『父親代わり』になろうと奮闘してきたチャラ男 妹からの手紙に涙 By - grape編集部 公開:2019-08-03 更新:2019-08-03 いい話 Share Post LINE はてな コメント チャラい漫才でブレイクしているお笑いコンビ『EXIT』の兼近大樹さんが、2019年7月29日放送のバラエティ番組『人生が変わる1分間の深イイ話×しゃべくり007合体SP』(日本テレビ系)の、『人生が変わる1分間の深イイ話』パートに出演。 幼少期から苦労をしていたエピソードが、多くの人の胸に刺さりました。 幼少期に貧しくて苦労したEXIT・兼近大樹 『EXIT』の兼近さんは、「バイブスいとあがりけり」や「やばたにえんのムーリー春雨」などの若者向けの言葉を多用する『チャラ男』キャラ。底抜けに明るい笑顔で多くの女性を魅了し、出待ちが現れるほど人気を博しています。 コンビ結成1年目にして『ルミネtheよしもと』で単独ライブを行うという吉本史上最速記録も打ち立て、破竹の勢いがあるコンビ。 番組では、2年ぶりに実家に帰る兼近さんに密着して、チャラ男のイメージとはかけ離れた意外な過去について深堀しました。 両親が離婚した後の生活 兼近さんは、4人兄弟の次男として誕生しました。 兼近さんが中学3年生の時に両親は離婚。父親と長男を除く、母親、姉、妹、兼近さんの4人で暮らしていくことになります。 引っ越し先は築80年でネズミが大量に出る家。母親は女手一つで子どもたちを養うため、昼夜を問わずに働き続け、毎日の帰宅は深夜の3時でした。 兼近さんたちは、食事のために置かれていたお金をもって、コンビニで食事を買う日々だったそうです。 番組のスタッフに「ごはんを作ってほしいとは思わなかったのか」と尋ねられた兼近さんは、「そんなことは思えなかったですね。分かってるんで、作れないことなんて」と返答。 母親の苦労をよく見ていた兼近さんは、中学を卒業すると「遊んでるのも楽しくなくなったし、もう勉強したくなくなったから高校行かないで働くわ」と精いっぱいのウソをついたといいます。 その後は、夜に定時制高校に通いながら、朝の4時に新聞配達をし、日が暮れるまで建築現場で働く日々。父親代わりになり、家族を支えようと頑張っていたのでした。 中でも、可愛がっていたのが妹の雪乃さん。番組内では、雪乃さんから兼近さんへ感謝の手紙が読み上げられました。 兼近さんの人柄がしのばれる、その内容とは…。 大樹へ。 最近テレビで見ない日がないので、空いた時間で録画を見るのも大変になってきました。 小さいころからいつもハイテンションでふざけていたし、家に帰って来て「ただいま」の瞬間から私が笑うまでギャグをやり続け、笑うと「よし」といって去っていく…そんな兄でした。 大樹が高校を中退して働き始め、生活を支えてくれている時、私は中学2年生でちょうど反抗期でした。 携帯を使いすぎて母に怒られても、家に帰らなかったり、無視したり。 そんな時期に、大樹は私にいいました。 「おまえは頑張っている人を見て何も感じないのか」「何もせず、いまの生活があると思っているのか」と。 でも、いまなら分かります。 中学生の私が何もしていないことを責めていたんじゃなくて、「感謝の気持ちを忘れるな」「いまの自分にできることは何かを考えなさい」、そういうことを伝えたかったんだろうなと思います。 いまさらですが、ものすごく感謝しています。 何かあった時に、今度は私が助けられる存在になります。 だから、これからも全力で頑張ってね。 兄が大樹でよかった。ありがとう。 人生が変わる1分間の深イイ話 ーより引用 ただ怒るのではなく、妹に大切なことを諭していた兼近さん。 感謝の手紙を読み上げた雪乃さんは涙に声を詰まらせました。 番組を見た人からは、「泣いた。こんな苦労があった人だなんて知らなかった」「ただのチャラ男じゃなかった…これから全力で応援します」などのコメントが寄せられています。 番組への反応に対し、兼近さんはTwitterで以下のようにコメント。笑いを交えながら、いまの気持ちを多くのファンに伝えました。 好感度いとあがりけりで些細な事で時世間からブチどめされるのを恐れまクリスティアーノ・ロナウド🦒🍻勿論良話しばかりではなく、様々なパリピに迷惑もかけてるチャラ男なので好感度抑えめでチャラいけどなんか推せるなぁくらいにしてくれ🦐🍷とりま芸人を応援してたもう!お笑いは最&高DJKOO🦎🍾 pic.twitter.com/c02il1KeAw— EXIT 兼近 (@kanechi_monster) July 29, 2019 謙虚な姿勢で、応援を頼んだ兼近さん。 兼近さんの魅力が伝わるエピソードといえますね。 [文・構成/grape編集部] 出典 @kanechi_monster/人生が変わる1分間の深イイ話 Share Post LINE はてな コメント
チャラい漫才でブレイクしているお笑いコンビ『EXIT』の兼近大樹さんが、2019年7月29日放送のバラエティ番組『人生が変わる1分間の深イイ話×しゃべくり007合体SP』(日本テレビ系)の、『人生が変わる1分間の深イイ話』パートに出演。
幼少期から苦労をしていたエピソードが、多くの人の胸に刺さりました。
幼少期に貧しくて苦労したEXIT・兼近大樹
『EXIT』の兼近さんは、「バイブスいとあがりけり」や「やばたにえんのムーリー春雨」などの若者向けの言葉を多用する『チャラ男』キャラ。底抜けに明るい笑顔で多くの女性を魅了し、出待ちが現れるほど人気を博しています。
コンビ結成1年目にして『ルミネtheよしもと』で単独ライブを行うという吉本史上最速記録も打ち立て、破竹の勢いがあるコンビ。
番組では、2年ぶりに実家に帰る兼近さんに密着して、チャラ男のイメージとはかけ離れた意外な過去について深堀しました。
両親が離婚した後の生活
兼近さんは、4人兄弟の次男として誕生しました。
兼近さんが中学3年生の時に両親は離婚。父親と長男を除く、母親、姉、妹、兼近さんの4人で暮らしていくことになります。
引っ越し先は築80年でネズミが大量に出る家。母親は女手一つで子どもたちを養うため、昼夜を問わずに働き続け、毎日の帰宅は深夜の3時でした。
兼近さんたちは、食事のために置かれていたお金をもって、コンビニで食事を買う日々だったそうです。
番組のスタッフに「ごはんを作ってほしいとは思わなかったのか」と尋ねられた兼近さんは、「そんなことは思えなかったですね。分かってるんで、作れないことなんて」と返答。
母親の苦労をよく見ていた兼近さんは、中学を卒業すると「遊んでるのも楽しくなくなったし、もう勉強したくなくなったから高校行かないで働くわ」と精いっぱいのウソをついたといいます。
その後は、夜に定時制高校に通いながら、朝の4時に新聞配達をし、日が暮れるまで建築現場で働く日々。父親代わりになり、家族を支えようと頑張っていたのでした。
中でも、可愛がっていたのが妹の雪乃さん。番組内では、雪乃さんから兼近さんへ感謝の手紙が読み上げられました。
兼近さんの人柄がしのばれる、その内容とは…。
ただ怒るのではなく、妹に大切なことを諭していた兼近さん。
感謝の手紙を読み上げた雪乃さんは涙に声を詰まらせました。
番組を見た人からは、「泣いた。こんな苦労があった人だなんて知らなかった」「ただのチャラ男じゃなかった…これから全力で応援します」などのコメントが寄せられています。
番組への反応に対し、兼近さんはTwitterで以下のようにコメント。笑いを交えながら、いまの気持ちを多くのファンに伝えました。
謙虚な姿勢で、応援を頼んだ兼近さん。
兼近さんの魅力が伝わるエピソードといえますね。
[文・構成/grape編集部]