グラブを持ったウィザード 世界に誇る侍ジャパンの守備職人・菊池涼介
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

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野球の国際大会「第4回ワールド・ベースボール・クラシック」(以降はWBC)で6連勝を飾り、無敗で準決勝進出を決めた我らが侍ジャパン。
なんといっても、打線が絶好調ということが快進撃を支えている一因。しかしいくら点数を取っても、その点数を守りきれなければ試合に勝つことはできません。
そんな侍ジャパンの頼れる守備の要といえば、二塁手のポジションに入っている広島カープの菊池涼介選手でしょう。
菊池選手は4年連続ゴールデングラブ賞を受賞。今大会でも毎試合のようにナイスプレーを見せ、相手チームのチャンスをことごとく潰しています。
普通であればヒットの打球がアウトになってしまうのですから、打者からすればセカンド方面には打ちたくないでしょう。
オランダ戦で見せたダイビングキャッチ
菊池選手の今大会のプレイで特に印象深いのは、3月12日に行われたオランダ戦。7回1死ランナー1塁の場面で見せた、こちらの守備。
松井裕樹投手の股を抜く、通常であればセンター前ヒットという当たりを菊池選手はダイビングキャッチ。
そのまま、グラブトスで遊撃手にボールを送り、ランナーをアウトに!
グラブトスでなくても体勢を整えてから送球しても十分、ランナーはアウトにできたようにも見えます。菊池選手は試合後このプレーについてこのように振り返っています。
マウンドに跳ねてくれたから捕れたという感じなんですが、最高の舞台で最高のプレーができたので嬉しいです。
ゲッツーいければ取りたかったんですけど、一つ(アウトを)取れてよかったです。
なんと菊池選手は、あくまでゲッツーを狙っていたからこその素早いグラブトスだったとのこと。
この当たりでゲッツーを狙いにいくあたり、次元が違います。ちなみにこのプレーには、相手チームであるオランダベンチからも拍手が出ていました。
その守備力の高さは同業者たちも認めるほど