消防士の兄から震災のアドバイス 「最後の『ひと言』がカッコよすぎ」
公開: 更新:

※写真はイメージ

ペットボトルをとっておいて! 『小さな穴』を開けるだけで…「超便利!」「いざという時に役立つ」【災害対策】今回は、災害時に役立つ『簡易水道』の作り方を紹介します。

「落ちてきたら危険!」 重い鍋や家電の正しい収納に「勉強になる」「助かる」『防災』としてできることは、避難場所や避難経路を確認する、避難グッズをそろえる、食品を備蓄するといった基本対策のほかに、キッチン収納の対策もあります。火を使うキッチンは2次災害のリスクもあるので、万が一に備え見直しておきましょう。
- 出典
大阪府北部を震源とする最大震度6弱の地震が、2018年6月18日に発生。交通情報や被害状況がさまざまなメディアで伝えられています。
そんな中、被災して困っている人に向けて「少しでも力になれば」と投稿されたツイートが注目を集めています。
余震の可能性もあるから
投稿者さんのお兄さんは、熊本地震を経験した消防士。余震が来ることを考え、大切なアドバイスをくれたそうです。
・火災の危険性を考えて、ガスの元栓は閉める。
・余震でも物が倒れるので、テレビなど倒せるものはあらかじめ倒しておく。
・落下しそうなものは、なるべく整理しておく。
・断水などを考え、浴槽に水を溜めておく。
・すぐに逃げられるように、貴重品、数日分の着替え、非常食、特に水を用意。充電器など外で生活できるような準備をしておく。
・近所の避難所などの確認。
・冷蔵庫の中身は腐るけど、通電火災を避けるために家を出る時はブレーカーを落とす。
また、熊本地震を経験しているお兄さんからは、こういったアドバイスも。
・熊本地震の時は一度目よりも二度目の地震のほうが強かったため、この後も絶対に油断しないように。
・地震で最悪なのが、水が止まること。水が出るうちにできるだけ手元に集めておくように。浴槽いっぱいに水を溜めて置けば、トイレなどの水に使える。
震災経験者だからこそのアドバイスです。
そして、家族想いのお兄さんが最後にくれたアドバイスがこちらです。
熊本地震の経験者なんだから、周りで困っている人がいたらちゃんと助けてあげるんだぞ!
消防士のお兄さんらしい、正義感にあふれるひと言。この言葉に、多くの人が心を打たれました。
・アドバイス、参考にさせていただきます。特に最後の言葉を。
・阪神大震災の経験者です。最後のひと言がすべてです!
・お兄さんすごくカッコいいです!水をいまのうちに溜めておきます。
・よい情報を共有してくれてありがとうございます。
経験者だからこそ、本当に必要なものが何かということが分かるのでしょう。
自分のことだけでいっぱいになってしまいがちな時だからこそ、困っている人がいれば手を取り合って協力する心も忘れずにいたいですね。
※投稿者様の意向により、アカウント名などは記載しておりません。
[文・構成/grape編集部]