「え、本物?」 記念日に作った『イーブイ』の手芸品に「生きてるみたい…」
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葉っぱに表現されたキャラクターが? 「なんか泣ける」「最高ランクだ」緻密な葉脈、あのキャラクターの姿、そして“また会おう”という想い。葉っぱ切り絵作家が生んだ涙と感動の一枚。
- 協力
- @bsaa_com






羊の毛で作られる素材『羊毛フェルト』。
特殊な針で毛をつつくことで繊維を絡め、自由自在に形を作ることができるため、手芸品の材料として人気でしょう。
2025年11月21日、そんな羊毛フェルトを使って、@bsaa_comさんがとある人気キャラクターの作品を制作。
Xで写真を公開すると、2万件近い『いいね』が寄せられ、大きな反響を呼びました。
「かわいすぎる…」と多くの人を悶絶させた、リアルな作品をご覧ください。
モデルとなったキャラクターは、人気コンテンツ『ポケットモンスター』シリーズに登場するイーブイです。
フワフワとした茶色い毛、先端がとがった耳、つぶらな瞳の形や色合いが、見事に表現されているではありませんか…!
手と足の裏の肉球まで表現されているのが、なんともかわいらしいでしょう。
平面の羊毛から、これほど立体的にキャラクターを作れることに驚かされますよね。
Xでは、投稿者さんの作品に魅了された人たちのコメントが続々と寄せられました。
・すごすぎる…。手と足の肉感がたまりません…!
・え、本物かと思った…。実際に見つめられたら、なんでもあげたくなってしまいそう。
・まるで生きているみたい。クオリティの高さがハンパないな。
・天使だ…。癒やされるし、胸がキュンキュンする。
羊毛フェルトでイーブイを表現! 投稿者が取材で明かした秘話
クオリティの高い羊毛フェルト作品に感銘を受けた筆者は、投稿者さんを取材。
作品を作ったきっかけや、こだわりなどを聞きました。
――どうしてイーブイの作品を作ろうと思ったのですか。
11月21日が『イーブイの日』だからです!
イーブイの記念日に合わせて作ろうと思い立ちました。
実は、同日は『11(イー)21(ブイ)』の語呂合わせで、一般社団法人日本記念日協会が正式に認定している記念日なのです。
『ポケットモンスター』をこよなく愛する投稿者さんは、この日に合わせて作品を作り、『ポケモンファン』たちと喜びを分かち合いたかったようですね。
かわいらしい『表情』の再現に苦戦 完成までは「15時間」
羊毛フェルト歴7年の投稿者さんをもってしても、完成までの道のりは決して簡単ではありませんでした。
――作品づくりで大変だった点はなんでしょうか。
イーブイは本当に顔の再現が難しくて…。
なんとか顔のかわいさを表現できるようにこだわりました。制作時間の大半が表情にかかっていると思いますね。
土台用の羊毛で形を作り、後から色つきの羊毛を整えていったのですが、完成までに15時間ほどかかりました。
作品づくりは、小さな1つの毛玉からスタート。
羊毛に針を刺す細かな工程を重ねながら、リアルな姿を丁寧に作り上げていきました。
見る人を和ませるイーブイの表情の裏には、投稿者さんの並々ならぬ手間と思いが込められていたのですね。
――Xでの大きな反響については、どう感じますか。
とにかく『イーブイの日』までに完成させるのに必死だったので、写真を投稿するまでは「本当にかわいいのか?」と、もはやでき栄えがよく分からない状態になっていました…(笑)。
ですが、みなさんに「かわいい」と言っていただけて、本当に自信がつきましたね。ありがたいです。
見ているだけで癒やされる、まさに生きているかのようなイーブイの姿。
丁寧に作られた手作りの温もりが、『ポケモンファン』のみならず、多くの人の心をつかんだようですね!
※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。
[文・構成・取材/grape編集部]