優先席に座ったら、男性2人に責められた女性 障がい者手帳を見せると…
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ダルビッシュ有が日本に帰国 向かった先は…?2024年11月12日、メジャーリーグの『サンディエゴ・パドレス』に所属するダルビッシュ有選手が、自身のブログを更新。日本に一時帰国していたことを明かしました。
俳優・火野正平さんが逝去 腰痛の治療に励むも腰部骨折に火野正平さんが亡くなったことが分かりました。ご冥福をお祈りいたします。
grape [グレイプ] society
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ダルビッシュ有が日本に帰国 向かった先は…?2024年11月12日、メジャーリーグの『サンディエゴ・パドレス』に所属するダルビッシュ有選手が、自身のブログを更新。日本に一時帰国していたことを明かしました。
俳優・火野正平さんが逝去 腰痛の治療に励むも腰部骨折に火野正平さんが亡くなったことが分かりました。ご冥福をお祈りいたします。
小学生のころから慢性の脳疾患である、てんかんを患っている、えだまめ(@yami__neko009)さん。
てんかんは、発作が起こると意識を失ってしまったり、けいれんを起こしたりしてしまいます。
発症した時期に精神障害も診断されたため、投稿者さんは障害者手帳やヘルプマークも所持しているといいます。
そんな投稿者さんに起こった『信じられない出来事』に、Twitterで反響が上がっています。
優先席に座っていたら、見知らぬ男性2人から心ない言葉
ある日、用事を済ませた帰りに電車に乗った投稿者さん。疲れていたこともあり、優先席に座ることにしました。
すると、正面の優先席に座っていた年配の男性2人は、大きな声でこういい出したのです。
「いまの若者はすぐに座りたがる。弱々しい」
「まったくだ。しかも、優先席に座るなんてみっともない。
それも、あんなにチャラチャラした格好で…日本の未来も心配ですなぁ」
※写真はイメージ
ピアスをつけている投稿者さんを指して、男性たちがわざと大声で話しているのは明らかでした。
投稿者さんは、聞こえてくる声を無視し続けることにします。
そんな中、現れたのは1人の女性。席が空いていないことを確認した女性は、つり革につかまって立つことにしました。
すると、男性たちは投稿者さんを見ながら再びこう話し始めました。
「見てください、彼女を。しっかりと立ってる。
これが正しいというのに、そこの彼女はなんともみっともない」
「明らかに自分に当てつけている」と確信を持った投稿者さんは、我慢の限界を迎えます。
障がい者手帳とヘルプマークを取り出し、正面の男性に見せると、こういいました。
「持病で発作を患っているんです。
万が一発作が起きれば、周りの人に迷惑がかかるので、申し訳がないですけど座らせてもらっています」
男性たちに対し、持病があることをしっかりと説明した投稿者さん。
しかし、彼らから飛び出したのは信じられない言葉でした。
「そんなもの、この世の中でいくらでも偽造はできるだろ。
そんな見た目で、その若さでウソをつくなんて…まったく、恥を知らないのか」
「第一、発作があるというなら、なぜ外へ出歩くんだ。
迷惑だと思うんだったら、外へ出なければいいんじゃないか?」
「そうだ、そうだ。それに、いま発作は起きていないじゃないか。
それなのに優先席に座るだなんて、席をムダにしているだけだろう」
男性たちは誤りを認めるどころか、投稿者さんの主張をウソだと決めつけ、批判してきたのです。
あまりにも勝手ないい分に、投稿者さんはあっけに取られてしまいました。
「君のような子がそうやって主張するから、ほかの若者まで図々しいというイメージがつくんじゃないのか」
「確かにそうですな。ウソを本当のように貫こうとする、この図々しさは聞いていて呆れますよ」
言葉を失った投稿者さんを前に、次々と心ない言葉を投げる男性たち。
目的の駅に着いたため、投稿者さんは逃げるように電車から降りました。
「これ以上、何かいわれるのは嫌だ」と思い、男性たちに目を合わせることもできなかったといいます。
ピアスへの偏見はともかく、発作に対して心ない言葉を投げかけられたことにショックを受けた投稿者さん。
自分のほかにも同じ苦しみを味わっている人がいると思い、この出来事についてTwitterに投稿することにしました。
投稿はまたたく間に拡散され、多くの人からいろいろなコメントが寄せられています。
・見えない病気は誤解されやすく、心ない言葉を浴びせられることもあるんだね…。
・自分の間違いを認めて謝罪できない大人がいるなんて、恥ずかしい。
・病気の人はオシャレや派手な格好をしちゃいけないっていうのかな、この男性たち。
・こういうこという男性みたいな人、本当に意外とたくさんいるから困る。
投稿者さんが多くの人に伝えたい想い
信じてもらえないでしょうけど、本当にあった出来事です。
てんかんや喘息、難聴、心疾患など、目に見えない病気はいろいろあります。お願いですから、見た目で判断しないでください。
そして「発作があるなら外を出歩くな」なんていわないでほしい。私だって人間です。
発作があるから「あれはダメ」「これはダメ」なんてことは、ないです。
投稿に対し、中には「こんなのウソだ」「作り話だ」と非難する声も。
ですが、今回の出来事だけでなく、投稿者さんはいろいろな場面で『目に見えない病』を仮病扱いされてきたといいます。
また、投稿に対し「自分も似た出来事があった」という声が寄せられたのを見るに、決して珍しい出来事ではないのでしょう。
当事者以外からすると身近な話ではないため、「信じられない」と思ってしまうのは無理もないのかもしれません。
だからこそ、多くの人がこのことを知ることで、こういった悲しい出来事が減っていくのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]