真夜中に民家に入っていった野良犬 翌朝、追い出されるどころか最高の結末に
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朝起きたら、家の中に知らない犬がいた。
そんな投稿から始まったある男性のツイートが話題になっています。
アメリカ・ペンシルベニア州フィラデルフィアに住むジャック・ヨキネンさんが目覚めると、なぜか家の中に知らない犬がいました。
一体どうやってその犬が家の中に入ってきたのか分からなかったジャックさん。ところがそのいきさつは玄関の防犯カメラに映っていました。
前日にジャックさんが玄関のドアをきちんと閉めていなかったため夜中に強風でドアが全開になり、午前3時15分に犬は玄関から入ってきたのです。
この夜は雨が降っていてとても寒かったため、犬は暖かい家の中に入りたかったのでしょう。
また別の映像には犬がジャックさんの家に入った後、ドアが開いているのに気付いた親切な通行人がドアを閉める様子も映っていました。
そのメス犬はガリガリに痩せていて、見るからに健康状態は悪く、長い間世話をされていないことは明らかでした。
ジャックさんはその犬を動物病院に連れて行くことにします。
診察の結果、犬は9歳のメスだと判明。命にかかわるような病気はしていないものの、ノミの駆除と歯の治療、ワクチン接種が必要で心雑音も確認されました。また足の一部の肉球がなかったといいます。
そしてマイクロチップは装着されていませんでした。
マイクロチップが付いていないことが分かった時点でジャックさんの心は決まっていたようです。
その日から犬は彼の新しい家族の一員となりました。
スージーと名付けられた犬は先住犬のジョージともすぐに仲よくなったそう。
夜になると優しいジョージは自分のベッドをスージーに譲ってあげました。
翌朝、暖かい部屋で目覚めたスージーはこんなに幸せそうな表情。
自分に家族ができたことが分かっているのかもしれませんね。
翌日、スージーの顔が腫れていたため、ジャックさんは再び動物病院へ連れて行きました。
するとジャックさんが診察室から出ようとした時、「置いていかないで」というように、スージーが悲しそうに鳴いたのです。
スージーにとってすでにジャックさんは大好きな存在なのでしょう。
ジャックさんはスージーと出会った日からずっと、Twitterにこの珍しい出来事について投稿し続けています。
健康状態の悪い高齢犬を家族に迎えた彼を称賛する声とともに、スージーが健康な体を取り戻すための医療費の寄付も多く寄せられています。
またスージーがジャックさんの家にやってきた夜、こっそり玄関のドアを閉めてくれた男性も見つかりました。
スージーはゆっくりながらも日に日に元気になってきているといいます。
ジャックさんの家に初めて来た日と比べると、表情が全然違いますね。
ジャックさんはスージーを動物保護施設に預けることもできました。しかし彼はスージーを見た時から、彼女にマイクロチップが装着されていなかったら飼うつもりだったことをTwitterにつづっています。
スージーが心優しいジャックさんの家に入り込んだことは、彼女にとってとてもラッキーなことだったのですね。
きっとスージーはこれまで生きるために過酷な生活をしてきたのでしょう。
これからはジャックさんと彼の家族からたっぷりの愛情をもらって幸せに暮らしていってほしいですね。
[文・構成/grape編集部]