イモト「国に軍がないことは幸せなの?」 平和とはなにか、考えさせられる
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快挙を成し遂げた狩野英孝、帰国便の搭乗券をよく見ると… 「さすがJAL」の声ホノルルマラソンから帰国する狩野英孝さんに、JALが用意したサプライズとは…。
ロケで出会う人を「お母さん」と呼ぶのは気になる ウイカが決めている呼び方とは?タレントがロケで街中の人を呼ぶ時の「お母さん」「お父さん」に違和感…。ファーストサマーウイカさんが実践している呼び方とは。
- 出典
- 世界の果てまでイッテQ!
grape [グレイプ] entertainment
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バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』などで、『珍獣ハンター』として活躍している芸人・イモトアヤコさん。
そんなイモトさんが同番組のロケで向かったのは、中央アメリカ南部に位置するコスタリカ共和国。
人口はおよそ500万人で、国土は九州と四国を足したくらいのコスタリカ共和国ですが、この国の魅力は豊かな自然!なんと、50万以上の生物種が生息しているのです。
4度目の上陸となるコスタリカ共和国で、新種生物探しに挑戦したイモトさん。2016年7月3日、テレビでその様子が放送されたのですが…。
コスタリカ共和国が『世界一幸せな国』な理由は、軍隊がないから?
ロケ中、コスタリカ共和国がイギリス研究機関の『世界で最も幸せに暮らせる国ランキング』で1位だということが話題に。その理由は『常備軍を廃止した国』『自然エネルギー先進国』なのではないか…と、番組は述べました。
コスタリカ共和国は確かに自然保護先進国であり、再生できるエネルギーが発電のおよそ99%。そして、 憲法で常備軍の廃止を規定しています。
すると、その説明を聞いたイモトさんはこうつぶやいたのです。
「常備軍がないと、なんで幸せ…?」
頭に浮かんだ疑問を、ふと口に出したのでしょう。不思議そうな顔をしているイモトさん。
その言葉に対し、番組スタッフが「戦争にならないからじゃないの?」と返すと、イモトさんはこう言いました。
「でもさ、こっちが仕掛けなくても向こうから来たときに、軍がないとアチャーってなっちゃう…」
イモトさんの疑問は、「軍隊がなかったら、万が一他国に攻められた時大変なことになるのでは?」ということ。『国に軍がない=幸せ』という結びつきに疑問を抱いたのです。
ちなみにその後、『自称反抗期のイモト 色んな事につっかかる』というテロップが表示され、イモトさんの発言には触れられることなく番組は進行されました。
そもそも、コスタリカ共和国は『軍隊がない』わけではない
法律で常備軍の廃止を制定しているコスタリカ共和国ですが、あくまでも『常備軍』の廃止であり、有事には軍を組織できることになっています。
また、コスタリカ共和国には約8000人もの警察官がいて、中には対戦車ロケット砲などの重火器を装備している人もいます。よって他国から警察官は『準軍隊』として扱われているのです。
以下に記述する点も含めると、本当にコスタリカ共和国に軍隊がないと言えるのか首をかしげてしまいます。
つらい内戦や独立戦争を乗り越え、1949年にコスタリカ共和国は常備軍の廃止を決断しました。悲しい過去があるからこそ、守る大切さを知ったのです。
コスタリカ共和国が常備軍を持っていないのは、万が一他国から攻撃されても対応できる備えがあるからこそ。とても悲しいことですが、武装や国防の備えなしに国の平和を保つことは難しいのでしょう。
イモトさんの発言に対し、ネットの反応は…
『軍がない=幸せ』という考えへのイモトさんの疑問は、またたく間にネット上で拡散され話題になりました。
遠く離れた国の話とはいえ、地球に住む以上私たちも無関係ではありません。現に日本も、国防について日々議論が飛び交っています。
コスタリカ共和国が『世界一幸せな国』と呼ばれる理由は、なぜだと思いますか?本当の幸せとはなにか、国を守るにはどうすればいいのか…深く考えさせられます。