I consolidate my bags into one and they measure it and say it’s just a little too big. They proceed to charge me $50, except they only take credit card, no cash. Since I just got back from Europe all my cards are being declined as Chase doesn’t know I’m back.
I’m astonished and tell him it’s fine not to worry and he hands the lady his card as the American Airlines employees stand in silence shocked by this man’s generosity. They swipe the card and he tells me to have a great flight and hop on board.
I’m crying as I write this and as I board the flight. This man was an angel. I stop him as he’s sitting in first class and try to give him my money but he just shook me off and told me to pay it forward.
旅先では予想できないハプニングがあるものです。そんな時、パニックになってしまう人も多いことでしょう。
ある日、アメリカ・アリゾナ州に住むデライラさんは空港で搭乗手続きをしていました。彼女は手荷物を機内に持ち込むつもりでしたが、航空会社の規則変更により手荷物にも料金がかかることを知らされます。
それならできるだけ荷物の数を減らそうと、デライラさんは持ち物を1つにまとめることにします。すると今度は「荷物が大きすぎる」といわれ、追加料金として50ドルを支払わなくてはならなくなったのです。
そこで大きな問題が起きます。デライラさんが料金を支払おうとすると、使えるのはクレジットカードのみで現金は受付けられないとのこと。
その日、彼女はヨーロッパから戻ったばかりで、まだクレジットカード会社にアメリカに戻ったことを知らせておらず、持っているすべてのカードが使えない状態だったのです。
飛行機に乗り遅れそう!パニックになった女性に救世主が
航空会社のスタッフから「早く支払わないと飛行機に乗り遅れますよ」といわれ、困り果てるデライラさん。何とかしてくれないかとお願いしても、航空会社のスタッフは取りあってくれません。
すると彼女に気付いた見知らぬ男性が声をかけます。
「料金はいくらだい?」
航空会社のスタッフが「50ドルです」と答えると男性は「僕が支払うよ」とひと言。
デライラさんはびっくりしつつもその男性に「大丈夫ですから!」といいますが、男性はサッと自分のクレジットカードをスタッフに渡します。
スタッフたちは驚きのあまり静まり返っていたそう。支払いが終わると男性はデライラさんに向かって「よいフライトをね」といって飛行機に乗っていきました。
親切な男性はまさかの人物だった
無事に搭乗することができたデライラさんは泣きながら、起きたばかりの出来事をTwitterに投稿し始めます。そしてお金を返そうと思い、同じ飛行機のファーストクラスに乗っているその男性の元を訪れました。すると彼はこういったのです。
「ほかの誰かにお返ししてあげて」
一連のツイートの後、デライラさんは1枚の写真を投稿。すると彼女と一緒に写っている『親切な男性』を見た人たちが騒ぎ始めます。
アップデート:その男性はジャーメイン・グレシャムだったのよ
デライラさんを助けてくれた男性は、プロアメリカンフットボールリーグ・NFLのアリゾナ・カーディナルスに所属するジャーメイン・グレシャム選手だったのです!
「彼は天使よ。幸せな気持ちになったわ。
この世界にはいい人たちがいる。どうかあなたも誰かにとってのいい人になって。私もこの出来事のあと、そうなろうって思っているから」
投稿を見た人たちからは「なんて優しい男性なの!」「昔からジャーメインの大ファンよ!」「彼は見た目も中身も素晴らしい男だ」とジャーメインさんへの称賛のコメントが相次ぎました。
50ドルというお金はジャーメインさんにとっては大した額ではなかったかもしれません。しかし、あの状況で本当に困っていたデライラさんにとってはまさに『救世主』といえるほどありがたかったことでしょう。
こんな優しさが世の中にもっと広がってほしいですね。
[文・構成/grape編集部]