これ読めたら周りに自慢して!自宅で常備している人も多い香辛料で…「そう書くのか!」
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背広、足袋、股引…実は『外来語』が1つある! 思わず「え、日本語じゃないの?」と驚く名前3選外国語から取り入れられ、日本語として定着した言葉である、外来語。 本記事では、よく使う言葉だけれど、実は外来語だったものを3つを、クイズ形式で紹介します。

『やぶ医者』は名医のことだった!? 3つの言葉の由来に答えられますか?誰もが聞いたことがある言葉3つを深堀りし、なぜそのような言葉になったのかをご紹介します。 クイズ形式にしましたので、ぜひ、考えてみてくださいね!






私たちが日常で使う漢字は、全体のほんの一部にすぎません。
そのため、身近なものでも、意外に知られていない漢字がたくさんあるでしょう。
今回は、家で常備している人も多いであろう調味料と、誰もが知る香辛料の難読漢字を3つ紹介します。
何か分かったらすごい!難読漢字の調味料・香辛料3選
調味料や香辛料には、『コショウ(胡椒)』や『みそ(味噌)』のように、よく知られた漢字表記もある一方で、身近なのに意外と知られていない難読漢字も少なくありません。
問題1:味醂
あなたは『味醂』という漢字がなんの調味料か分かりますか。
ヒントは、和食などに使われ、多くの家庭で常備されている調味料です。
どうでしょうか。じっくりと考えてから、以下の答えを見てみましょう。
※写真はイメージ
正解は、ミリンです!
肉じゃがや煮魚などに使われる身近な調味料ですが、その漢字表記を見て、「そう書くのか!」と驚いた人も多かったでしょう。
『味醂』の由来は、中国から伝来した甘い酒『密淋(ミイリン)』が変化した説などさまざまあり、はっきりと分かっていません。
『醂』という漢字には甘い酒という意味合いがあり、まろやかな甘みを持つみりんの特徴が漢字にも反映されているのでしょう。
問題2:山葵
続いては、『山葵』。
ヒントは、日本料理に使われ、辛味と香りを楽しめる香辛料です。
スーパーマーケットではチューブ入りで販売されており、香辛料コーナーに行けば手軽に手に入れることができます。
さぁ、もう分かりますよね。下にスクロールして正解をご覧ください。
※写真はイメージ
正解は、食べたら鼻がツーンとするワサビです!
刺身やざるそばを食べる際にちょっと添えるだけで、味が引き締まり香りも楽しめますよね。
『山葵』という漢字は、ワサビが山に自生し、葵(あおい)の葉に似ていたことから、そう名づけられたそうですよ。
問題3:鬱金
最後の問題は、『鬱金』。
普通に読むと「うつきん」となるこちらの漢字。「えっ、これは何!?」と思った人もいるでしょう。
ヒントは、香辛料や着色料として使われることが多いショウガ科の植物。名前はよく知られていますが、調理で使う人はそんなに多くないかもしれません。
なんの香辛料か分かりましたか。では、答えを見てみましょう。
※写真はイメージ
正解は、ウコンです!
別名では「ターメリック」とも呼ばれており、根茎を乾燥させて粉末にしたものは、インドカレーなどで使われます。
『鬱金』の原義は、『鮮やかな黄色』。呉音の「ウッコン」が変化し、ウコンになったそうですよ。
最後の問題は少し難しかったですか。
今回紹介した調味料や香辛料の漢字は、普段あまり使うことはないかもしれません。
しかし、覚えておけば豆知識として、周囲の人に自慢できるでしょう。
[文・構成/grape編集部]