大谷翔平が『通訳賭博疑惑』で会見 明かす想いに「胸が締め付けられる」 By - grape編集部 公開:2024-03-26 更新:2024-03-26 プロ野球大谷翔平野球 Share Post LINE はてな コメント アメリカのメジャーリーグの球団『ロサンゼルス・ドジャース(以下、ドジャース)』で活躍する、大谷翔平選手。 2024年3月20日、大谷選手の通訳を務める水原一平氏が、同選手から大金を盗んだうえで違法賭博に関与していた疑いが報じられました。 水原氏は解雇され、今回の件を事実と認めた上で、自身がギャンブル依存症であると明かしています。 大谷翔平、通訳の『違法賭博』について思い明かす 日本時間同月26日早朝、『ドジャース』は大谷選手出席のもと、アメリカのカリフォルニア州にある球場『ドジャー・スタジアム』にて会見を実施。 大谷選手は、今回の騒動が明らかになってから初めて、自身の口で現状や思いについて明かしました。 会見の出席者は、大谷選手と通訳の2人のみ。会見が始まると、大谷選手は日本語で、このように述べました。 みなさん、来ていただいてありがとうございます。 僕も話したかったので嬉しく思っていますし、チームの関係者もみなさん…僕自身もそうですけど、ファンのみなさんもここ1週間くらいですかね…厳しい1週間だと思うのですけど、みなさんも含めて我慢とご理解をしていただいたのは「すごくありがたいな」と思っています。 まず、僕自身が信頼していた方のあやまちというのを、悲しくというか、ショックですし、今はそういう風に感じています。 水原氏は、大谷選手の口座から少なくともおよそ450万ドル(約6億8000万円)を盗んだとされています。 今回の騒動は、大谷選手だけでなく、チーム関係者や多くの野球ファンが強いショックを受けたことでしょう。大谷選手は、まず深い悲しみに暮れている人たちに向けて、共感を示しました。 続いて、報道やネットなどで上がっている、自身に向けた疑惑について、力強くこのように述べています。 まず初めに、僕自身は何かに賭けたりとか、誰かに代わってスポーツイベントに賭けたりとか、それをまた頼んだりっていうのはないですし、僕の口座からブックメーカーに対して誰かに送金を依頼したことも、まったくありません。 本当に数日前まで、彼がそういうことをしていたっていうのも、まったく知りませんでした。 結論からいうと、彼が僕の口座からお金を盗んで、なおかつ、僕の周りもそうですね、みんなに嘘をついていたっていうのが、結論からいうとそういうことになります。 水原氏の違法賭博関与が報じられた際、大谷選手に対しても「協力をしていたのではないか」「自身も違法賭博をしていたのでは」といった声が上がっていました。 しかし大谷選手は、そういった疑惑を真っ向から否定。今回の件が明らかになるまで、水原氏の疑惑については、まったく知らなかったといいます。 また、発覚するまで『ドジャース』の関係者や弁護士たちも、水原氏に嘘をつかれていたと明かしました。 大谷選手は、仕事のパートナーとして長い間、水原氏を信頼していたことでしょう。こういった形で裏切られたことについて、大谷選手は現在の正直な気持ちを述べています。 僕はもちろんスポーツ賭博には関与していないですし、ブックメーカーに、さっきいいましたけど、送金していたという事実はまったくありません。 正直『ショック』という言葉が正しいとは思わないですし、それ以上の…うまく言葉では表せないような感覚で、この1週間くらいはずっと過ごしてきたので、今はそれをうまく言葉にするのは難しいなと思っています。 大谷翔平が明かした『今の思い』に同情の声 前述したように、水原氏は大谷選手のコミュニケーションを支える立場として、ともに活躍してきた仕事仲間。そんなにも身近な存在に大金を盗まれるのは、人としてつらい状況でしょう。 会見で何度も発した「うまく言葉では表せない」という言葉を聞くに、大谷選手はまだ気持ちの整理ができていないようです。 日本でも報じられた、大谷選手の会見。ネット上では、多くの人が大谷選手の心境を想像し、同情する声を寄せています。 ・野球ファンとして2人の姿をずっと見てきたので、泣けてきた。つらいだろうに。 ・こんなことがあってもなお、大谷選手が会見で終始『一平さん』と呼んでいたことに胸が締め付けられた。 ・「言葉では表せない」といっている時に、珍しく言葉を詰まらせていたな…。自分まで悲しい。 今後は警察の調査に協力していく旨を明かした、大谷選手。 また、自身の野球については「気持ちを切り替えるのは難しいが、シーズンに向けてまたスタートしたい」と前向きな想いを明かしています。 [文・構成/grape編集部] 元プロ野球選手 清原和博容疑者、逮捕される ファンは動揺…2016年2月2日、元プロ野球選手の清原和博容疑者が、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されました 大谷翔平、シルバースラッガー賞を受賞 「さすがだな」「話題が尽きない」アメリカのプロ野球チーム『ロサンゼルス・ドジャース』の大谷翔平選手が、『シルバースラッガー賞』を受賞しました。 Share Post LINE はてな コメント
アメリカのメジャーリーグの球団『ロサンゼルス・ドジャース(以下、ドジャース)』で活躍する、大谷翔平選手。
2024年3月20日、大谷選手の通訳を務める水原一平氏が、同選手から大金を盗んだうえで違法賭博に関与していた疑いが報じられました。
水原氏は解雇され、今回の件を事実と認めた上で、自身がギャンブル依存症であると明かしています。
大谷翔平、通訳の『違法賭博』について思い明かす
日本時間同月26日早朝、『ドジャース』は大谷選手出席のもと、アメリカのカリフォルニア州にある球場『ドジャー・スタジアム』にて会見を実施。
大谷選手は、今回の騒動が明らかになってから初めて、自身の口で現状や思いについて明かしました。
会見の出席者は、大谷選手と通訳の2人のみ。会見が始まると、大谷選手は日本語で、このように述べました。
みなさん、来ていただいてありがとうございます。
僕も話したかったので嬉しく思っていますし、チームの関係者もみなさん…僕自身もそうですけど、ファンのみなさんもここ1週間くらいですかね…厳しい1週間だと思うのですけど、みなさんも含めて我慢とご理解をしていただいたのは「すごくありがたいな」と思っています。
まず、僕自身が信頼していた方のあやまちというのを、悲しくというか、ショックですし、今はそういう風に感じています。
水原氏は、大谷選手の口座から少なくともおよそ450万ドル(約6億8000万円)を盗んだとされています。
今回の騒動は、大谷選手だけでなく、チーム関係者や多くの野球ファンが強いショックを受けたことでしょう。大谷選手は、まず深い悲しみに暮れている人たちに向けて、共感を示しました。
続いて、報道やネットなどで上がっている、自身に向けた疑惑について、力強くこのように述べています。
まず初めに、僕自身は何かに賭けたりとか、誰かに代わってスポーツイベントに賭けたりとか、それをまた頼んだりっていうのはないですし、僕の口座からブックメーカーに対して誰かに送金を依頼したことも、まったくありません。
本当に数日前まで、彼がそういうことをしていたっていうのも、まったく知りませんでした。
結論からいうと、彼が僕の口座からお金を盗んで、なおかつ、僕の周りもそうですね、みんなに嘘をついていたっていうのが、結論からいうとそういうことになります。
水原氏の違法賭博関与が報じられた際、大谷選手に対しても「協力をしていたのではないか」「自身も違法賭博をしていたのでは」といった声が上がっていました。
しかし大谷選手は、そういった疑惑を真っ向から否定。今回の件が明らかになるまで、水原氏の疑惑については、まったく知らなかったといいます。
また、発覚するまで『ドジャース』の関係者や弁護士たちも、水原氏に嘘をつかれていたと明かしました。
大谷選手は、仕事のパートナーとして長い間、水原氏を信頼していたことでしょう。こういった形で裏切られたことについて、大谷選手は現在の正直な気持ちを述べています。
僕はもちろんスポーツ賭博には関与していないですし、ブックメーカーに、さっきいいましたけど、送金していたという事実はまったくありません。
正直『ショック』という言葉が正しいとは思わないですし、それ以上の…うまく言葉では表せないような感覚で、この1週間くらいはずっと過ごしてきたので、今はそれをうまく言葉にするのは難しいなと思っています。
大谷翔平が明かした『今の思い』に同情の声
前述したように、水原氏は大谷選手のコミュニケーションを支える立場として、ともに活躍してきた仕事仲間。そんなにも身近な存在に大金を盗まれるのは、人としてつらい状況でしょう。
会見で何度も発した「うまく言葉では表せない」という言葉を聞くに、大谷選手はまだ気持ちの整理ができていないようです。
日本でも報じられた、大谷選手の会見。ネット上では、多くの人が大谷選手の心境を想像し、同情する声を寄せています。
・野球ファンとして2人の姿をずっと見てきたので、泣けてきた。つらいだろうに。
・こんなことがあってもなお、大谷選手が会見で終始『一平さん』と呼んでいたことに胸が締め付けられた。
・「言葉では表せない」といっている時に、珍しく言葉を詰まらせていたな…。自分まで悲しい。
今後は警察の調査に協力していく旨を明かした、大谷選手。
また、自身の野球については「気持ちを切り替えるのは難しいが、シーズンに向けてまたスタートしたい」と前向きな想いを明かしています。
[文・構成/grape編集部]