『父親代わり』になろうと奮闘してきたチャラ男 妹からの手紙に涙
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チャラい漫才でブレイクしているお笑いコンビ『EXIT』の兼近大樹さんが、2019年7月29日放送のバラエティ番組『人生が変わる1分間の深イイ話×しゃべくり007合体SP』(日本テレビ系)の、『人生が変わる1分間の深イイ話』パートに出演。
幼少期から苦労をしていたエピソードが、多くの人の胸に刺さりました。
幼少期に貧しくて苦労したEXIT・兼近大樹
『EXIT』の兼近さんは、「バイブスいとあがりけり」や「やばたにえんのムーリー春雨」などの若者向けの言葉を多用する『チャラ男』キャラ。底抜けに明るい笑顔で多くの女性を魅了し、出待ちが現れるほど人気を博しています。
コンビ結成1年目にして『ルミネtheよしもと』で単独ライブを行うという吉本史上最速記録も打ち立て、破竹の勢いがあるコンビ。
番組では、2年ぶりに実家に帰る兼近さんに密着して、チャラ男のイメージとはかけ離れた意外な過去について深堀しました。
両親が離婚した後の生活
兼近さんは、4人兄弟の次男として誕生しました。
兼近さんが中学3年生の時に両親は離婚。父親と長男を除く、母親、姉、妹、兼近さんの4人で暮らしていくことになります。
引っ越し先は築80年でネズミが大量に出る家。母親は女手一つで子どもたちを養うため、昼夜を問わずに働き続け、毎日の帰宅は深夜の3時でした。
兼近さんたちは、食事のために置かれていたお金をもって、コンビニで食事を買う日々だったそうです。
番組のスタッフに「ごはんを作ってほしいとは思わなかったのか」と尋ねられた兼近さんは、「そんなことは思えなかったですね。分かってるんで、作れないことなんて」と返答。
母親の苦労をよく見ていた兼近さんは、中学を卒業すると「遊んでるのも楽しくなくなったし、もう勉強したくなくなったから高校行かないで働くわ」と精いっぱいのウソをついたといいます。
その後は、夜に定時制高校に通いながら、朝の4時に新聞配達をし、日が暮れるまで建築現場で働く日々。父親代わりになり、家族を支えようと頑張っていたのでした。
中でも、可愛がっていたのが妹の雪乃さん。番組内では、雪乃さんから兼近さんへ感謝の手紙が読み上げられました。
兼近さんの人柄がしのばれる、その内容とは…。
ただ怒るのではなく、妹に大切なことを諭していた兼近さん。
感謝の手紙を読み上げた雪乃さんは涙に声を詰まらせました。
番組を見た人からは、「泣いた。こんな苦労があった人だなんて知らなかった」「ただのチャラ男じゃなかった…これから全力で応援します」などのコメントが寄せられています。
番組への反応に対し、兼近さんはTwitterで以下のようにコメント。笑いを交えながら、いまの気持ちを多くのファンに伝えました。
謙虚な姿勢で、応援を頼んだ兼近さん。
兼近さんの魅力が伝わるエピソードといえますね。
[文・構成/grape編集部]