「人は時に悪魔のようなことをする…」 投げ捨てられた袋がガサッと音を立てて動いた
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臨時休業をした整体院 入り口にあった『貼り紙』に「これは仕方ない」「いい職場」2024年11月14日に、ある理由で臨時休業をした、同店。 「お許しください」といった言葉とともに、臨時休業を知らせる貼り紙を、Xのアカウント(@msgCura)で公開したところ、大きな注目を集めることになりました。
買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」
行き場のない動物たちを保護するために、ジュリアナ・カスタネダ・ターナーさんという女性が創設したコロンビアのジュリアナ動物保護団体。
ある朝、ジュリアナさんの妹で、ジュリアナ動物保護団体でボランティアを行う女性が、施設でニワトリのエサやりを行っていました。
突然、1匹の黒い子犬が歩いて来たのが目に入ります。
「ウチの施設の子じゃない。
どうしたのかしら?」
不思議に思いながらも子犬を抱え、「もしかしたら、ほかにもいるのかしら」と、姉のジュリアナさんと一緒に施設内を見て回ることに。
すると、2人は施設の片隅で、とんでもない物を発見することになります。
口をヒモで縛られた白い袋…
2人が見つけたのは、口がヒモで縛られた白い袋。
そして、恐ろしいことに、その袋がガサッと音を立てて動きます。
「まさか」と思い、2人が袋を開けると、そこには生後5週間くらいの黒い仔犬が3匹入っていたのです。
衰弱しきった3匹の子犬。
すぐに病院に連れて行き、適切な治療を施したことで命に別状はありませんでしたが、発見が遅れていたら、どうなっていたか分かりません。
ジュリアナさんは語ります。
「たまたま1匹だけ袋から出ることができたのでしょう」
「もし4匹とも袋の中に閉じ込められた状態だったら、私たちが発見するのはもっと遅れていたかもしれません」
元気になった4匹の子犬たち
「我先に」と元気いっぱいにエサを食べる4匹の子犬。
ジュリアナさんたちに保護されたことで、子犬たちはすっかり元気になりました。
だからと言って、白い袋に閉じ込めて4匹の子犬を放置した行動が許されるわけではありません。
ジュリアナさんは、これまでの経験から、こんなメッセージをFacebookに投稿しています。
「確かなことは言えませんが、多分、近くに住む人が飼えなくなった子犬を私たちの施設に投げ捨てたのでしょう」
「人間は、時に悪魔のような行動を動物たちにしてしまうのです」
今後、この黒い子犬たちの体力が回復してから、里親探しが行われるとのこと。
今回は、たまたま助かりましたが、人間の勝手な都合で犬を投げ捨てるなどあってはならないことです。ましてや、逃げられないように袋に閉じ込めて、口をヒモで縛るなど言語道断。
こういった動物の命を、命とも思わないような事件がなくなることを願わずにはいられません。