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【風呂掃除】なかなか落ちない風呂場の黒カビ フマキラーに落とし方を聞いてみた

By - デジタル・コンテンツ・パブリッシング  公開:  更新:

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お風呂の黒カビ

※写真はイメージ

お風呂掃除を定期的に行わないと黒カビが繁殖することがあります。

実は黒カビは非常に厄介な存在。『根を張る』という特性があるので、いったん定着すると落ちにくくなってしまいます。

そもそも黒カビはどういうものなのでしょうか、また落とすにはどのような方法がよいのでしょうか。

対カビ剤や殺虫剤で有名なフマキラー株式会社(以下、フマキラー)に取材しました。

お風呂の黒カビ

※写真はイメージ

――そもそも黒カビとは?

黒カビとは、『クロカワカビ』とも呼ばれ、室内に存在する代表的なカビです。

湿度が多いところで繁殖しますが、繁殖後は低温や乾燥にも強いという特徴があります。そのため黒カビを繁殖させないように予防しましょう。

発生しやすい場所は、浴室や壁、窓のサッシ、エアコンの内部などがあり、食べ物や衣類に発生することもあります

――黒カビを放置するとどうなる?

黒カビはアレルギーや喘息といった健康被害の原因になりますので、見つけたらすぐに除去しましょう

カビの中では比較的除去しやすいほうですが、タイルの目地などに発生すると、菌糸が奥深くまで根を張っている可能性があるので注意が必要です。

表面だけ除去して見た目はきれいになったように見えても、またすぐに繁殖してしまいます。

こまめな掃除と黒カビの好む環境にしないことで、日常的に黒カビ予防することが大切です。

お風呂掃除をする写真

※写真はイメージ

黒カビの除去はこうしよう!

では、黒カビの除去はどのように行えばいいのでしょうか。

フマキラーによれば、「必要な道具を準備し、以下のように進めればいい」とのこと。

まずは、黒カビ除去作業の前に道具をそろえましょう。

【黒カビ除去に必要な道具】

カビ取り剤
お風呂の黒カビは、スーパーマーケットで手に入るカビ取り剤で除去しましょう。強いアルカリ剤なので、直接手で触れないように注意してください。また吸い込むと危険なので、換気扇を回したり窓を開けたりして換気しながら使用しましょう。

ゴム手袋
カビ取り剤は強いアルカリ剤なので、直接手に触れると危険です。手を守るためにゴム手袋を用意しておきましょう。

マスク
噴霧したカビ取り剤を吸い込まないように、マスクをしておくと安全です。換気扇を回し、窓やドアを開けて十分な換気をおこないましょう。

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広範囲の汚れを落とす時に使います。

歯ブラシ
細かい場所の汚れを落とす時に使います。

雑巾
濡れた場所にカビ取り剤を噴霧しても流れて薄まってしまいます。カビの部分は雑巾で水気を拭き取っておきましょう。

ラップ
カビ取り剤を浸透させる時、蒸発を防ぐために使います。

市販のカビ取り剤を使ってお風呂の黒カビを除去する手順は以下のようになります。

【黒カビ除去の手順】

1.お風呂が濡れている場合は、まず雑巾で水気を吸い取ります。カビ取り剤がカビに密着するよう、水気は除去しておきましょう。

2.黒カビが発生している場所にカビ取り剤を噴霧します。手袋やマスクを忘れないようにしてください。

3.カビ取り剤を噴霧したら泡の上からラップを貼り、泡とカビを密着させます。しばらく放置しないとカビを分解できないので、そのまま30~60分程度放置します。

4.シャワーでカビ取り剤をしっかり流します。薬剤が残らないよう、浴室全体をシャワーで洗い流すようにしましょう。

5.黒く残っている部分があれば歯ブラシで擦り、シャワーで洗い流しておきましょう。

黒カビは厄介です。発生しないようにしっかりお風呂場を掃除するのが先決ですが、もし黒カビが生えてしまったら、本記事で紹介した方法で除去してみてください。


[文・取材/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]

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協力
フマキラー株式会社出典 黒カビの除去と予防方法を解説。お風呂の黒カビは除去だけでなく予防も!

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