ジャガイモの表面に付く『白い粉』の正体とは? 企業の解説に「そうだったのか」
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- 出典
- らでぃっしゅぼーや
さまざまな食料品が値上がりする中、絶対に避けたいのが『食材の腐敗』です。
ジャガイモなどの芋類は比較的日持ちしますが、保管環境によってはカビが生えることもあります。
調理しようと手に取ったジャガイモに、白い粉のようなものが付いているのを見て、不安になった人もいるかもしれません。
本記事では、食品の宅配サービスを行うオイシックス・ラ・大地株式会社が運営するらでぃっしゅぼーやのウェブサイトから、ジャガイモの表面に付く白い粉について紹介します。
ジャガイモの白い粉の正体は『でんぷん』
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食品に付くカビにはさまざまな種類がありますが、ジャガイモに見られるのは主に緑のカビや白カビです。
そのため、表面に白い粉が付いていると「カビかも」と思ってしまいがちです。しかし、芋類に関しては『白い粉=カビ』とはいい切れません。
また、ジャガイモを切ってしばらく置いた時に断面に現れる白い粉も、表面のものと同じくでんぷんです。
でんぷんはジャガイモの主成分であり、表面や断面に見られても安心して食べられます。
片栗粉の原料としても知られるジャガイモのでんぷんを思い出せば、身体に害のない成分であることが理解しやすいでしょう。
なお、サツマイモにも白い粉が見られることがありますが、こちらはでんぷんではなく糖分です。これも食べても問題ありません。
『ふわふわした白い粉』には注意が必要
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一方で、白い粉がタンポポの綿毛のようにふわふわしている場合は、カビの可能性が高いため注意が必要です。
そのような場合は、まず水で表面のカビを洗い流し、ジャガイモを切って内部を確認しましょう。
異臭がする、柔らかくなっている、広範囲に変色しているといった場合は、無理に使わず廃棄してください。
断面が通常通りで、臭いや変色が見られない場合は、皮を厚めにむくと食べられます。
ジャガイモの白い粉は、『でんぷん』であるケースと『カビ』であるケースがあります。
食べられるかどうかを見極めるためには、粉の見た目や質感をよく観察することが大切です。
白い粉が付いているからといってすぐに捨てず、まずは冷静に見極めて判断しましょう。
[文・構成/grape編集部]