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無防備で草むらに入るのはNG! 注意喚起に「十分に気を付けたい」

By - grape編集部  公開:  更新:

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草むらと手の写真

※写真はイメージ

レジャーが目白押しのゴールデンウィーク。

外出しやすい気温のため、キャンプやバーベキュー、ハイキングなどのアウトドアが人気です。

新緑を楽しむのにもピッタリな時期ですが、草むらや藪(やぶ)などに入る場合、注意したいポイントがあるとか。

※この記事では虫に関する情報を紹介しています。苦手な人はご注意ください。

マダニに刺されないよう注意!

春から秋にかけて、活動が活発になるのが害虫のマダニです。

日本全域に生息しており、吸血で死亡例がある病気を媒介するため、刺されないようにマダニ対策をするのが大切。

感染症などの専門家組織である、国立健康危機管理研究機構(JIHS)は、ウェブサイト上でマダニの生息場所や、具体的な対策を紹介しています。

マダニの生息場所

マダニは主に、野生動物が出没しやすい、野山や畑、あぜ道などに生息しています。

ただし、都市部も安心はできません。基本的には、人の管理が行き届いた場所にマダニは生息しませんが、動物に寄生して、公園や河川敷まで運ばれることがあるようです。

葉の裏などに潜み、寄生先の動物が通るのを待ち伏せしているため、一見何もいないように見える植物も気を付けてください。

マダニから身を守る服装

暑いと薄着になりたいところですが、自然が多い場所に行く際には、肌の露出を少なくして、マダニにかまれるのを防ぎましょう。

半ズボンやサンダルは無防備のため、長ズボンや、足を完全に覆える靴を選んでください。マダニが這い上って来る可能性があるため、首や手も忘れずに対策したいですね。

野山には、マダニ以外にも人間を刺す虫が多数いるため、それらの被害をまとめて防ぐことができそうです。

マダニを目視で発見しやすい、明るい色の服を着るのもポイント。

また、衣類にマダニが付く可能性を下げるため、長時間、地面に直接寝転んだり、座ったりするのはやめましょう。

マダニから身を守る方法

帰宅したら、マダニを家の中に持ち込まないよう、まずは衣類をチェック。万が一、マダニがいた際は、ガムテープで除去してください。

粘着面を衣類や靴などに押し付けると、手軽に確保できます。

見逃したマダニが潜んでいる可能性があるため、脱いだ衣類は、すぐに洗濯機へ。もし、すぐに洗濯できない場合は、ナイロン袋などに入れて密封する必要があります。

その後、すぐに入浴して、身体の柔らかい部位にマダニがかみついていないか、確認しましょう。

かまれていた場合は、医療機関で処置を受け、数週間ほど体調の変化に注意してください。

忌避剤の効果

出かける前に、マダニに適した虫よけ剤を使用するのも予防の一手。

とはいえ、完全に防げるわけではないため、先に紹介した対策と組み合わせて使用してください。

ゴールデンウィーク中のマダニ被害について、ネット上では「十分に気を付けたい」「長期休暇中にかまれて、号泣しながら病院に行った思い出がある」などの声が投稿されています。

人だけでなくペットもマダニの被害を受けるため、帰宅したら全身のチェックをしたほうがいいかもしれません。

楽しい時間を安全に過ごせるよう、対策を実践していきましょう。


[文・構成/grape編集部]

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出典
国立健康危機管理研究機構

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