「どの位いるんだろうか」 病院に駆け込んできた親子の話に、ハッとする By - grape編集部 公開:2018-10-04 更新:2018-10-04 お母さん姉妹病院親子 Share Post LINE はてな コメント 家族を大切にする人はたくさんいます。中には、「自分を多少犠牲にしても、家族を守れたらそれでいい」という人もいるかもしれません。 しかし、本当にそれでいいのでしょうか。 母親のめい(son_son_sooooooon)さんが、2歳の息子さんを小児科へ連れて行った時に見かけた、ある親子のことをInstagramに公開。多くの人をハッとさせました。 自分より家族を優先する人 病院の待合室で順番を待っていた、めいさん親子。 めいさんは、ソファに上りたいのに無理矢理下ろされて怒る息子さんの相手をしていました。 すると、2人の娘さんを連れた母親が、あわてた様子で受付にやってきます。 めいさんは、看護師と母親の話に耳を傾けました。すると、霧雨の降る中で自転車に乗っていていたところ、誤って転倒してしまったことが分かりました。 母親は、自転車の前後に2人の娘さんたちを乗せていたようです。 娘さんたちはそれぞれヘルメットを被っていたため、一見無事なように見えました。ですが、年下の娘さんが軽く頭を打った可能性があるそうです。 看護師に一通り説明し終えた母親は、何か思うところがあったのでしょうか。年下の娘さんの心配をしていた母親は、年上の娘さんのほうを見ると「お姉ちゃんは本当に大丈夫なんだよね?」と尋ねました。 すると、年上の娘さんは泣き崩れます。 どうしたのかと思うと、年上の娘さんは次のように述べました。 「本当は足をすりむいていたけれど、自分より妹のことを優先しなければと思っていえなかった」 「お母さんがあわてていたから、これ以上いうとお母さんがかわいそうだと思った」 年上の娘さんは、自分より妹さんや母親のことを優先して我慢していたのです! 血も出ていない程度のかすり傷。それでも、年上の娘さんも自転車の転倒に驚き、痛い思いをしたことを母親に話したかったはずです。 しかし、「自分はお姉さんだからしっかりしないと」「負担をかけないようにしないと」と、子どもながらに考えたのでしょう。 子どもに我慢させてしまったことを知り、ハッとした母親。「ごめんね。痛かったね。怖かったよね」と泣きそうな声で、我慢させた分を取り戻すかのように年上の娘さんに謝っていました。 View this post on Instagram めいさん(@son_son_sooooooon)がシェアした投稿 – 2017年 2月月25日午後9時21分PST 一方、頭を打った下の娘さんは、母親にくっつきながら待合室のテレビに写るアニメに夢中。検査でも異常がなかったとのことです。 多くの人が親子のやり取りに心打たれ、下の娘さんが無事だった結末に「めでたし、めでたし」と思うことでしょう。 しかし、一連の出来事を見ていためいさんは、見逃されがちなあることに気が付いていました。 母親のフォローは誰がする? 次のページへ 1 2 出典 son_son_sooooooon Share Post LINE はてな コメント
家族を大切にする人はたくさんいます。中には、「自分を多少犠牲にしても、家族を守れたらそれでいい」という人もいるかもしれません。
しかし、本当にそれでいいのでしょうか。
母親のめい(son_son_sooooooon)さんが、2歳の息子さんを小児科へ連れて行った時に見かけた、ある親子のことをInstagramに公開。多くの人をハッとさせました。
自分より家族を優先する人
病院の待合室で順番を待っていた、めいさん親子。
めいさんは、ソファに上りたいのに無理矢理下ろされて怒る息子さんの相手をしていました。
すると、2人の娘さんを連れた母親が、あわてた様子で受付にやってきます。
めいさんは、看護師と母親の話に耳を傾けました。すると、霧雨の降る中で自転車に乗っていていたところ、誤って転倒してしまったことが分かりました。
母親は、自転車の前後に2人の娘さんたちを乗せていたようです。
娘さんたちはそれぞれヘルメットを被っていたため、一見無事なように見えました。ですが、年下の娘さんが軽く頭を打った可能性があるそうです。
看護師に一通り説明し終えた母親は、何か思うところがあったのでしょうか。年下の娘さんの心配をしていた母親は、年上の娘さんのほうを見ると「お姉ちゃんは本当に大丈夫なんだよね?」と尋ねました。
すると、年上の娘さんは泣き崩れます。
どうしたのかと思うと、年上の娘さんは次のように述べました。
「本当は足をすりむいていたけれど、自分より妹のことを優先しなければと思っていえなかった」
「お母さんがあわてていたから、これ以上いうとお母さんがかわいそうだと思った」
年上の娘さんは、自分より妹さんや母親のことを優先して我慢していたのです!
血も出ていない程度のかすり傷。それでも、年上の娘さんも自転車の転倒に驚き、痛い思いをしたことを母親に話したかったはずです。
しかし、「自分はお姉さんだからしっかりしないと」「負担をかけないようにしないと」と、子どもながらに考えたのでしょう。
子どもに我慢させてしまったことを知り、ハッとした母親。「ごめんね。痛かったね。怖かったよね」と泣きそうな声で、我慢させた分を取り戻すかのように年上の娘さんに謝っていました。
一方、頭を打った下の娘さんは、母親にくっつきながら待合室のテレビに写るアニメに夢中。検査でも異常がなかったとのことです。
多くの人が親子のやり取りに心打たれ、下の娘さんが無事だった結末に「めでたし、めでたし」と思うことでしょう。
しかし、一連の出来事を見ていためいさんは、見逃されがちなあることに気が付いていました。
母親のフォローは誰がする?