『獺』『鼯鼠』読める? かわいい動物の難読漢字3選
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これなんて読むか分かる? 食卓に並ぶことが多い食材で…「昨日食べたわ」「ギブアップ!」身近なものの漢字でも、普段あまり目にしないものが多くあるものです。 本記事では、馴染みのある食材の難読漢字を2つ紹介します。

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突然ですが、あなたの好きな動物はなんですか。
ペットとして飼っている犬や猫から、動物園でしか見られないレアな動物まで、さまざまでしょう。
今回は、動物園にいる人気者の中から、あまり知られていない名前の漢字を3つ紹介します。
意外と知らない!『動物』の難読漢字3選
動物園を訪れると、『うさぎ』や『ハリネズミ』など、ひらがなやカタカナで表記されている看板を多く見かけますよね。
そんな動物にも、実は動物の生態に由来する、漢字表記があるのです。
漢字を知れば、その動物についても詳しくなれるかもしれませんよ!
問題1:土竜
まずは、『土竜』という漢字です。
3部作で映画化された、人気漫画『土竜の唄』のタイトルに入っており、ピンときた人もいるかもしれません。
ヒントは、漢字にある通り『土』の中で生活している動物です。
もうお分かりいただけたでしょうか。正解は…。
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土の中にトンネルを掘って生活している、モグラでした!
モグラは、とても代謝がいいため、1日に体重の半分程度のエサを食べているとか。
私たちから見えない地中の中で、常にエサを探して動き回っているそうですよ。
問題2:獺
続いて紹介するのは、『獺』。
水辺で生活している哺乳類で、泳ぎに適した短い四肢や細長い胴体を特徴としています。
つぶらな瞳がかわいらしくて、愛嬌たっぷりな表情が好きだという人もいるかもしれません。
では、下にスクロールして、答え合わせと、『獺』の表情を堪能しましょう!
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正解は…カワウソでした!
余談ですが、『獺』という漢字は、日本酒の銘柄である『獺祭(だっさい)』に使われています。
『獺祭』は、カワウソが獲物の魚を川岸に並べる習性の『獺祭魚』が由来なのだとか。
問題3:鼯鼠
最後は、『鼯鼠』という漢字です。
『鼯鼠』は、異なる2つの動物の読み方を持ちます。
両者ともに、脚を広げて木々の間を滑空することができ、『空飛ぶ哺乳類』と呼ばれているとか。
『鼠』という字があるように、ネズミにも似た見た目をしていますよ。
「まだピンと来ていない…」という人は、以下の答えを確認してみてください。
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正解は、モモンガとムササビでした!ちなみに、写真はムササビです。
実は、『鼯』という漢字だけでも、モモンガとムササビという意味になると言います。
両者は、漢字表記と同様に、英語でも『Flying Squirrel』で同じ表記なのだとか。
姿が似ているので混同されがちであるものの、体長は大きく異なります。
モモンガは約14〜20cmである一方で、ムササビは約30〜50cm。なんと、2倍以上の差があるのです!
動物の漢字を調べてみよう!
よく知られた動物の漢字表記を知って、驚いた人は少なくないでしょう。
漢字の由来や意味と合わせて、動物の生態を深く知るのも楽しいですよね。
ほかにも、気になる動物の漢字があったら、調べてみるのをおすすめします!
[文・構成/grape編集部]