いちごにカビが生えた時の対処法とは?カビの原因や保存方法も解説
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「いちごにカビが生えた時の対処法が気になる」という人もいるのではないでしょうか。
いちごの保存方法が不適切だと、カビや劣化の原因となります。また、カビの生えたいちごを食べると、体調に影響をおよぼす可能性もあるため注意が必要です。
いちごを新鮮な状態で長持ちさせるためにも、適切な環境での保管を心がけましょう。
本記事では、いちごに生えるカビについて解説します。正しい保存方法も解説しますので、いちごのカビが気になる人は、ぜひ参考にしてください。
カビが生えた『いちご』は食べられる?
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いちごにカビが生えている場合は、口にするのを控えましょう。カビは見えている部分だけでなく、果肉の内部にまで広がっている可能性があるためです。
いちごのカビは、湿度や温度の変化によって発生しやすくなります。
表面にできた小さな傷から菌が入ることもあるため、食べる前にいちごの状態を確認しましょう。
カビの部分だけを取れば食べられる?
カビが生えたいちごは、カビの部分を取り除いたとしても、食べないほうがよいでしょう。見た目はきれいでも、カビの毒素が果実全体に広がっている可能性があるためです。
カビが身体に取り込まれると、健康被害を招く恐れがあります。もったいないと思うかもしれませんが、カビが付着したいちごは廃棄してください。
同じパックの『いちご』は食べられる?
同じパックに、カビが生えた『いちご』が入っていた場合は注意が必要です。カビの胞子は空気中に広がるため、同じパック内のいちごにも付着している可能性があります。
特に、においなどに違和感がある場合は要注意です。見た目に異常がないからと安心せずに、1粒ずつしっかりと確認してください。
少しでも違和感を覚えた場合は、食べずに廃棄するほうがよいでしょう。
いちごにカビが生える原因
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いちごにカビが生える原因は、おもに以下の3つです。
いちごが重なったままの状態で保存しているため
いちごが重なったままの状態で保存していると、カビが発生しやすくなります。果実同士が押し合うことで小さな傷ができ、そこから菌が侵入しやすくなるためです。
さらに、果実同士が密着すると空気の流れが悪くなり、湿気がこもりやすくなります。保存する際にはいちごを1粒ずつ離して並べ、通気性をよくしましょう。
高温多湿な場所で保存しているため
高温多湿な環境では、いちごにカビが発生しやすくなります。湿度と温度が高いと、いちごが傷みやすくなるためです。
また、温度が高いとカビの成長スピードも早くなります。いちごの新鮮さを保つためには、低温かつ湿度が適切な場所に保存しましょう。
いちごを洗った後に水分が残っているため
いちごを洗った後に水分が残っていると、カビが生えやすくなります。カビは湿った場所を好み、わずかな水分でも繁殖するため、適切に乾燥させなくてはなりません。
保存前には、いちごに残っている水分を、やさしく拭き取りましょう。水滴をしっかり取り除いてから保存することで、カビの発生を予防できます。
いちごのカビの種類と見分け方
いちごに生えるカビには、さまざまな種類があります。色や形状によって種類が異なるため、見分け方を把握しておきましょう。
ここからは、いちごのカビの見分け方について解説します。
白いふわふわのカビ
白いふわふわしたカビの多くは『うどんこ病』と呼ばれ、糸状菌の一種である『子のう菌類』が原因で発生します。
『うどんこ病』は、白い綿毛のような見た目が特徴です。周囲の果実にも広がる危険性があるため、発見した場合は速やかに取り除いてください。
放置すると毒素が広がり、周囲のいちごにもカビを発生させる可能性があります。ほかのいちごをカビから守るためにも、異変を感じたらすぐに廃棄しましょう。
黒色や灰色のカビ
黒色や灰色のカビは『ボトリティス・シネレア』と呼ばれており、『灰色カビ病』を引き起こします。『うどん粉病』と同じで『糸状菌』の一種です。
灰色や黒色をしていて、進行すると果実全体が傷みます。見た目だけでなく、いちごが柔らかくなっている場合も要注意です。
カビが果実内部に進み、腐敗が進行している可能性があります。黒ずんだ部分が見られる場合や異臭がする場合は、速やかに廃棄しましょう。
いちごにカビが生えた時の対処法
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いちごにカビが生えているのを見付けたら、早めに取り除いてください。カビの胞子は見えない範囲にも広がるため、周囲のいちごにも菌が移る可能性があります。
カビを取り除いた後に、周囲のいちごも1つずつ手に取って、カビが生えていないかを確認しましょう。色や表面の状態だけでなく、においや質感にも変化がないかを観察してください。
異常を感じた場合は食べずに、廃棄したほうがよいでしょう。もしパック全体にカビの広がりがある場合は、すべて廃棄することをおすすめします。
カビが生えたいちごを食べるとどうなる?
カビが付着したいちごを食べると、体調不良を引き起こす場合があるため注意が必要です。カビは有害な毒素を含んでいるため、消化器系や免疫系に負担をかける可能性があるといわれています。
カビの種類によって表れる症状は異なりますが、アレルギー反応を引き起こしたり、呼吸器への影響が出たりすることもあるでしょう。
短期的な不調にとどまらず、長期間にわたり悪影響をおよぼすリスクもあります。
カビが生えたいちごを食べてしまった場合の対処法
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カビが付着したいちごを食べてしまった場合は、体調の変化に気を配りましょう。カビは有害な毒素を持つため、体内に取り込まれると悪影響をおよぼす恐れがあります。
人間の身体には異物を排除する免疫機能が備わっていますが、完全に防げるとは限りません。食後に違和感を覚えた場合は、早めに医療機関を受診することが望ましいでしょう。
また、アレルギー反応など明らかな異常が見られた場合は、すみやかに診察を受けてください。
いちごにカビが生えるのを防ぐ方法
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いちごのカビを防ぐには、いくつかのポイントがあります。適切な対策を取ることで、いちごにカビが生えるのを防げるでしょう。
ここからは、いちごにカビが生えるのを防ぐ方法について解説します。
食べる直前に洗う
いちごのカビを防ぐには、食べる直前に洗うことが重要です。洗った後の水分が果実に残ると、湿度が高くなりカビが発生しやすくなります。
表面に水滴が残っていると、そこから菌が繁殖しやすくなるため、保存する前にいちごを洗うのは控えて、適度に乾燥した状態で保管してください。
果肉に傷が付くと、そこから菌が入り込みやすくなります。洗う際には果実を押さえず、やさしく流水を当てるだけにとどめましょう。
冷蔵庫で重ならないように保管する
いちごを新鮮に保つためには、冷蔵庫で重ならないように保管しましょう。重なったまま保管すると、果実に傷が付き、そこからカビが広がるかもしれません。
また、通気性が悪くなり湿気がこもるため、カビの繁殖をうながす可能性もあります。
保存する際には、パックから取り出して、ラップやアルミホイルを敷いた容器にヘタを下にして並べてください。いちご同士が触れないように間隔を空けると、傷みや湿気を防ぎやすくなります。
保存容器には軽くラップをかけ、乾燥を防ぎながら適度な湿度を保ちましょう。保存環境を整えることで、カビのリスクを減らし、新鮮ないちごを長く楽しめます。
通気性のよい場所で保管する
いちごをカビから守るためには、通気性のよい場所で保管してください。湿気がこもるとカビが発生しやすくなるため、高温多湿を避けることが重要です。
密閉した容器で保存すると内部に湿気が溜まり、カビが発生する恐れがあります。保存する際は完全に密封せず、空気の流れを意識しましょう。
ラップをかける場合も、ふんわりとかけて空気がこもらないように注意してください。乾燥を防ぎつつ、湿度を調節することが大切です。
いちごにカビが生えたらすぐに廃棄しよう
本記事では、いちごに生えるカビの種類や、カビを生やさない方法について解説しました。
いちごは、通気性のよい場所で保管して湿気を避けることで、カビの発生を防げます。また、食べる直前に洗うことで湿気を防ぎ、カビが生えるリスクを減らせるでしょう。
万が一、カビが発生してしまった場合は、食べずに廃棄してください。
本記事で紹介した保存方法を参考にして、いちごのおいしさを長く楽しみましょう。
[文・構成/grape編集部]