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「君のナンバー1ファンより」郵便配達員に憧れる男の子へ、素敵な手紙が届く

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:Emily Giese

「大きくなったら○○になりたい」

誰もが、子どもの頃に憧れた職業があるのではないでしょうか。

アメリカに住むローガンくんは将来、『郵便配達員』になりたい4歳の男の子。彼は毎日、郵便配達の時間を心待ちにしています。

郵便配達員からの特別なプレゼント

ある日、ローガンくんは郵便を届けに来た配達員のウェスさんから手紙を渡されます。そこには、『小さな郵便配達員』への素敵なメッセージがしたためられていました。

僕が君に会ったのは一度だけだね。すごく寒い日で、僕は配達が少し遅れてしまったんだ。すると君は玄関先に座って、僕がやってくるのを待っていてくれたよね。

君はTシャツ姿で郵便局のロゴ入り野球帽をかぶっていて、気温が氷点下にもかかわらず、そんなことおかまいなしで、ただ郵便配達員に会いたかったんだよね。なぜだかわからなかったけど、でも僕にとってはとても大きな出来事だったよ。

僕は今日で郵便配達員を辞めるんだ。この仕事はすごく楽しかった。でももっと自分に合う仕事を見つけたんだ。それに、配達員に戻る機会はまたあるからね。

僕がとても興味を持っている仕事でポスタル・インスペクターという職業があるんだけど、めったに募集をしていないんだ。手紙や荷物を守る、言わば警察官のような仕事なんだ。もし僕がこの仕事に就けたら、君に誰より先に知らせるよ!

君にプレゼントがあるんだ。次回、君が郵便配達員を待っている時に凍えたりしないように。

それから、もし君が大きくなった時に、郵便配達員は自分がやりたいことじゃないって気づいても問題ないよ。僕も郵便配達員をそんなに長くしていたわけじゃないんだ。僕は郵便配達員であり、メカニックで、レジの店員で、大工にもなったんだよ。

君も夢中になれることを見つけて、ワクワクする気持ちをなくさないでね!君のナンバー1ファンより

Emily Giese ーより引用(和訳)

ウェスさんは冬の寒い日に、ローガンくんが配達に遅れた自分を待っていてくれたことを覚えていたのです。そして彼に郵便局のロゴ入りの冬用の帽子をプレゼントしました。

キラキラした瞳で自分を待っていてくれた4歳の少年。たった一度しか会ったことがなくても、ウェスさんにとってはローガンくんの純粋な気持ちが本当にうれしかったのでしょうね。

人生にはいろいろな選択肢があります。正直な気持ちを伝えながらも、郵便配達員に憧れる少年の夢を壊さないように誠意あふれるメッセージを送ったウェスさん。

もし、将来ローガンくんが郵便配達員以外の仕事を選んだとしても、憧れのウェスさんの存在はきっと彼の心にずっと残っていくことでしょう。


[文・構成/grape編集部]

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Emily Giese

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