孫娘が祖母のウエディングドレスをこっそり拝借 その美しさに祖母も感涙
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「わぁああ!ロウソクが倒れた!」 慌てて火を消すと?「買っておいてよかった」お盆や年末年始などに、祖父母の家に顔を出す人は多いでしょう。祖父母の家には、先祖を祀った、仏壇が置かれていることがあるかもしれません。漫画家の岡野く仔さんは、1人の女性が、母親を連れて祖母の家を訪れた際のエピソードを漫画に描きました。

「なぜこんなに温かいんだろう」 大人になっても『子供扱い』する親の愛に、胸がジーン2025年9月、Xでは両親や親戚などから、大人になった現在も、子供の頃と変わらない愛を受けているというエピソードが多数投稿され、盛り上がっています。grape社員の中にも「同じような経験がある」という人が多数。体験談をまとめたので、読んで温かい気持ちになっていきませんか。
欧米の結婚式での慣習『サムシング・フォー』。
『古いもの』『新しいもの』『借りたもの』『青いもの』。花嫁がこれらの4つを身に着けると、幸せになれるといわれています。
アメリカに住むジョーディンさんは自分の結婚式で、『古いもの』と『借りたもの』の両方に当てはまる特別なものを身に着けることにしました。
理想のドレスが見つからない…花嫁が選んだのは特別な1着
海外メディア『People』によると、ジョーディンさんが結婚式に向けて探していた理想のドレスは、ヴィクトリア朝のアンティーク風のデザイン。30着以上も試着をしましたが、気に入ったものは見付からなかったそうです。
そこでジョーディンさんは、あることに気が付きます。
「これって、おばあちゃんのウエディングドレスを着る絶好の機会じゃない?」
ジョーディンさんの74歳になるおばあさんは、自分が結婚式で着たウエディングドレスを50年以上もの間、大切に保管していたということです。
それはまさにジョーディンさんが探し求めていた、エレガントなデザインのアンティークドレスでした。
結婚式の2日前、ウエディングドレスを着たジョーディンさんは、親しい人が集まるディナーの席でおばあさんの前に姿を現しました。
孫が自分のドレスを着ることを知らなかったおばあさん。その感動の瞬間をフォトグラファーがしっかりとカメラに収めていました。
自分のウエディングドレスを着た孫娘を見たおばあさんは、驚きと感動のあまりしばらく言葉を失っていたということです。その2人を撮影していたフォトグラファーも「思わず涙があふれてしまった」といいます。
そしてジョーディンさんは、素晴らしいウエディングドレスを身に着けて晴れの日を迎えました。おばあさんのドレスは50年以上の前のものだと思えない美しさ。23歳のジョーディンさんに、とてもよく似合っています。
祖母から孫へと受け継がれた、特別なウエディングドレス。ジョーディンさんの結婚生活は、『サムシング・フォー』のいい伝えによって幸せに満ちたものになることでしょう。
[文・構成/grape編集部]