コロナ禍で帰省を諦めた女性、祖母の言葉に「グッとくる」
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
2020年11月27日現在、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)はいまだ猛威を振るっています。
特に高齢者はコロナウイルスに感染すると重症化するリスクが高いとされ、祖父や祖母に会うことができずにさびしい思いを抱えている人も多いのではないでしょうか。
「本当は顔を見て手を触って、話したかった」
まめ(@daizuga_suki)さんがTwitterに投稿したエピソードをご紹介します。
3人の娘さんを育てるまめさんには、93歳のおばあちゃんがいます。
本来は年内に帰省をする予定でしたが、コロナウイルスの影響でそれが叶いませんでした。
そんなまめさんは、おばあちゃんへ1年ぶりに電話をかけたといいます。
※画像はイメージ
おばあちゃんは、電話に出ると真っ先にまめさんの名前を呼んでくれます。
そして、笑いながらこういったそうです。
おばあちゃんもう毎日わけ分からん。編み物ももうできんなってしもうた。
でもあんたらが元気そうで、みんなにお世話になってありがたいちや。
方言を交えながら楽しそうに話すおばあちゃん。この異常事態にとまどいつつも、まめさんたちの健康をただひたすらに祈っていたのです。
それを聞いたまめさんは心から安堵。同時に、大切な人との距離を遠くしたコロナウイルスを恨む気持ちを抑えながら、おばあちゃんと再会できる日を願うのでした。
ネット上では投稿を見た人から「私も遠方にいる家族に早く会いたい…」「無駄だと分かっていても、コロナさえなければと思ってしまう」などの共感の声が寄せられています。
コロナウイルスの影響で、大きく変化した私たちの生活。
しかし、人との距離がどんなに離れたとしても、相手を想う気持ちだけは変わるものではありません。
相手の健康を心から考え、冷静に行動することが最高の『思いやり』なのかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]