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母の手荒れを見た3歳児 ひと言に「笑ってしまった」「カサカサも悪くない」

By - エニママ  公開:  更新:

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子供の写真(撮影:エニママ)

撮影:エニママ

秋から冬にかけて、肌の乾燥がひどくなる筆者。

かかとや手指がカサカサになり、ひどい時にはかかとがひび割れ、指にはささくれができてしまうのです。

こまめに保湿クリームを塗るなど、ケアは心がけているのですが、毎日の掃除や料理で手はどうしても荒れてしまいます。

息子が号泣した理由

ある日、洗剤を使って掃除をした後、いつもより手のカサカサがひどくなっていました。手だけではなく、かかとの乾燥も目立つ状態に…。

ふと気づくと、3歳の息子が、筆者のかかとをじっと見つめていました。

「そんなに見ないでほしいな…」と思っていると、今度は息子の視線が筆者の手に移ります。

荒れた手指の写真(撮影:エニママ)

撮影:エニママ

次の瞬間、息子は顔を歪めて泣き出してしまったのです。

ここまでわずか数秒の出来事。何が起こったのかよく理解できない中、シクシクと泣く息子がこう言いました。

「ママが壊れちゃう」

詳しく話を聞いてみると、かかとのひび割れや指のささくれがどんどん大きくなって、筆者自身が崩れてしまうと思ったと言います。

子供の写真(撮影:エニママ)

撮影:エニママ

筆者の頭に浮かんだのは、アニメでよく見る、敵のキャラクターがバラバラに崩れて消えていくシーン。

きっと息子は、そんな風に筆者が壊れていく姿を想像してしまったのでしょう。

そんな息子の想像がおかしくて、つい笑ってしまいそうでしたが、息子をなだめて「ママは壊れることはないよ」と説明。息子は理解したようで、ニコニコと笑顔になってくれました。

それ以来、息子は気がつくと筆者にクリームを塗ってくれるようになったのです。

相変わらず手足はカサカサで、正直自分でも嫌だなと思います。

しかし、あの時の息子のことを思い出すと、肌がカサカサしているのも「なんだか悪くない」という気持ちになるのです。


[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]

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