ペットのネズミが盗まれ、悲しむホームレス 10日後に驚きの展開が待っていた
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オーストラリア・シドニーで働いている女性のアリソンさんには、ほぼ毎朝、通勤途中に見かける人物がいます。
それはクリスさんという男性。そしてクリスさんと一緒にいるのは、彼のペット、ネズミのルーシーです。
路上で生活しているクリスさんはルーシーといつも同じ場所に座り、道行く人たちと気さくに話をしているのだそう。そんな彼らはちょっとした有名人なのだといいます。
ある日、アリソンさんはいつものようにクリスさんを見かけますが、ルーシーの姿がありません。事情を聞くと、クリスさんがトイレに行っている間に、ルーシーが何者かに連れ去られたというのです。
大切な家族を突然失ったクリスさんはひどく落ち込み、警察に助けを求めます。またルーシーのケージに特徴を記して、目撃情報を募ることにしました。
クリスさんを気の毒に思ったアリソンさんは、Facebookでルーシーの捜索協力を呼びかけることにします。しかし探しているのはネズミ。犬や猫と違い、道でネズミを見かけても、それがルーシーであることを見分けるのは難しいかもしれません。
それでもクリスさんたちは諦めませんでした。すると約10日後、シドニー警察から彼に連絡が来ます。
そして警察署を訪れたクリスさんを待っていたのは…。
ルーシーが見つかった!!
クリスさんの肩に乗り、彼に何度もキスをするルーシー。ルーシーも再会を喜んでいるのでしょう。
警察によると、ルーシーを連れ去ったのは通行人の女性で、ルーシーのことを「捨てられたネズミだと思い、自宅に連れて帰り世話をしようと思った」と話しているということ。
女性は悪意があってルーシーを盗んだわけではなく、親切心からだったのです。
その後、アリソンさんのFacebookには嬉しそうにルーシーを抱いている彼女とクリスさん、警察官たちの写真が投稿されました。
シドニー警察のFacebookに投稿されたクリスさんとルーシーの再会の動画は9千回以上シェアされ、喜びと警察官たちへの称賛のコメントが殺到しています。
クリスさんにとってルーシーはかけがえのない家族そのもの。突然家族を失った悲しみはきっと計り知れないものだったことでしょう。
クリスさんを市民として尊重し、ルーシーの捜索に全力を尽くしたアリソンさんと警察官たちに大きな拍手を送りたいですね。
[文・構成/grape編集部]