戦地へ赴く前日、仲間と写真を撮影 50年後、彼がとった行動は…
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
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1966年、ベトナム戦争真っ只中のアメリカでおこったストーリーをご紹介します。
駐留先のサンディエゴで派兵を待っていた、アメリカ海軍に所属するボブ・ヴェニージアさんには、ボブ・ファルクさん、デニス・プエロさん、トム・ハンクスさんという親しい仲間がいました。
過酷な訓練の合間に仲間たちと過ごす時間は、彼らにとってかけがえのない毎日。しかしそんなある日、ついに戦地・ベトナムへ出発する通告が。
戦地に赴いて、全員無事に帰ってこられるかわからない…。待ち受ける苦しい戦いを前に、彼らはこんな考えを思いついたのです。
「この日々を忘れないために、4人で写真を撮影しよう!」
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戦地へ出発する前日、サンディエゴのビーチをバックに笑顔で写真撮影をした4人。そして次の日、それぞれベトナムへと向かって行きました。
時は流れ、50年後。
70歳になり、仕事も定年を迎えたボブ・ヴェニージアさんは、昔を思い出すことが多くなっていました。
そんなある日、古いアルバムから50年前にサンディエゴで撮影した『あの写真』を手に取り、ふとこう思ったのです。
「この時一緒に撮影した仲間たちは、今どうしているのだろうか…」
50年前のあの日から一度も会っていない、かつての友人たち。
仲間に再び会いたいと思い、ボブさんは時間をかけて3人の連絡先を探し出しました。すると、全員無事に生きていることが発覚!
お互いの無事を喜び合うと、ボブさんは全員に『とある提案』を持ちかけました。
「50年前と同じ写真を、もう一度撮ろう!」
ボブさんの言葉に対し、全員の返答は「もちろんOK」!
それから4人は、当時の服装と似たものを準備!ボブさんは当時来ていたストライプ柄のシャツを買うために、6件も店をまわったのだとか。
そして、あのサンディエゴのビーチで集まった4人は…。
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そこに映っているのは、50年前と同じポーズをした、かつての仲間たち。場所や服装だけでなく、表情も当時の写真を再現しています。
久々の再会を果たした4人は、今までの人生を笑顔で共に語り合いました。外見はすっかり変わってしまいましたが、彼らの絆は変わっていません。
「私の人生の中でも、最も素晴らしい一日だったよ」
そうコメントする、トムさん。
50年の時を越えて再び結ばれる友情に、胸が熱くなりますね。彼らの絆は、これからも続くことでしょう。