棺の中から「ハロー!」 故人の『最後のいたずら』に家族や友人も大笑い
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飼い主「狙われていることに気付かず、ニッコニコ」 愛犬の後ろに写っていたのは…「背後を狙われていることに気付かず、ニッコニコの犬」このようなコメントを添えて、Xに写真を投稿したのは、ペキニーズのハオくんと暮らす、飼い主(@hao_kochi)さんです。

「意味が分かるまで2分かかった」 夏季休暇の貼り紙に『重大なミス』と思いきや?ある夏の日、街を歩いていたモチコ(@mochicco69)さんは、目にした貼り紙に違和感を覚えました。書かれていたのは、夏季休暇のお知らせ。お盆の時期になると、多くの店や施設で目にするため、決して珍しいものではないでしょう。しかし、モチコさんは貼り紙のある部分を見てツッコミを入れざるを得なかったようで…。
家族や友人を失うことは非常につらいものです。愛する故人を見送る時は、誰もが悲しみに打ちひしがれることでしょう。
2019年10月、アイルランドである男性の埋葬が営まれました。病気によって亡くなったシェイ・ブラッドリーさんに最後のお別れをするために、墓地には多くの人たちが集まっていました。
シェイさんが眠る棺を悲痛な面持ちで見つめる人たち。中にはハンカチで涙を拭っている人もいます。
すると次の瞬間、棺の中から声が聞こえてきたのです!
「ハロー?ハロー。(棺をノックする音)ハロー?ここから出してくれよ!俺はどこにいるんだ?ここ真っ暗なんだよ。
その声は牧師さんかい?やあ、シェイだよ。箱の中にいるよ。みんなの目の前じゃなくて。俺は死んじゃったからね」
なんと棺の中からシェイさんの声が!!
実は彼は亡くなる前に自らの声を録音して、それを自分の葬儀の時に流してほしいと家族に頼んでいたのです。
悲しみ一色だった埋葬の雰囲気は、このシェイさんのいたずらによって一瞬で笑いに包まれました。
生前のシェイさんはいつも人を笑わせるのが大好きな人だったのでしょう。そんな彼の『人生最期のいたずら』は大成功。
この動画は200万回以上再生され、世界中に拡散。コメントも多く寄せられています。
・彼の家族にとっても素晴らしい瞬間だね。なんてイカした『さよなら』なんだ。
・素敵だわ。これが人生よね。笑いと涙と愛。
・彼は伝説になった。
動画に付いた「埋葬を撮影するなんて不謹慎ではないのか」というコメントに対して、シェイさんの息子ジェイさんは、「僕ら家族はこのことを知っていたから、みんなのリアクションを残すために撮影したんだ。もしこれが父の望みじゃなかったら、不謹慎だろうけどね」と答えています。
シェイさんは一般の人で有名人ではありません。彼の家族もこの動画がこれほどまでに話題になるなんて予想していなかったそうです。
人生最期のいたずらによって、家族や友人だけでなく、この動画を見た世界中の人たちを笑顔にしたシェイさん。
もしかすると彼は今頃、空の上でガッツポーズをしているかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]