祖母の通夜の日、遺影を見て「誰?」とつぶやいた祖父 その後の展開に涙…
公開: 更新:
道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
- 出典
- @a_sasayaki
あーやん(@a_sasayaki)さんが、祖父母にまつわるエピソードをTwitterに投稿。
またたく間に拡散され、13万件以上の『いいね』が寄せられるほどの反響が上がっています。
60年以上連れ添った祖父母の話
投稿者さんには、60年以上連れ添ってもなお、仲睦まじい祖父母がいました。
足腰が弱っても「一緒に居たいから」と同じ老人ホームに入居し、孫である投稿者さんの前でも「大好き」と想いを伝え合ったり、横に並んで座り、手をつないでいたりしたそうです。
投稿者さんが当時の恋人を紹介した時は、祖母がたくさん彼を褒めていたことに、祖父がすねたひと幕もあったといいます。
祖母の『遺影』に、祖父がもらしたひと言
そんな相思相愛な2人に、別れの時がやってきました。
祖母が亡くなったのです。
通夜の日、力なく車椅子で運ばれた祖父は、祖母の遺影を見て「これ…誰」といったそう。
投稿者さんは祖父の発言に戸惑いつつも、遺影に使用したのはふくよかで穏やかだった5年前の祖母の写真だと伝えました。
しばらく無言で遺影を見つめた祖父。理解した様子でふと顔をゆるめ、「本当だ」といった後、ポツリとつぶやいたのです。
「惚れ直したわ」
60年以上も想い合って過ごし、祖父母が育んだ愛は、計り知れません。
2人で手と手を取り合い、互いを尊重しながら、幾多の困難を乗り越えて生きてきたのでしょう。
祖父母のエピソードに涙した人々から、たくさんのコメントが寄せられています。
・温かい祖父母のエピソードに、涙があふれました。私もこんな夫婦になりたいです。
・とてもいい話。僕も妻に「末永く愛しているよ」と伝えていきたい。
・私の祖母も最近亡くなったのですが、出棺の間際に祖父が「天国でまた結婚しような!」って声をかけていたのを見て、泣きそうになったのを思い出しました。
投稿者さんによると、祖母が死んだ半年後、祖父も後を追うように亡くなったそうです。
親族と縁の深い人たちだけで葬儀をしたところ、祖父と関わりのあった住職が読経中に涙をこらえて鼻声になるなど、温かい見送りになったといいます。
投稿者さんは、最後に祖父母のことを次のように表現しました。
「すごく人を愛し、愛された人だった」
きっと投稿者さんの祖父母は、天国でも2人並んで座り、手をつなぎながら、思い出話に花を咲かせていることでしょう。