「どうやって使うの?」 カナダで見つけた『缶切り』、驚きの見た目が…
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撮影:キジカク

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ライターチーム『キジカク』で執筆活動をしている、はるうららさん。
カナダのモントリオール在住のウェブライター。
旅行が趣味で、アメリカ・オーストラリアへ留学した経験があるバイリンガル。現在はフランス語の勉強に励んでいる。
臨床検査技師として都内総合病院に約3年勤務したのち、もともと興味のあったウェブメディア業界に思い切って転身。時事ネタ・ライフハック・取材をメインにグローバルに活動している。
プルタブがついていない缶詰の蓋を開ける時に使う、缶切り。
缶のふちに刃の先を当てて、蓋を切る仕組みになっています。
自宅に1つ持っている人も多いのではないでしょうか。
※写真はイメージ
しかし、使用するのに少々コツが要りますし、指をケガする危険性もありますよね。
しっかりと蓋を切るには、力が必要になってくるので、特に子供や高齢者は開けるのもひと苦労でしょう。
2025年10月現在、カナダで暮らしている筆者も缶切りの扱いが少し苦手。
ある時、急に必要になってしまい、現地のスーパーマーケットへ探しに行ったところ、日本とまったく違う缶切りを発見しました…!
カナダで発見した大きすぎる缶切り!
筆者が購入したのは、カナダのキッチン用品ブランド『Gourmet by Starfrit』の『Mightican Can Opener』。
その見た目はまるで、工具や筋トレ用のハンドグリップみたいでイカついです…!
価格は、日本円で2600円ほどと少々高めですが、機能性が高い商品となっています。
撮影:キジカク
この商品以外にも、店頭に並んでいたのは、長さ15cm以上の缶切りばかりでした。
実はカナダでは、メープルシロップやスープ、コーン、豆など、多くの食品が缶詰で販売されています。
日本のようにプルタブつきの便利な缶は少なく、缶切りがなければ開けられない商品がほとんどなのです。
そこで、筆者が『Mightican Can Opener』を使って、缶詰の蓋を切ってみました!
撮影:キジカク
カナダ式『缶切り』の構造
まずは、『Mightican Can Opener』の構造について説明しましょう。
缶を切るのに使用する裏側は、歯車と丸い刃で構成されています。
撮影:キジカク
ハンドルを開くと、刃が下にスライドして、歯車と丸い刃の間にわずかな隙間ができます。
撮影:キジカク
その隙間に缶の外側のふちをしっかり挟み、ハンドルを閉じて固定。
あとは、刃を蓋に当てたまま1周させることで、蓋全体をきれいに切り取れる仕組みになっています。
撮影:キジカク
なお、切る際は表側のノブを回すことで、缶を回転させながら蓋を切れますよ。
撮影:キジカク
1.ハンドルを開いて、歯車と刃の隙間を作る
では実際に、『Mightican Can Opener』を使って、缶詰を開けていきましょう。
筆者はカナダで売っている、トマト缶を切ってみます。
まずは、ハンドルを開いてください。
撮影:キジカク
2.缶の蓋のふちに差し込む
歯車と刃で、缶の蓋のふちを挟みます。
撮影:キジカク
3.ハンドルを閉じる
挟んだら、カチッとした音が鳴るまでハンドルを握り、閉じてください。
撮影:キジカク
閉まったら、刃が缶のふちの外側に刺さって固定できていることを確認してください。
横から見ると、缶の壁面にしっかり刃が刺さっていますね!
撮影:キジカク
4.ノブを回して1周する
次に、表についているノブを回します。強い力もいらず、滑るようにスルスル回ることに驚きました。
また、時計回りにも反時計回りにも回せるので、左利きの人にも優しい設計ですね。
撮影:キジカク
ノブを回して切っている様子がこちら。きれいに切れています。
撮影:キジカク
無事1周して、缶の蓋を切ることができました!
そのまま『Mightican Can Opener』を上げると…。
撮影:キジカク
『Mightican Can Opener』が缶の蓋をしっかりと挟んで、そのまま持ち上げることができました!
日本で缶切りを使う際は、蓋が缶の中に落ちてしまい、衛生面が気になっていた筆者。
しかし『Mightican Can Opener』なら、そんな心配もなさそうです!
撮影:キジカク
あとはこのまま捨てるだけ!捨てる際は住んでいる自治体のルールに従いましょう。
撮影:キジカク
再びハンドルを開けば、蓋を手で一切触ることなく捨てることができます。
この機能のおかげで、指を切る危険性が大幅に減りそうですね!
撮影:キジカク
一見どのように使えばいいのか、見当もつかないカナダの缶切り。しかし、使ってみると強い力もいらず、安全に缶詰を切ることができました。
『Mightican Can Opener』を使っていると、日本とカナダの缶詰文化の違いについても気づけて、面白かったです。
カナダの缶切りが気になる人は、旅行で訪れた時などに店で探してみてください!
[文/キジカク・構成/grape編集部]