「モーセの十戒のよう」 香港デモの映像に、心打たれる By - grape編集部 公開:2019-06-17 更新:2019-06-17 デモ香港 Share Post LINE はてな コメント 香港では、中国本土に犯罪容疑者の身柄引き渡しを認める『逃亡犯条例』の改正案をめぐって、市民の抗議デモが行われています。 その活動は過去最大ともいわれ、2019年6月9日には100万人規模の市民がデモに参加しました。 産経ニュースによると、警察は催涙ガスやゴム弾でデモ隊の一部を強制的に排除。その結果、多くのケガ人が出たことなどから、香港政府は15日に市民へ正式な謝罪をしました。また、条例改正案の審議を無期限で延期するとも発表しています。 これに対し、16日に再び200万人近い市民が改正案の撤回を求めるデモを行いました。 救急車をよけるデモ隊 16日のデモで撮影された、ある映像が「考えさせられる」と話題になっています。 香港のニュースメディア『立場新聞』がFacebookに投稿した、こちらの映像をご覧ください。 【6.16 大遊行】民眾迅速讓路 救護車於遊行隊伍中暢行【6.16 大遊行】民眾迅速讓路 救護車於遊行隊伍中暢行 【不斷更新】 6.16 反送中黑衣遊行 譴責警察暴力 要求林鄭下台 https://bit.ly/2WJCWMd 台灣人專程來港遊行 盼效仿港人勇於爭取民主自由 https://bit.ly/2XOVdnS 百貨店貼「反送中」標語 店長:老闆不知情,炒我都無所謂! https://bit.ly/2IkCGKM 市民自發印選民登記表格 派予遊行人士籲投票 https://bit.ly/2XP8Tiz 沿途掛「警暴」圖片 學生:警察向頭開槍 無可能是天經地義 https://bit.ly/2RggRyW 穿黃雨衣高舉「反送中」標語 麥先生:我想與他一起走這段路 https://bit.ly/2KRzs37 徐天佑悼亡父:若老竇仲在生 今日一定捉佢去街行幾粒鐘 https://bit.ly/2WJexBz 太古廣場前設立情緒支援站 社工鼓勵市民寫下感受 http://bit.ly/2IJJosJ 逾百萬人再上街 他們的希望是 http://bit.ly/2MS6Hpz 【三罷】民陣取消周一集會捱轟 就資訊混亂致歉 籲市民參加三罷 https://bit.ly/2MTvhGw 反送中男太古廣場墮樓亡 家長、陳淑莊、吳靄儀獻花悼念 https://bit.ly/2WNLEco 【反送中】東京銀座快閃活動 支持香港反送中 https://bit.ly/2IioyS8 韓國讀者來稿:住韓港人簽名運動ㅤ逾 1,400 人支持 https://bit.ly/2KhrD7e 台灣繼續撐香港 5000 人立法院外集會 陳家駒、鍾翰林出席 https://bit.ly/2x2H8apStand News 立場新聞さんの投稿 2019年6月16日日曜日 デモ行進の群衆が道路をふさいでいますが、救急車が通る際には、声をかけ合って道をあけています。 デモを行っているのは、けして暴徒などではなく、秩序を守って冷静に抗議を行う人々の集団であることが、この映像からもよく分かります。 映像を見た、多くの人々からコメントが寄せられています。 ・暴動ではないという、なによりの証拠。 ・『モーセの十戒』みたい。香港の人の優しさが分かる。 ・平和的で秩序ある香港の市民。誇りに思います。 香港デモの背景 イギリスの植民地とされていた香港では、1997年の中国返還以後も、一定の自治を認める『一国二制度』を適用してきました。 『逃亡犯条例』の改正が実現された場合、実質的に香港市民も中国当局の取り締まり対象となり、「一国二制度が事実上崩壊し、言論の自由や人権が失われるかもしれない」と多くの市民が不安を感じています。 また条約が改正されると「香港で活動する活動家など中国政府に批判的な人物が容疑を作り上げられ、中国本土へ引き渡される」といった懸念もあり、香港を訪れた外国人ビジネスマンや観光客も、引き渡しの対象になる可能性が指摘されています。 多くの日本人も在住している香港。このデモの結果が日本にもたらす影響は、けして少なくないでしょう。 [文・構成/grape編集部] 「このケーキどうなるの?」 廃棄間際のスイーツを…「これは知らなかった」飲食店で食品ロスの危機におちいっている商品を買って『レスキュー』することができる、食品ロス削減アプリの『TABETE』に出会った女性。実際にレスキューしてみた結果? 俳優・火野正平さんが逝去 腰痛の治療に励むも腰部骨折に火野正平さんが亡くなったことが分かりました。ご冥福をお祈りいたします。 出典 @standnewshk/【主張】香港デモ 日本は人権守る側に立て/香港デモ「100万人」 容疑者引き渡し条例案へ反発拡大 Share Post LINE はてな コメント
香港では、中国本土に犯罪容疑者の身柄引き渡しを認める『逃亡犯条例』の改正案をめぐって、市民の抗議デモが行われています。
その活動は過去最大ともいわれ、2019年6月9日には100万人規模の市民がデモに参加しました。
産経ニュースによると、警察は催涙ガスやゴム弾でデモ隊の一部を強制的に排除。その結果、多くのケガ人が出たことなどから、香港政府は15日に市民へ正式な謝罪をしました。また、条例改正案の審議を無期限で延期するとも発表しています。
これに対し、16日に再び200万人近い市民が改正案の撤回を求めるデモを行いました。
救急車をよけるデモ隊
16日のデモで撮影された、ある映像が「考えさせられる」と話題になっています。
香港のニュースメディア『立場新聞』がFacebookに投稿した、こちらの映像をご覧ください。
デモ行進の群衆が道路をふさいでいますが、救急車が通る際には、声をかけ合って道をあけています。
デモを行っているのは、けして暴徒などではなく、秩序を守って冷静に抗議を行う人々の集団であることが、この映像からもよく分かります。
映像を見た、多くの人々からコメントが寄せられています。
・暴動ではないという、なによりの証拠。
・『モーセの十戒』みたい。香港の人の優しさが分かる。
・平和的で秩序ある香港の市民。誇りに思います。
香港デモの背景
イギリスの植民地とされていた香港では、1997年の中国返還以後も、一定の自治を認める『一国二制度』を適用してきました。
『逃亡犯条例』の改正が実現された場合、実質的に香港市民も中国当局の取り締まり対象となり、「一国二制度が事実上崩壊し、言論の自由や人権が失われるかもしれない」と多くの市民が不安を感じています。
また条約が改正されると「香港で活動する活動家など中国政府に批判的な人物が容疑を作り上げられ、中国本土へ引き渡される」といった懸念もあり、香港を訪れた外国人ビジネスマンや観光客も、引き渡しの対象になる可能性が指摘されています。
多くの日本人も在住している香港。このデモの結果が日本にもたらす影響は、けして少なくないでしょう。
[文・構成/grape編集部]