突然高齢男性に話しかけられ、感動して硬直した女性 「泣ける話」「素敵」の声
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
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お昼過ぎの新宿で、公園にベンチに座ってホットドッグを食べていたという、れい(@reyrey25zell)さん。
すると、突然隣にスーツを着た高齢男性が座ってきたといいます。そして高齢男性はれいさんに、このように声をかけてきました。
「お嬢さん、今暇なのかい?話し相手になってくれないですかね」
れいさんは、特にやることもなかったため高齢男性の話を聞くことにしました。
高齢男性の『雨の日とベンチ』の話
若い頃、出前のアルバイトをしていたという高齢男性。
店の前には公園があり、夕方になると公園のベンチに20歳ぐらいの髪の長い女性が座ってサンドイッチを食べていたといいます。
その様子は、ベンチに座ってホットドッグを食べていたれいさんに似ていたのでしょう。「いまのあなたみたいにね」と高齢男性はいいました。
※写真はイメージ
高齢男性は、数日、同じようにベンチでサンドイッチを食べていた女性のことが気になってしまったのだそう。
ある時、いつものように公園のベンチにいる女性を高齢男性が見かけると、女性は泣いていました。
その日は雨予報だったため、多くの人が傘を持っていたにもかかわらずその女性はサンドイッチの入っている紙袋しか持っていなかったといいます。
高齢男性は女性にこのように声をかけました。
「サンドイッチが濡れますよ。毎日泣いていたのですか」
「失礼なことを聞いてしまった」と思った男性はすぐさま口を閉じたそうですが、女性はその言葉を気にする様子はなくこのように答えたのです。
「むしろ雨が降った方がいいです」
実は、女性はとても愛していた人を交通事故で亡くしたのでした。
事故の日は雨が降っていたそうです。その愛した人は、バイクで女性を家まで送った後、雨で濡れた道路でスリップし亡くなったといいます。
※写真はイメージ
「葬式にも呼んでもらえなかった」という女性。
高齢男性は慌てて「素敵な顔が台無しになります」といいました。すると女性は…。
「あなたに私の何が分かるの、何も知らないくせに!」
女性のきつい言葉に高齢男性は、これまでの想いを伝えました。
「分かりません、僕には何も分かりません。でもこの2週間と今、僕にとってあなたがとても素敵な人に見えたということだけは、そのことだけは無礼を承知でいわせてください」
高齢男性は、ずっとアルバイト先の店から出前に出るたびに女性が気になっていたことを告白したのです。