２０１６年９月１２日、ロシア・カリーニングラードの高速道路で起きた出来事をご紹介します。

道路に設置されている防犯カメラに、小さな生き物が震えている姿が撮影されました。高速道路に、子猫が迷い込んでしまったのです。

怯えているのか、怪我をしているのか…理由はわかりませんが、子猫はその場から一歩も動きません。

そんな子猫をまたぎ、すぐ横を走っている多くの車…。ギリギリ接触していませんが、いつ轢かれてもおかしくない状況です。

すると、後ろから走ってきた一台の車が猫の近くでブレーキを踏みました。いったいなにをするのでしょうか…？

男性は車から降りると…。

震える子猫を救出！子猫を自分の車に乗せ、走り去っていったのです。

この映像を都市が公開すると、「彼こそヒーローだ！」「なんて優しい心をもった男性だろう…」と称賛の声があがりました。

防犯カメラの映像によると、子猫は４分間ずっと道路で怯えていたそうです。子猫にとって、男性は命の恩人だったに違いありません。

多くの人が知らんぷりをする中、高速道路で車を停めて小さな命を助けた男性…。彼の行動に、心からの拍手を送ります。