柱でも鬼でもない!『鬼滅』ファン騒然の、意外なキャラのコスプレが話題に【池ハロ2025】
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撮影:grape編集部

ただハイレベルなコスプレじゃなかった… まさかの『真実』に「信じられない!」筋肉質と華奢な体型を1人で演じ分け!『鬼滅の刃』の宇髄天元と時透無一郎のギャップコスプレを成し遂げた、LAYさんに迫ります。

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1968年に創刊され、翌年1969年から週刊化された、漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』。
同誌からは、これまでに『ドラゴンボール』や『ONE PIECE』『鬼滅の刃』といった、日本が世界に誇る作品が数多く世に送り出されています。
普段ほとんど漫画を読んだりアニメを観たりしない人でも、雑誌名を一度は耳にしたことがあるでしょう。
『池ハロ』で『ジャンプ』連載作品のキャラクターたちと遭遇!
『週刊少年ジャンプ』の愛読者であり、コスプレ好きの筆者は、2025年10月24~26日の3日間で東京都豊島区にて開催されたコスプレイベント『池袋ハロウィンコスプレフェス2025 Powered by dwango』(以下、池ハロ)の2日目に参加。
『鬼滅の刃』煉獄さんは実在した!? 思わず二度見する、鬼滅コスプレに「本物かと思った」
撮影:grape編集部
『週刊少年ジャンプ』連載作品に登場する数多くのキャラクターたちのコスプレを見た中でも、特に心が惹かれた3名を紹介します!
『鬼滅の刃』コスプレ、チョイスにグッとくる
筆者は、『週刊少年ジャンプ』で連載されていた作品の中でも、特に『鬼滅の刃』が大好き。
『鬼滅の刃』には、主人公の竈門炭治郎をはじめとし、柱や上弦の鬼など、敵・味方関係なく魅力あふれるキャラクターが数多く登場します。
そんな『鬼滅の刃』で確かに登場するものの、「なぜそのキャラを選んだ…?」と思わず聞きたくなるようなコスプレが目に留まりました。
柱でも上弦の鬼でもない、腕が6本あるキャラクターと言えば…。
撮影:grape編集部
分かる人はきっと分かるはず。そう、絡繰人形の縁壱零式です!
扮しているのは、みん(@mikyan280)さん。同年7月公開のアニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』が大ヒットしたという背景に加え、次のような理由で縁壱零式のコスプレに挑んだといいます。
『動きのあるコスプレ』を作りたいなという想いがあり、挑戦しました。
縁壱零式の腕は6本ありますが、「これらをすべて動かしてみたい」と思ったのがきっかけです。
6本の腕が全部動くということに、驚きを持ってもらえたら嬉しく思います。
6本の腕については、コスプレ用の衣装パーツや小道具の制作に用いられる、板状素材のコスプレボードを使って作っているとか。
最後に、『池ハロ』に参加する意義について聞いてみたところ、このように想いを明かしてくれました。
自分と同じような人とつながりたいというよりは、普段関わらないような人たちから「写真を撮っていいですか」と聞かれたり、「すごい!」って褒められたりするのが嬉しいなという思いがあります。
年に一度、いろんな人と交流ができるのは、すごく魅力的ですよね。
自らが「挑戦してみたい」と思ったコスプレをきっかけに、普段関わらないような人たちともコミュニケーションが図れるのは、嬉しいことですね!
『呪術廻戦』人気キャラ・夏油傑は実在した!?
2024年9月に『週刊少年ジャンプ』で完結した後も、アニメシリーズの総集編が映画化されるなど、話題の尽きない『呪術廻戦』。
同作に登場する、五条悟と因縁の深い夏油傑のコスプレに、筆者は思わず圧倒されてしまいました。
そのコスプレとは…。
撮影:grape編集部
まるで二次元の世界から飛び出してきたかのようなクオリティ…!
扮しているのは、ばとん(@batonmax2525)さん。夏油傑は、『呪術廻戦』に限らず、全アニメ作品の中で一番好きなキャラクターだと言います。
作中で描かれる、夏油傑の考え方に共感できたことが、コスプレに挑戦するきっかけとなったそうです。
「自分の大切な人を守るためには手段は選ばない」という、自分の考え方をしっかり貫いている人間だなと思います。
コスプレ用の衣装は自作しており、自らの体型に合わせつつ、原作に合うようなサイズ感を重視しているとか!
また撮影時は、夏油傑特有の陰のある雰囲気を醸し出すため、あまり笑わないように意識しているそうですよ。
夏油傑の大ファンだという人も、このコスプレを見れば「ほ、本物がいる…」と錯覚するかもしれませんね!
『チェンソーマン』のハイクオリティなコスプレが圧巻
同年9月に漫画原作のアニメ映画『劇場版「チェンソーマン レゼ篇」』が公開され、世間の注目を集めている『チェンソーマン』。
黒崎(@kurosakikagura)さん扮する、主人公・デンジが『チェンソーマン』に変身した後の姿が圧巻ものでした!
撮影:grape編集部
黒崎さんはもともと『チェンソーマン』の原作が好きで、アニメシリーズが放映される前から、同作に登場するキャラのコスプレを楽しんでいたと言います。
なんと言っても注目すべきは、デンジの息づかいすら聞こえてきそうな造形美。製作工程や材料などについて聞いてみると、こんな答えが返ってきました。
材料の大半は、100円ショップ『ダイソー』などで買った商品です。
ジョイントマットや厚紙、紙粘土などで精巧な顔の造りを再現しました。
刃の部分は園芸用の支柱で固定しており、その上に厚紙をかぶせて成形しています。色はスプレー塗料でつけました。
製作期間は5日間だとか。「今年のゴールデンウィークの5日間、ぶっ通しで作りました」と、驚きの制作秘話を明かしています。
デンジについては、初めて見た瞬間に「なんだこのかっこいいキャラは」と思ったそうです。
「頭はよくないけれど、一生懸命で『人間味』がある。精神的にもろい『ダーティーヒーロー感』がたまらない」と、愛にあふれた回答をくれました。
これほどの完成度に仕上げることができるのは、黒崎さんがデンジに捧げる、大きな愛があってこそなのでしょう!
『池ハロ』で『ジャンプ』のキャラを大満喫!感想は?
『池ハロ』をほぼ丸一日満喫した筆者。大好きな『週刊少年ジャンプ』のキャラクターたちを三次元の空間で楽しめて、この上なく幸せな気持ちになりました。
二次元の世界で躍動するキャラクターたちを画面や紙面越しに楽しむのとはまた違う、新鮮な体験ができたように感じます。
『池ハロ』のようなコスプレイベントに少しでも興味がある人は、足を運んでみてください。きっとクセになりますよ!
[文・構成・取材/grape編集部]