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ゴキブリ対策の方法を侵入経路別に解説! 出没時の駆除方法も

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

できれば家の中で見たくないゴキブリ。

わずかな隙間からでも侵入するので、どこからやってきたのか見当がつかないことも珍しくありません。

ゴキブリは人を不快な気分にさせるだけでなく、感染症や食中毒の原因にもなるので、しっかりと侵入対策を行いましょう。

また、ゴキブリ駆除の方法も知っておくと、出没時にも落ち着いて行動できますよ。

当記事では、家庭におけるゴキブリ対策の方法を、侵入経路別に詳しく解説。

さらに、出没時の正しい駆除方法と、ゴキブリ対策のポイントも紹介します!

※記事内にゴキブリの画像やイメージイラストなどは使用していません

【侵入経路別】ゴキブリ対策の方法

ゴキブリは狭い隙間を通り、あらゆる方法で室内に侵入します。

快適な室内に入ると繁殖する恐れもあるので、侵入経路を塞いでゴキブリを寄せ付けない環境を整えることが大切です。

特に排水管などは外とつながっているので、しっかりと対策しておきましょう。

ここでは、ゴキブリ対策の方法を、侵入経路別に詳しく解説します。

玄関

人が玄関を開けた瞬間に、ゴキブリも一緒に家の中へ侵入することがあります。

玄関ドアに郵便受けやペットドアがある場合は、その隙間からゴキブリも入ってくる可能性も。

特に、戸建てやマンションの1〜3階に住んでいる人は、玄関のゴキブリ対策を行いましょう。

玄関ドアに隙間がある場合は、隙間を埋めるテープで塞ぎます。

玄関の郵便受けに郵便物がある場合は早めに回収するか、思い切って郵便受け自体をなくし、別の場所にポストを作ることも1つの方法です。

下駄箱にゴキブリの忌避剤(ゴキブリよけのスプレーや薬剤)を撒いておくこともおすすめ。

ゴキブリが嫌うミントやユーカリなどの香りのアロマディフューザーを置くと、おしゃれにゴキブリ対策ができますよ。

ベランダや窓

玄関と同じく、戸建てやマンションの低層階では、ベランダや窓がゴキブリの侵入口となることも。

ベランダに行き来する瞬間や、網戸に空いた穴の隙間から、ゴキブリが侵入する可能性はおおいにあるでしょう。

ベランダや窓のゴキブリ対策として、まずは網戸の隙間や穴を埋めることが大切です。

網戸用の隙間テープで応急処置を行うか、網戸の張替えを行いましょう。

網戸はホームセンターなどで購入でき、網戸用の押さえゴムがあれば簡単に張り替えることができますよ。

ベランダや庭にゴミ箱を置いている場合は、ゴキブリが寄ってきやすいので要注意。

ゴミ袋はこまめに取り替える、防虫剤を置くなどの工夫をしてくださいね。

シンク周り

ゴキブリは暗くて湿気がある場所を好むので、排水管を通ってシンクに出てくることも珍しくありません。

基本的に、排水管には害虫の侵入を防ぐトラップが設けられているものの、水がない場所を進んで排水口まで上ってくるゴキブリがいます。

何度もキッチンで見かける場合は、排水管の中に棲み着いている可能性もあるので、しっかりとゴキブリ対策を行いましょう。

ゴキブリが上がってこないように、排水溝にはゴミ受けを設置します。

5mm以下の細かい網目の、シンクに隙間なくフィットするゴミ受けを選びましょう。

また、市販のパイプクリーナーを使って、排水管の掃除も定期的に行ってくださいね。

換気扇や通気口

換気扇や通風口は、外と直接つながっているので、ゴキブリの侵入経路の1つとなります。

特に、油や食べ物の臭いがするキッチンの換気扇は、ゴキブリが現れやすい場所です。

お風呂やトイレの換気扇からも、水を求めてゴキブリが侵入することがあります。

換気扇や通気口には網目の細かいフィルターを取り付け、定期的に張り替えましょう。

防虫フィルターであれば、ゴキブリ対策により効果的です。

また、換気扇が動いている間はゴキブリが侵入しにくいので、どうしても気になる時期は24時間つけっぱなしにするという方法も。

エアコン

高温多湿で暗いエアコンの中は、ゴキブリにとって最適な環境です。

また、室内機から屋外へつながっている排水用のドレンホースや、エアコンの配管を通すスリーブ穴からゴキブリが侵入することがあります。

エアコンのゴキブリ対策としては、ドレンホースの穴に防虫キャップを取り付ける、スリーブ穴を塞ぐといった方法が効果的です。

防虫キャップは、100円ショップやエアコンクリーニング業者から購入できますよ。

スリーブ穴はパテで塞がれているケースが多いものの、経年劣化で隙間やヒビができていることも。

パテはホームセンターなどで販売されているので、古いパテを取り除いた上で、新しく塗り替えましょう。

荷物や観葉植物

ダンボールなどに紛れ込み、宅配物と一緒にゴキブリが家の中に侵入することも。

保湿性と保温性に優れたダンボールには、ゴキブリの幼虫や卵が潜んでいる可能性があります。

また、観葉植物もゴキブリに適した湿気と温度、養分がそろう場所。

鉢と受け皿の隙間で、ゴキブリを見かけることも珍しくありません。

宅配や引っ越しに使用したダンボールは、すぐに処分してくださいね。

観葉植物は、なるべく明るくて風通しのよい場所に置き、枯れ葉はこまめに取り除きましょう。

ゴキブリが出没した際の駆除方法

ゴキブリを頻繁に見かけるようであれば、家の中に棲みついている可能性もあります。

ゴキブリを見つけた際は、叩いて潰さずに殺虫スプレーで弱らせ、ビニール袋に密閉して処分しましょう。

殺虫スプレーがない場合は、食器用洗剤や消毒用アルコールスプレーでも動きを止めることができますよ。

ゴキブリを見失った際は、市販の駆除アイテムを活用することがおすすめ。

下表に、ゴキブリ駆除アイテムの特徴をまとめます。

設置型(毒餌、ベイト剤タイプ)薬剤入りの餌を食べたゴキブリと、そのフンや死骸を食べたゴキブリを駆除できる。ゴキブリの姿を見ずに退治したい人におすすめ。
待ち伏せ型スプレーを吹き付けておくと、通ったゴキブリを駆除できる。ゴキブリを捕らえる粘着シートタイプもある。
燻煙型殺虫成分が入った煙を焚くことで、部屋中のゴキブリを残らず退治する。即効性があるものの、家具や精密機器をビニールで覆うなどの準備が必要。

キッチン用や排水管用、ベランダ用など、場所に合わせたゴキブリ駆除アイテムもあります。

殺虫剤の成分によっては、赤ちゃんやペットに危険が及ぶこともあるので、商品説明を読んだ上で安全に使用してくださいね。

ゴキブリ対策のポイント

ここでは、ゴキブリを寄せつけないために意識したいポイントを紹介します。

場所別のゴキブリ対策と合わせて、ぜひ実践してくださいね。

・季節に合わせた対策を行う

ゴキブリは夏に活発になるものの、近年では暖房器具の普及により、時期を問わずゴキブリが発生しやすくなっています。

冬場は主に卵や幼虫の姿で越冬しているので、燻煙型の殺虫剤で駆除しておくと、春以降の活動を抑えることができますよ。

・転居の際は入居前に燻煙剤を使う

中古物件や賃貸住宅などの場合、すでに棲みついているゴキブリを駆除するために、入居前に燻煙型の殺虫剤を焚いておきましょう。

しばらくの間、新たなゴキブリの侵入も防ぐ効果もあります。

・ゴキブリが棲み付きにくい環境を作る

生ゴミや新聞紙など、ゴキブリが好むものは溜め込まず、部屋を清潔に保つことが大切です。

食品は蓋つきの容器に入れる、使った食器はすぐに洗うなど、基本的な衛生管理を心がけてくださいね。玉ねぎなどを常温で保存する場合は、新聞紙にくるみましょう。

まとめ

ゴキブリの侵入経路は玄関、窓、ベランダ、シンク周りとさまざまで、それぞれの場所に応じた対策が必要です。

基本的には隙間を塞ぎ、防虫グッズを活用することで、侵入経路を遮断できます。

ゴキブリを見つけたら潰さずに、弱らせてからビニール袋で密閉して処分することがポイント。

市販のゴキブリ対策グッズを使用して、家の中のゴキブリを残らず駆除しましょう。

また、季節に合わせた対策を行ったり、ゴキブリを寄せつけない環境を作ったりすると、ゴキブリの出現頻度がグッと低くなりますよ!


[文・構成/grape編集部]

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