「店の味を自宅で!」スーパーの食材で、あのバーガーを再現してみた結果 提供:日本マクドナルド株式会社 By - grape編集部 公開:2017-06-13 更新:2017-06-20 Share Post LINE はてな お腹をすかせて街を歩いていると、無性に食べたくなる外食の数々。それを自宅でも作れたら…と思うことはありませんか。 そのなかでも「頑張れば作れるかも」と思うのが、ほんの数種類の食材を組み合わせることでできるバーガー。そして筆者が今回再現してみよう!と意気込んでいるのが、愛してやまないマクドナルドのビッグマックです。 マクドナルドの味を、自宅で再現してみたい! 少し前にインターネットで、ビッグマックソースが限定販売されていると見た記憶があったので、そのソースを使えば限りなく現物に近づくはず、と入手を試みるも、まさかの完売!しかも発売後3分以内に売り切れたとのこと。 企画倒れか…とうなだれていた筆者ですが、もう頭の中はビッグマックでいっぱいです。こうなったら、ソースも含めて完全に自作することに。果たしてどこまで、店の味に近づけることができるのでしょうか。 スーパーの食材だけで作る『マクドナルド』 店の味を再現するため重要なのは食材。しかし目標は『自宅でいつでも』なので、普段から行っているスーパーですべての食材を購入することにしました。 マクドナルドのホームページの情報を頼りに、食材を選んでいきます。 レタス レタスは主に国産らしく、厳しい管理方法について色々書いてありますが、細かすぎて全部網羅するのは大変。とりあえず国産のものを選び、シャキッとしながらも硬すぎない歯ごたえがほしいので、新鮮そうなレタスを品定めしました。 パティ レタスの次は、バーガーの中核と言っても過言ではないパティ。なんと、つなぎも調味料も使っていない100%無添加ビーフとのこと。しかし、小麦粉や卵なしで自宅でパティを作るのは至難の業。やむをえず、つなぎ入りの市販のハンバーグのタネを使用します。ビーフ100%ではなく合挽きですが…産地はオーストラリア・ニュージーランドとのことで、ここだけはクリア。 ハンバーグのタネを平たく潰してパティ状にすることにしました。 ピクルス・オニオン ビッグマックにほのかな酸味と歯ごたえを加えてくれるピクルスは、個人的には隠れた主役です。スーパーには数種類しかないので、ここは大きさで選びます。 そして忘れてはいけないのはオニオン。ちょっと辛くてシャリシャリした食感は、バーガーのスパイス的役目を果たしています。 バンズ バンズは、バーガーを包み込んでくれる重要な存在。しかしスーパーをくまなく探しても、バンズが見当たりません。パン屋さんに行っても、注文がないとあまり出さないと言われてしまいました。 どうしようと思っていたら、棚にバンズによく似たロールを発見!迷うことなくゲットです。 調理へ…だが意外とうまく行かない 食材の調達・パティの下ごしらえは無事終了し、ついに調理開始です。おいしいビッグマックを作ってみせますよ!改めて材料はこちらです。 レタス 少々 オニオン 少々 ピクルス 2枚 チーズ 1枚 ビーフパティ(のように平たくしたハンバーグのタネ) 2枚 バンズ(のようなロール) 1つ まずは下ごしらえ。具材は全てバンズに挟むので、ゴロゴロしないよう丁寧にやります!バンズに少しはさむだけなのに、細かくきざむのはかなりの手間なんですね…。 レタスはなるべく葉っぱの部分を使い、芯の部分は包丁で軽く潰したりと、バーガーをかじったときにバンズと具材がずれない工夫をします。見えないところに細かい作業があることを痛感します。 いよいよパティ。熱々のフライパンに乗せると「ジュ〜」といい音がなり、肉の香りが漂い始めます。 肉を焼きながら、バンズをオーブンで温めます。パティが焦げないよう見ていなければいけないので、同時進行にあたふたしてしまいます。 しかし、ここまでの作業でかかった時間は15分。お店では一瞬で出てくるけど、やはりひとりだとちょっと時間がかかりますね。 バンズにはさむが、残念なお知らせ 最後に、ビッグマックと同じ順番で具材を重ねていきます。 ソースは『ビッグマックソース』に近そうな、サウザンアイランドドレッシングをベースにしてみました。 オリジナルのビッグマックソースは特製マスタード、みじん切りのピクルス、複数のスパイスが入っていて、レシピは秘伝なのだそう。 このソースの絶妙なバランスは再現できそうにありませんが、とりあえず残ったオニオンとピクルスを入れて、ビッグマックもどきソース完成。ペロッと味見してみたものの…こんな味だったかな、ちょっと微妙です。 完全再現とはいきませんでしたが、ビッグマックの自宅版が完成しました。 『自宅ビッグマック』は本物にどれだけ近い? できあがったバーガーを実食してみます。ビッグマックと比べてちょっと厚めで、パティも焦げが目立つ自作のハンバーガーを、恐るおそる口に運びます…。 「うん、悪くない。」十分食べれる仕上がりでホッとしたのですが、これはビッグマックじゃない! まず噛もうとすると、バンズがフニャっとして、具になかなかたどり着けません。パティは焼きたてなのに、なぜか脂っこさが強くて肉の旨味があまり感じられませんでした。 そこで最寄りのマクドナルドへ行き、自分のビッグマックと比べてみることにしました。 そこで見つけたのは、期間限定の「グランドビッグマック」!なんとビッグマックの1.3倍超サイズのバンズとパティを使用している、グランド級のバーガーとのこと。迷うことなくこちらを購入しました。 「これこれ!」マックのバーガーの中では厚みがあるビッグマックより、さらにボリューミーなグランドビッグマックだけど、かじれば素直に噛み切れる気持ちよさは変わらず!ビーフパティも、肉の旨味が詰まっていながらギトギトしない。同じパティなのにこんなに違うなんてビックリです。 聞くところによると、赤身の多い肉と少ない肉をバランス良くブレンドして、バーガーに最適な割合にしてるのだとか。そして家庭では再現しにくい「無添加100%ビーフ」…こうして肉のおいしさがぎゅっとつまったビーフパティになるんですね! そして、本物のビッグマックソースにはやはりかないません。マヨネーズとは違った甘みと酸味が、パティやチーズにうまく絡みます。それが口中にひろがると、思わず笑みがこぼれてしまいます。 グランドビッグマックのセット マクドナルドの代表格であるビッグマック。家でも作れるかと思いきや、随所にこだわりが詰まっていて難しそうです。ビッグマックを食べたいときは、最寄りのマクドナルドに行くのが一番ですね。 食材の道のり~産地・加工工場~ [文・構成/grape編集部] Share Post LINE はてな
お腹をすかせて街を歩いていると、無性に食べたくなる外食の数々。それを自宅でも作れたら…と思うことはありませんか。
そのなかでも「頑張れば作れるかも」と思うのが、ほんの数種類の食材を組み合わせることでできるバーガー。そして筆者が今回再現してみよう!と意気込んでいるのが、愛してやまないマクドナルドのビッグマックです。
マクドナルドの味を、自宅で再現してみたい!
少し前にインターネットで、ビッグマックソースが限定販売されていると見た記憶があったので、そのソースを使えば限りなく現物に近づくはず、と入手を試みるも、まさかの完売!しかも発売後3分以内に売り切れたとのこと。
企画倒れか…とうなだれていた筆者ですが、もう頭の中はビッグマックでいっぱいです。こうなったら、ソースも含めて完全に自作することに。果たしてどこまで、店の味に近づけることができるのでしょうか。
スーパーの食材だけで作る『マクドナルド』
店の味を再現するため重要なのは食材。しかし目標は『自宅でいつでも』なので、普段から行っているスーパーですべての食材を購入することにしました。
マクドナルドのホームページの情報を頼りに、食材を選んでいきます。
レタス
レタスは主に国産らしく、厳しい管理方法について色々書いてありますが、細かすぎて全部網羅するのは大変。とりあえず国産のものを選び、シャキッとしながらも硬すぎない歯ごたえがほしいので、新鮮そうなレタスを品定めしました。
パティ
レタスの次は、バーガーの中核と言っても過言ではないパティ。なんと、つなぎも調味料も使っていない100%無添加ビーフとのこと。しかし、小麦粉や卵なしで自宅でパティを作るのは至難の業。やむをえず、つなぎ入りの市販のハンバーグのタネを使用します。ビーフ100%ではなく合挽きですが…産地はオーストラリア・ニュージーランドとのことで、ここだけはクリア。
ハンバーグのタネを平たく潰してパティ状にすることにしました。
ピクルス・オニオン
ビッグマックにほのかな酸味と歯ごたえを加えてくれるピクルスは、個人的には隠れた主役です。スーパーには数種類しかないので、ここは大きさで選びます。
そして忘れてはいけないのはオニオン。ちょっと辛くてシャリシャリした食感は、バーガーのスパイス的役目を果たしています。
バンズ
バンズは、バーガーを包み込んでくれる重要な存在。しかしスーパーをくまなく探しても、バンズが見当たりません。パン屋さんに行っても、注文がないとあまり出さないと言われてしまいました。
どうしようと思っていたら、棚にバンズによく似たロールを発見!迷うことなくゲットです。
調理へ…だが意外とうまく行かない
食材の調達・パティの下ごしらえは無事終了し、ついに調理開始です。おいしいビッグマックを作ってみせますよ!改めて材料はこちらです。
まずは下ごしらえ。具材は全てバンズに挟むので、ゴロゴロしないよう丁寧にやります!バンズに少しはさむだけなのに、細かくきざむのはかなりの手間なんですね…。
レタスはなるべく葉っぱの部分を使い、芯の部分は包丁で軽く潰したりと、バーガーをかじったときにバンズと具材がずれない工夫をします。見えないところに細かい作業があることを痛感します。
いよいよパティ。熱々のフライパンに乗せると「ジュ〜」といい音がなり、肉の香りが漂い始めます。
肉を焼きながら、バンズをオーブンで温めます。パティが焦げないよう見ていなければいけないので、同時進行にあたふたしてしまいます。
しかし、ここまでの作業でかかった時間は15分。お店では一瞬で出てくるけど、やはりひとりだとちょっと時間がかかりますね。
バンズにはさむが、残念なお知らせ
最後に、ビッグマックと同じ順番で具材を重ねていきます。
ソースは『ビッグマックソース』に近そうな、サウザンアイランドドレッシングをベースにしてみました。
オリジナルのビッグマックソースは特製マスタード、みじん切りのピクルス、複数のスパイスが入っていて、レシピは秘伝なのだそう。
このソースの絶妙なバランスは再現できそうにありませんが、とりあえず残ったオニオンとピクルスを入れて、ビッグマックもどきソース完成。ペロッと味見してみたものの…こんな味だったかな、ちょっと微妙です。
完全再現とはいきませんでしたが、ビッグマックの自宅版が完成しました。
『自宅ビッグマック』は本物にどれだけ近い?
できあがったバーガーを実食してみます。ビッグマックと比べてちょっと厚めで、パティも焦げが目立つ自作のハンバーガーを、恐るおそる口に運びます…。
「うん、悪くない。」十分食べれる仕上がりでホッとしたのですが、これはビッグマックじゃない!
まず噛もうとすると、バンズがフニャっとして、具になかなかたどり着けません。パティは焼きたてなのに、なぜか脂っこさが強くて肉の旨味があまり感じられませんでした。
そこで最寄りのマクドナルドへ行き、自分のビッグマックと比べてみることにしました。
そこで見つけたのは、期間限定の「グランドビッグマック」!なんとビッグマックの1.3倍超サイズのバンズとパティを使用している、グランド級のバーガーとのこと。迷うことなくこちらを購入しました。
「これこれ!」マックのバーガーの中では厚みがあるビッグマックより、さらにボリューミーなグランドビッグマックだけど、かじれば素直に噛み切れる気持ちよさは変わらず!ビーフパティも、肉の旨味が詰まっていながらギトギトしない。同じパティなのにこんなに違うなんてビックリです。
聞くところによると、赤身の多い肉と少ない肉をバランス良くブレンドして、バーガーに最適な割合にしてるのだとか。そして家庭では再現しにくい「無添加100%ビーフ」…こうして肉のおいしさがぎゅっとつまったビーフパティになるんですね!
そして、本物のビッグマックソースにはやはりかないません。マヨネーズとは違った甘みと酸味が、パティやチーズにうまく絡みます。それが口中にひろがると、思わず笑みがこぼれてしまいます。
グランドビッグマックのセット
マクドナルドの代表格であるビッグマック。家でも作れるかと思いきや、随所にこだわりが詰まっていて難しそうです。ビッグマックを食べたいときは、最寄りのマクドナルドに行くのが一番ですね。
食材の道のり~産地・加工工場~
[文・構成/grape編集部]