水節約のため、ジップ付きポリ袋で炊飯 「この方法は危険」販売会社が注意を呼びかけ By - grape編集部 公開:2016-04-26 更新:2018-06-18 注意喚起災害米 Share Post LINE はてな コメント 熊本地震をきっかけに、震災時のライフハックの数々が改めて注目を浴びました。災害時に不足するものとして深刻なのは、水。 食品保存用のポリ袋に米と少量の水を入れ、沸騰した鍋でゆでるという方法。ゆでる際に使用する水は海水や雨水など汚れたものであっても問題ないことから、震災時に役立つとしてSNSで拡散されました。 炊飯器無しで米を炊く。米は洗わなくて良い。水は米がヒタヒタより少しだけ多目。ジプロックやコンビニ袋にいれて口を縛り、沸騰した大鍋の湯に15分つける。米の水分が無くなった頃が目安。大鍋湯は海水等でも可能。(FBより転載)#熊本地震 pic.twitter.com/7AV4c6qJwl— 三原康可 (@miharayasunori) 2016年4月19日 しかし、この方法について輸入販売会社が注意を呼びかけました。 【ポリ袋での炊飯に注意を】食品保存用のジッパー付きポリ袋で、炊飯器無しで米を炊く方法がネットで紹介されていますが、輸入販売会社では、鍋に火をかけた状態でお湯につけると鍋に触れた部分が溶ける可能性もあると注意を呼びかけていますhttps://t.co/WrofazQtlm— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) 2016年4月22日 取り上げられていた商品は耐熱100℃。お湯につかっていない鍋肌などに触れると、その部分が耐熱温度を超え袋が溶け出す恐れがあります。 もし非常時にこの調理方法を試す場合は、袋が破けてしまわないよう慎重に行う必要がありそうです。 また、ポリ袋の中には耐熱温度が100℃未満の商品も。そもそも湯煎に向かない商品もあるので注意したほうがよいでしょう。 湯煎調理専用の袋も販売されているので、あらかじめ有事に備えておくのもよいかもしれません。大量の炊飯には向きませんが、避難所ではなく自宅で生活をする際などに炊き立ての温かいご飯が食べられます。 カセットコンロなどを用意しておけば、電気・ガス・水道が不通のときでもご飯が炊けるのは心強いですね。 スケーター 湯煎用 調理バッグ 5枚入り 簡易炊飯袋 お袋のワザ(100g用)10枚入 水が不足したときには、米をとぐことも難しくなります。とがずに食べることもできますが、ぬかくさく食べづらくなります。備蓄用のお米は無洗米にするのも一つの手です。 ポリ袋やラップ類など使い捨てられるものは、水が不足した際に洗い物を減らしたり、衛生をたもって食中毒を防いだりするのに役立ちます。調理以外の用途もさまざまあるので買いそろえておくのが良さそうです。 電気、ガス、水道、どのライフラインが途絶え、どれが使えるかはその状況にならなければわかりません。対応策を幅広く、頭の隅にとどめておくのもよいかもしれません。 出典 @miharayasunori/@nhk_seikatsu Share Post LINE はてな コメント
熊本地震をきっかけに、震災時のライフハックの数々が改めて注目を浴びました。災害時に不足するものとして深刻なのは、水。
食品保存用のポリ袋に米と少量の水を入れ、沸騰した鍋でゆでるという方法。ゆでる際に使用する水は海水や雨水など汚れたものであっても問題ないことから、震災時に役立つとしてSNSで拡散されました。
しかし、この方法について輸入販売会社が注意を呼びかけました。
取り上げられていた商品は耐熱100℃。お湯につかっていない鍋肌などに触れると、その部分が耐熱温度を超え袋が溶け出す恐れがあります。
もし非常時にこの調理方法を試す場合は、袋が破けてしまわないよう慎重に行う必要がありそうです。
また、ポリ袋の中には耐熱温度が100℃未満の商品も。そもそも湯煎に向かない商品もあるので注意したほうがよいでしょう。
湯煎調理専用の袋も販売されているので、あらかじめ有事に備えておくのもよいかもしれません。大量の炊飯には向きませんが、避難所ではなく自宅で生活をする際などに炊き立ての温かいご飯が食べられます。
カセットコンロなどを用意しておけば、電気・ガス・水道が不通のときでもご飯が炊けるのは心強いですね。
スケーター 湯煎用 調理バッグ 5枚入り
簡易炊飯袋 お袋のワザ(100g用)10枚入
水が不足したときには、米をとぐことも難しくなります。とがずに食べることもできますが、ぬかくさく食べづらくなります。備蓄用のお米は無洗米にするのも一つの手です。
ポリ袋やラップ類など使い捨てられるものは、水が不足した際に洗い物を減らしたり、衛生をたもって食中毒を防いだりするのに役立ちます。調理以外の用途もさまざまあるので買いそろえておくのが良さそうです。
電気、ガス、水道、どのライフラインが途絶え、どれが使えるかはその状況にならなければわかりません。対応策を幅広く、頭の隅にとどめておくのもよいかもしれません。