北海道の定番おやつに「何これ!」 ソーセージに合わせる意外な調味料が…?
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もう歯磨きをせずに済む!? 漫画家が描いたまさかの発想が…「笑った」忙しい朝や疲れた夜の歯磨きが面倒な人必見。漫画家の、さてよ(@sateyo)さんが思いついた「寝なければいい」という突飛な発想を4コマ漫画で描き、読者の共感と笑いを誘いました。

フレンドリーな年配男性客にホッとした次の瞬間? 目にした光景に、店員「怖っ!!」妻と一緒にレジに来た、笑顔が素敵な男性客。次の瞬間、店員が凍り付いた理由とは…!?
- 協力
- @NachiB9i






一部の地域で親しまれる料理を指す『ご当地グルメ』。
その土地に住んでいない人にとっては、思わぬ食材の組み合わせに驚かされることもあるでしょう。
なちぼぅ(@NachiB9i)さんは、地元である北海道のご当地グルメ『フレンチドック』を巡る出来事を漫画に描きました。
北海道を旅行していた友人は『フレンチドック』の店を見つけ、興味津々で注文したのですが…。
一般的な『アメリカンドッグ』のような見た目を想像していたため、思わずビックリ。
なんと、揚げた衣にたっぷりと砂糖をつけた状態で提供されたのです…!
『フレンチドック』とは、串に刺した魚肉ソーセージに衣をつけて揚げ、砂糖をまぶして食べる、道東のご当地グルメ。
道外の人からすれば味のイメージが湧きづらく、「これ何?」と驚くのも無理はないでしょう…。
なちぼぅさんが友人のリアクションを描いた漫画は、Xで大きな反響を呼びました。
・初めて知りました!!味が気になる…。想像がつきません。
・食べてみたいです!急激にお腹が減りました。
・道民ですが、この『白い粉』の中毒性がやばいんだよな…。食べたら飛ぶぞ。
北海道のご当地グルメ『フレンチドック』 漫画で描いた作者を取材
関西出身で、なじみのない『フレンチドック』に関心を持った筆者は、なちぼぅさんを取材。
漫画を描いたきっかけや、『フレンチドック』に対する思いなどについて聞きました。
――『フレンチドック』を漫画で描こうと思ったきっかけを教えてください。
本州に住む複数の友人に『フレンチドック』の話をしたら、「何それ!」と驚かれることが多かったからです。
「これは漫画にしたら楽しんでもらえるかも!」と思い、描きました。
ちなみにこのエピソードはほぼ実話で、道東に案内した友人とのやりとりをベースにしています。
「何これ…。アメリカンドッグじゃないの?」と驚かれた時のリアクションが面白かったです。
――北海道で生まれ育ったなちぼぅさんにとって『フレンチドック』はどんな食べ物ですか?
ずっと身近にあって、ふとした時に食べたくなるソウルフードですね!
地元のイベントやお祭り、スーパーマーケットなどで見かけると、つい買ってしまいます。おやつ感覚で食べることが多いですね。
なちぼぅさんが昔から親しんできた『フレンチドック』は、今でも変わらず身近な存在であり続けているようです。
提供:Erina Kamada
イベントの屋台などでも当たり前のように見かけることができ、なちぼぅさんに限らず、道民にとってのソウルフードとして根づいている様子がうかがえます。
『北海道あるある』を描き始めたワケ 「当たり前が誰かの発見に」
普段から『北海道あるある』を漫画に描き、SNSで発信している、なちぼぅさん。描き始めた理由について聞くと、次のように明かしてくれました。
道外の人と会話する中で、「えっ、これ北海道だけなの!?」「これ知らないの?」と思うことが多く、先輩の漫画家の方から「これを漫画にするといいよ」と言われたことがきっかけです。
「自分にとっては『当たり前』だったものが、誰かの笑いや発見につながるのは面白そう…」と思い、漫画に描くことにしました。
作品の原動力となっているのは、生まれ育った北海道の日常の、ふとした気づき。
なちぼぅさんにとっては何気ない出来事でも、多くの人にとっては新鮮な発見になっているのが面白いですね。
また、作品づくりのこだわりについて聞くと、次のように話してくれました。
日常の会話や出来事をベースにしているので、話のテンポや空気感が伝わるように、コマの中に入れる情報量や、登場人物の表情に気を配っていますね。
画風は「誰が読んでもほっこりできるように」ということを意識して、線をやわらかくしたり、色の数をなるべく少なくしたりしています。
北海道への愛情と、日常の温かさが伝わってくる、なちぼぅさんの作品。
『北海道あるある』を描いた漫画は多くの読者に癒やしと気づきをもたらしているようですね…!
※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。
[文・構成・取材/grape編集部]