明るい人気者の学校用務員が見せた突然の涙 理由に「もらい泣きする」
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
- 出典
- Bristruths
校内の清掃など、学生や職員が快適な学校生活を過ごせるように、縁の下の力持ちとして働く学校用務員。
※写真はイメージ
学生時代にお世話になったことがある人もいるのではないでしょうか。
イギリスの大学で働く1人の用務員さんが受けた素敵なサプライズに、世界中の人が胸を打たれています。
母国のジャマイカへ帰れずにいた用務員
イギリスにあるブリストル大学の用務員として働くハーマンさん。長年にわたり、明るくポジティブな振る舞いで学生たちを笑顔にしてきました。
ハーマンさんは、母国であるジャマイカに家族を残し、妻と共にイギリスへ出稼ぎにやってきているといいます。経済的な理由で、約4年もの間ジャマイカへ帰国できず、さびしい思いをしていました。
事情を知った学生たちは、「日ごろの感謝の気持ちとして、自分たちに何かしてあげられることはないか」と考え、ハーマンさんと妻がジャマイカへ帰国するために必要な寄付金をFacebookで募ることにします。
結果、世界中から集まった金額は1500ポンド。日本円で約21万円もの寄付金を集めることに成功したのです!
学生たちは、集めた寄付金と感謝の気持ちをつづった手紙を封筒に入れ、ハーマンさんにサプライズでプレゼントすることにしました。その時の様子がこちらです。
封を開けたとたん、ハーマンさんの目からは涙があふれます。
学生たちの優しさや、温かい気持ちが嬉しかったのでしょう。
現金と共に入っていた手紙には、次のようなメッセージがつづられていました。
寄付金を募った代表の学生は、協力してくれたすべての人へ感謝と報告をするため、Facebookに一連の出来事を投稿。
同大学に通う学生たちを始め、協力した多くの人々から「よかった」「動画を見て、もらい泣きしたよ」といったコメントが寄せられました。
自身の仕事をきちんとこなし、明るい笑顔で周囲に元気を与え続けてきたハーマンさんの姿は、学生たちの心を動かしたのでしょう。
さりげなくコツコツと積み上げた努力は、誰かが見てくれているのかもしれない…そう思えるエピソードですね。
[文・構成/grape編集部]