拾ったバッグを警察に届けた高校生 それが大きなニュースになる理由とは
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アメリカ・カリフォルニア州サンタバーバラの高校に通うラミさんは、学校から車で家に帰る途中の道路に黒いハンドバッグが落ちているのを見つけます。
彼はそのハンドバッグを拾って中を見てみることに。すると中にはなんと現金一万ドル(約112万円)が入っていたのです。
驚いたラミさんはバッグの中に持ち主の連絡先が分かるものが入っていないか探しますが、何も見つかりません。
そこで彼は両親に電話をして来てもらい、一緒にそのバッグを警察に届けることにしたのです。
大金の入ったバッグを拾った高校生がニュースになる理由
サンタバーバラ郡警察のFacebookによると、ラミさんが拾ったバッグは警察が持ち主を見つけて連絡をしたそうです。すると持ち主の女性はとても喜んでいたといいます。
女性は車の屋根にバッグを乗せて、そのままうっかり走り去ってしまったのだとか。そしてバッグが無事に戻ってきたことへのお礼として、女性はラミさんに100ドルを渡したということです。
この出来事は多数の海外メディアで報道され、ラミさんのとった行動が称賛されています。
「落としものを拾ったので警察に届けた」。それは日本では当たり前だと思われるかもしれません。
しかしアメリカでは大きなニュースになるほどのことなのです。中身が現金だったため、なおさら希少なケースといえるでしょう。
例えば日本を旅行していた外国人が財布などを落として、後にちゃんと戻ってきたことに感動した、というエピソードはよく聞かれます。
残念ながらそれくらい、アメリカなど外国では落としたものが持ち主の元に戻ってくる可能性はかなり低いのです。
しかし中にはもちろんラミさんのような人もいます。文化の違いということもできますが、やはりそれぞれの人の道徳心の違いなのではないでしょうか。
「もし自分が貴重なものを落とした時に、拾った人にとってもらいたい行動をしただけです」と話すラミさん。誰も見ていないところで正しい行いをした彼には、きっと何かしらの大きなご褒美が戻ってくることでしょう。
[文・構成/grape編集部]