絶対に触らないで!猛毒キノコ『カエンタケ』が大量発生!
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極めて強い毒性を持つキノコの一種「カエンタケ」が、大量に発生しているとして、識者などが注意を呼びかけているそうです。
食べれば命にかかわり、触るだけでも危険と言われる猛毒キノコ。もし見つけても絶対に触らないでください!
その毒性、火炎のごとし
カエンタケは漢字で書くと「火炎茸」または「火焔茸」と書きます。大きさは10センチ前後で、鮮やかな赤色。名前のごとく炎のような形をしています。
出典:厚生労働省
特筆すべきはその強い毒性で、致死量はわずか3gほどと極めて強力です。
しかし、見た目が見た目なので食べようとする方は少ないかもしれません。ただ、薬用と間違え、酒に浸し飲んでしまった事例などもあるようです。
症状は、摂取後10分程度で消化器系に強く現れ、腹痛や嘔吐を引き起こします。
さらに、めまいや呼吸困難、言語障害、肝不全など多様な障害をもたらし、死亡事例もあります。助かっても小脳の萎縮や言語障害、運動障害など後遺症が残ることも。
カエンタケから染み出る汁などが皮膚に付着すると、皮膚炎を起こし、ただれることがあります。手に取って観察するだけでも危険なので、子供などが好奇心で触らないように注意が必要です。
子供がもし、触った手で目をこすってしまったら…考えただけでも怖くなってしまいます。
大量発生の原因は?
カエンタケが大量に発生した、詳しい原因はまだ解明されていないそうです。
ただ、日本国内ではカシノナガキクイムシがブナ科の樹木を枯らしてしまう「ナラ枯れ」の被害が拡散したことが、要因の一つではないかと考えられています。
「ナラ枯れ」の被害拡散とカエンタケの発生時期、発生場所などが重なるのだそうです。
出典:厚生労働省
カエンタケは全国的に分布しているものの、近年では奈良県内など関西地方で大量に発生しているとのこと。
ちょっと珍しいからと手に取ってしまうだけで危険な猛毒キノコ。特にお子さんのいるご家庭では「絶対に触らないで」と伝えてください。