちに冷凍しておけば、長期保存が可能になり、いつでもおいしく大根を食べられます。
味が染み込みやすくなる
水分を多く含んでいる大根。冷凍すると内部の水分が凍り、細胞壁が破壊されてやわらかくなります。
やわらかく味が染み込みやすくなった冷凍大根は、煮物やみそ汁など加熱して調味する料理に最適。味が染み込むのに時間がかかる難しい煮物も、この方法ならチャレンジしやすいですね。時短にもなるので、忙しい人にぴったりです。
カットしてから冷凍すると料理時にすぐ使える
大根を冷凍する時は、さまざまなサイズに切ったり、すりおろしたりしておくと、調理の時にすぐに使えて便利です。
どんな料理に大根を使うかをイメージして切っておくといいでしょう。みそ汁用にいちょう切りにしたり、煮物用に輪切りにしたりするなど、用途別に冷凍しておくと無駄なく使いきれます。
手間をかけずに、おいしく栄養バランスのよい食事を楽しめるのは嬉しいポイントですね。
長期保存ができる
大根を冷蔵庫で保存した場合、1週間ほどでしなびてきたり、食感が悪くなったりしてきます。すぐに使おうと思っていても「気づいたら野菜室で眠っていた」なんてこともありますよね。
しかし冷凍保存の場合は、鮮度や栄養価を保ちながら1ヶ月ほど保存が可能です。大根がたくさん手に入る人や、まとめて食材を購入している人には大きなメリットといえるでしょう。
大根を切って冷凍する方法
※写真はイメージ
大根はまるごと冷凍するのではなく、用途に応じたサイズに切ってから冷凍しましょう。調理の時に冷凍したまま使えるので便利です。毎日のみそ汁に使えるのでぜひ試してみてくださいね。
冷凍
みそ汁ならいちょう切りや短冊切り、おでんなどの煮物なら輪切りと用途に合わせてカットしましょう。1回ぶんずつラップに包んでおくと便利ですね。輪切りの大根はラップに包まずにそのまま保存袋にいれましょう。
大根の皮は、少し厚めにむいておくのがポイント。厚めにむくことで、食感が筋っぽくなるのを防げます。
解凍
解凍せずにそのままみそ汁や煮物の鍋にいれて調理できます。電子レンジや流水で解凍すると苦みや辛みが出る場合があるので注意が必要です。解凍したい場合は電子レンジの解凍モードを使い、加熱しすぎないようにしましょう。
大根をすりおろして冷凍する方法
※写真はイメージ
冷凍の大根おろしは食感や味の変化が少なく、生の時と同じように使えるのが特徴。手間のかかる大根おろしもまとめてすりおろして冷凍しておけば、すぐに使えて便利です。生のまま魚に添えたり、みぞれ煮にしたりなど用途もさまざまあります。
冷凍
大根おろしを冷凍する時は、水を抜きすぎると食感が悪くなります。手でぎゅっとしぼらずにザルで自然に水切りをしましょう。少量ずつ使いたい時は製氷機を使うと便利です。キューブ状に凍らせてから保存袋にいれておきます。
解凍
冷凍庫から出し、自然解凍します。前日や朝のうちに冷蔵庫に移しておきましょう。使う時はザルに出して軽く水切りをします。
急ぐ場合は電子レンジで解凍できますが、加熱しすぎると食感や味が変わるので注意です。みぞれ煮など、加熱して使う場合は冷凍のまま鍋にいれて調理できます。
大根に下味をつけて冷凍する方法
※写真はイメージ
大根は下味をつけた状態でも冷凍できます。大根に調味液をつけて冷凍すると、味がよく染み込み、漬物やサラダに使う時に便利です。
冷凍による食感や味の変化も少なくなるので、食感を残したまま煮物やおでんなどを作りたい場合も、下味をつけて冷凍しておくと使いやすいでしょう。
冷凍
漬物に使う場合は甘酢につけたり、煮物に使う場合は醤油やみりんなどにつけたりと、用途に応じた下味をつけておきましょう。
解凍
サラダや漬物などそのまま食べる場合は、自然解凍してから水気を切り、味を調整します。煮物に使う場合は冷凍のまま鍋に入れて調理できます。
大根を使ったおすすめレシピ5選
※写真はイメージ
ここからは大根を使ったおすすめレシピを5つ紹介します。キッコーマン株式会社のウェブサイトでは、毎日の献立に参考になる簡単レシピを公開しています。冷凍大根を使ったレシピもあるのでぜひチェックしてみてください。
大根の塩昆布炒め
細切りにした大根を使って簡単副菜に。塩昆布のうまみが大根になじんで後をひくおいしさです。漬物やサラダに飽きてしまった人にもおすすめです。
豚バラ大根のてり焼き炒め(基本のおかずつゆ使用)
豚肉のうまみが大根に染みて、ご飯にぴったりのおかずです。煮物より早くできるので、忙しい日の時短料理にもいいですね。『キッコーマン基本のおかずつゆ』を使えば失敗しらずで味が決まるでしょう。
鶏大根のしょうがスープ
『キッコーマン濃いだし本つゆ(濃縮4倍)』を使って簡単に。鶏肉のうまみとしょうがが効いたほっと温まるスープです。
漬け込み冷凍でやわらか! 味しみ手羽大根
冷凍した大根とお肉で、味がぎゅっと染み込んだ煮物が短時間で作れます。『キッコーマンやわらかジューシーお肉漬け込みの素』と『キッコーマン濃いだし本つゆ(濃縮4倍)』の2つで味が決まるのも嬉しいですね。ポイントは『冷凍すること』なのでとても簡単です。
下味冷凍 大根漬け
いちょう切りにした冷凍大根を使って作る簡単漬物。平たく冷凍してあるので、食べたいぶんだけ解凍できるのも便利です。『キッコーマン旨みひろがる 香り白だし』と、ごま油で作る香り豊かな漬物です。忙しい日のあと1品にちょうどいい冷凍の作り置きですね。
大根を適切に冷凍しよう
今回は大根の冷凍方法について紹介しました。使い切れなくても、冷凍しておけば長期保存ができ、料理の時すぐに使えて便利です。
ただ、冷凍保存にもおいしく食べられる期間があります。とりあえず冷凍しておくのではなく、用途別に冷凍して1か月以内には無駄なく使い切りましょう。
ぜひ、おうちの冷凍庫に大根をストックして、忙しい日の料理の強い味方にしてください。大根を使ったおすすめレシピも試してみると、さらに料理の幅が広がります。
[文・構成/grape編集部]