『ぞうる』と読んだ人は要注意! 見慣れた漢字の意外な『訓読み』3選
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即答できたらすごい! 『お茶を濁す』の『お茶』の正体は…普段の会話でも、何気なく使っている慣用句ですが、由来となると分からない人もいるのではないでしょうか。 本記事では、知ればより使いたくなる、3つの慣用句の由来をご紹介します!

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ひらがなやカタカナと並んで、日本人の生活に欠かせない、漢字。
文字の数が膨大なため「こんな漢字、見たことがない…」「なんて読むのか分からない!」ということも多くあるでしょう。
しかし、よく使う身近な漢字でも、意外と知らない読み方をする場合があるようです。
あなたは読める?漢字の『訓読み』3選
本記事では、ちょっぴり読みづらい、3つの『訓読み』をピックアップ。
「見たことはあるけれど、読み方が思い出せない…」という人も、頭の体操としてチャレンジしてみてくださいね。
象る
『象』という字は、動物のゾウを表しますよね。
しかし、送り仮名がつくと、どうでしょうか。
ちなみに『象る』の読み方は『ぞうる』ではありません。
※写真はイメージ
正解は『かたどる』でした!
物の形を写し取ったり、ある形に似せて作ったりすることを指します。
実は『象』という漢字は、動物のゾウをかたどった『象形文字』なんですよ。
塗れ
『塗れ』は『ぬれ』と読んでしまいそうですが、もう1つの読み方があります。
例えば、ペンキをこぼしてしまった際、手や服につくと…。
※写真はイメージ
ペンキまみれになってしまいますよね!正解は、『まみれ』です。
『ペンキ塗れ』と書いてあるだけだと、「ペンキを塗れ!」という命令なのか、「ペンキで汚れてしまった…」という状況なのか、分からなくなってしまいそうですね。
具に
『味噌汁の具材』『リビングの家具』など、生活するうえでなじみのある『具』という漢字。
しかし、送り仮名を伴った『具に』という表記は、あまり見たことがない人も多いかもしれません。
「『ぐに』…?」と読んでしまう人もいるでしょう。正解は、こちらです!
※写真はイメージ
「つぶさに観察しましょう」などと言う場合の、『つぶさに』でした!
ちなみに『備に』『悉に』も『つぶさに』と読むので、覚えておくと役立つ場面があるかもしれません。
身近な漢字にも、知らない読み方があると、面白いですよね。
筆者は、読めない漢字を見つけるとすぐに検索してしまいます。「えっ、そう読むの!?」という学びを得ると、楽しいものです。
日常的に目にする記事なども『具に』見れば、新しい発見があるかもしれませんね!
[文・構成/grape編集部]