まさに愛の奇跡 事故で首から下が麻痺した男性 リハビリに励んだ1年後…
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
2018年8月、ブライアン・キッドウェルさんは婚約者のソフィア・ラレスさんとビーチで過ごしていました。
その楽しいはずの夏の日が、一転。2人を悲しみのどん底に突き落とすことになったのです。
ブライアンさんは波に向かって飛び込み、砂州に頭をぶつけてしまいます。その衝撃で彼は脊髄を損傷し、首から下が麻痺してしまったのです。
うつぶせの状態で水に浮かんでいるブライアンさんを見たソフィアさんはすぐに駆け寄り、彼を水から引っ張り上げました。
ブライアンさんはすぐに救急車で病院へ運ばれ、緊急手術を受けることに。そこで医師から告げられた言葉はあまりに辛いものでした。
「彼が再び歩けるようになる見込みはかなり低いでしょう」
「2度と歩けないだろう」といわれた男性は
医師からの宣告にかかわらず、ブライアンさんの心は前向きだったといいます。そしてレストランでシェフをしていた彼は、再びキッチンに立つことを目指し、長い闘いが始まったのです。
ブライアンさんは病院のベッドにいる時からリハビリをスタート。ソフィアさんはそんな彼の姿をずっとビデオで撮影していました。
そして事故から1年が経った2019年8月、ブライアンさんはソフィアさんから1年間を記録したビデオをプレゼントされます。そこにはこう書かれていました。
1年前の今日、私はあなたを失うところだった。あなたは人生でセカンドチャンスを得たのよ。これは私からのプレゼント。
事故の後、首から下は全く動かせなかったブライアンさん。しかし懸命なリハビリによって手足の指先が動かせるようになり、ヒザが曲げられるようになり、手が握れるようになり…彼の体は確実に変わっていきます。
そしてなんと、自らの足で歩いてソフィアさんとの結婚式を迎えたのです。
この動画を見た人たちからは感動のコメントがたくさん寄せられています。
・泣いちまったよ。愛は本当に大きなものを克服できるんだな。
・きみはこの世界で数少ない、「俺は愛とは何かを知っている。証拠があるからね」といえる1人だ。
・2人ともおめでとう。ブライアン、きみはファイターだ。本当に素晴らしくて感動したよ。きみたちの幸運を祈るよ。
決してあきらめず、つらいリハビリに励んできたブライアンさん。そして彼の力を信じて笑顔で支え続けたソフィアさん。
彼の回復はまさに2人の愛が起こした奇跡なのでしょう。
ブライアンさんとソフィアさんが末永く幸せに過ごしていけるように、心から応援したいですね。
[文・構成/grape編集部]