繰り返すクモの巣の原因はエサだった? 企業が教える予防策に「なるほど」
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- 出典
- カジタク
grape [グレイプ] lifestyle
クモは害虫を食べてくれる『益虫』といわれていますが、家の中や玄関先に巣を張られると、不快に感じる人も多いでしょう。
「取り除いたのにまた同じ場所に巣を作られてしまった…」と頭を悩ませることもあるかもしれません。
何度巣を取り除いても作られたり、クモが出現したりする時、どのように対策すればいいのでしょうか。
クモが出る『原因』から対処していこう
家の中でのクモの出現に困った時には、まず『クモが出現する理由』から考えていくのがカギです。
ハウスクリーニングを手掛ける、『カジタク』のウェブサイトでは、以下のように説明しています。
クモはダニやアリといった小さな虫から大きな虫まで、さまざまな虫をエサとします。
例えば、ハエトリグモはその名の通り小型のハエを捕食するほか、家の中で見ると驚いてしまう大型のアシダカグモはゴキブリすら食べてしまうのだそう。
つまり、これらのクモが何度も家の中に現れるというのは、ハエやゴキブリといったクモのエサとなる虫が家の中に多いということなのです。
クモの発生を防ぐ効果的な予防策
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クモの巣を見つけると、まずは取り除くことを考えがちですが、それでは根本的な解決にはなりません。
ゴキブリやアリ、ダニといったクモのエサとなる虫がいる限り、繰り返し巣を作る可能性があります。
置き型やくん煙タイプの駆除剤を使うなどして、クモのエサとなる虫を駆除していきましょう。
また、外から虫が侵入するのを防ぐため、窓やドアの開けっ放しにも注意が必要。窓のサッシの隙間や網戸の小さな穴も、隙間テープでしっかりとふさいでください。
クモのエサとなる虫は、食べ物のかすやホコリに集まる習性があります。そのため、こまめな掃除を心がけて、清潔な状態を保つようにしましょう。
虫を駆除した後はクモ対策を
虫を駆除した上で、クモ自体が近寄らないように工夫することも大切です。
市販のスプレータイプの忌避剤を、クモが巣を作りやすい軒下や窓のサッシ、ベランダの隅などに散布しておくと、一定期間クモを寄せ付けにくくなります。
貼るだけでクモの侵入を防いでくれる、テープ状の対策グッズもおすすめです。
また、シリコンコートが含まれた薬剤を使うとツルツルと滑りやすくなるので、クモが嫌がって巣作りを諦めてくれるかもしれません。
「クモの巣を取ったのにまた作られた…」というイタチごっこを終わらせるためにも、発生の原因から見直してみましょう。
クモの巣の取り方
ほうきなどの掃除道具でクモの巣を取ると、ねばねばした糸が付いてしまいます。
そのような時は、ほうきの先に水切りネットをかぶせて、クモの糸を巻き取りましょう。巣が取り除けたら、水切りネットを外してそのまま捨てるだけで掃除が完了します。
なお、クモの中には強い毒を持つ危険な種類もいるため、注意が必要です。丸くて黒い体に赤い模様がある『セアカゴケグモ』は、見つけても素手で触らないようにしましょう。
毒グモを発見したり大量にクモが発生したりした場合は、プロの駆除業者に依頼すると安心です。
クモを退治したい時は、本記事で紹介した対処法や予防策を試してみてください。
[文・構成/grape編集部]